庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

夏越(なごし)の大祓

2021-06-30 09:48:35 | 日記・エッセイ・コラム

六月も今日で終わりですね・・

昨年からのコロナ禍で揺れ続けた今年も、あっという間に
半年が過ぎてしまいました。

夏越の祓えとは、

六月の夏越の祓えする人は 千とせの命延ぶといふなり
                    (拾遺和歌集)

とあるように古くから罪やケガレを祓うために行われ、菅や茅で
作った魔除けの輪をくぐり抜ける行事で六月の晦日に行います。

ちょうど一年の半分が過ぎたところで半年分のケガレを祓い、
後の半年を心も新たにスタートしょうという気持ちから生まれ
た行事だと考えられています。

昨日半年分の汚れやケガレ祓いとともに、コロナ退散!を願って
近所の神社に茅の輪くぐりの参拝に行ってきました。

茅の輪のくぐり方。

茅の輪の由来。
疫病が流行した際に疫病から免れることが出来ると言われる。

この神社は天照大神をはじめとして、神道の
有名な神様が揃っていますね!。

参拝には120段の急な長い階段を登ります。

茅の輪をくぐって心身を清めたあとは、

”祈”コロナ退散!!。

これで今年後半も無病息災で過ごせるかな?。

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花はなぜ綺麗で魅力的なのか?

2021-06-29 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

綺麗な花を咲かせる多くの植物には、昆虫に花粉を届けてもらう虫媒花と
鳥に花粉届けてもらう鳥媒花があります。

これらの植物にとっては昆虫や鳥たちの目にとまって、気に入ってもらわ
ないと花粉を送り届けてもらえないため、死活問題にかかわります。

そのため、花の色や形や香りで昆虫などを引き寄せる必要があり、花にとって
外見は昆虫や鳥たちを引き寄せるための最も重要な要素となります。

人間界の男女の仲と同じく「アバタもえくぼ」という言葉は植物にも当てはまる
らしく、”蓼食う虫も好き好き”と言われるように虫や鳥たちの植物の好みもさま
ざまで赤い花が好きなのもいれば黄色が好きなもの、大きな花が好きなものもい
れば小さな花が好きなものなど・・

 文字通りさまざまな種類がいます。

だからこそ、多種多様なこれだけ多くの植物が存在している理由と言えます。 

自然界は同一ではなく ”みんな違ってみんな良い” なんですね!。

もちろん、植物はそのように考えて花を咲かせているわけではありませんが・・

非常に長い年月の間に地球上に現れた色々な植物のなかで、昆虫や鳥たちを呼び寄せ
ることができ上手く受粉して確実に花や実を付けることが出来たものだけが、この世
に生き残ってきたわけです。。

現在私たちの目に触れる草花は、虫や鳥たちにとってより魅力的に見える事によって、
長い年月を闘い抜いて 生き延びてきた勝利者だと言えます。

その結果として私たちは沢山の美しい花を眺めて愉しむ事ができるわけなんですね!。

チョウを呼ぶブッドレアの花に来たアゲハチョウ。

ヒメアカタテハも飛んできました!

メドウセージの花の蜜を吸うクマバチ。

ヒメジョオンの花で扱蜜するベニシジミ。

ヒメウラナミジャノメ。

 

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今日は雨降り?雨の特異日

2021-06-28 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

ブログのネタ探しに今日は何の日カレンダーを見ると・・

今日6月28日は雨の特異日だそうです。 

梅雨の最中の6月25日~7月2日ごろは、1年のうちでも最も雨が
降る確率が高い時季ですが・・

その中でも6月28日の確率は東京で53%と大変高く、雨の特異日
とされているそうです。

晴れの特異日の11月3日は有名ですが、雨の特異日の方はまだ
あまり知られていない?ようです。

今日の当地の天気予報は晴れのち曇りで、朝は晴れて降水確率は
午前0%、午後10~20%、夜40%~となっており、はたして
夜には雨降りとなるのでしょうか?!。

6月末の庭の花をアップします。

庭先で一輪だけ咲いたピンクのバラの花。

 

鮮やかな緋色 ヒメヒオウギスイセン。

 

ギボウシの花。

 

薄紫の紫陽花。

 

青いアサガオ。

赤いアサガオ。

 

 

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心の天気もよう

2021-06-27 10:13:58 | 日記・エッセイ・コラム

すっきりしない梅雨空が続いて、何となく心の中もスッキリとし
ませんが・・

梅雨時の五月雨が降ることを「さみだる」といい「さ乱る」にかけて、
「さみだれて物思う」などといい、心の天気もようをあらわすそうです。

そこで辞書で「心の天気」をあらわす言葉を調べてみました。

心が晴れる」「心が曇る」は、よく使われますね。

心の雲」、「心の霧」、「心の雨」は心の迷いやわだかまりを指し、
心の露」は哀しみ「心の氷」は心を冷やす憂いや不満や恐れをあら
わすそうです。

心の風」には、心のきびしく荒いさまと、心に俗塵が付くのを払う
意味があるそうです。 

出来ることなら「心の曇」や「心の霧」を振り払って、いつもスッキリ
と「心が晴れる」状態で居たいものですが・・

お天気と一緒で、なかなか思うようには行かないものですね。。

今日の画像は散歩で見かけた公園の花壇に咲く花をアップします。

黄金鬼百合。

キバナコスモス。

マリーゴールド。

オシロイバナ。

 

おまけは
一昨夜に撮った6月の満月(ストロベリームーン)。

 

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男梅雨と女梅雨、今年は男梅雨?

2021-06-26 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

当地方も梅雨の最中だが日によって夏の太陽がカラッと照り付けたり、
急に曇って激しい雨になったりして不安定な気候が続いている。

最近は温暖化の影響で気候の変動が激しくなっているせいか?。

昔のようにシトシトと長く降り続く陰性梅雨から、降るときは一度に激し
く降る集中豪雨型の陽性梅雨に変わって来ているように感じる。

この梅雨時の降り方の違いで陽性梅雨を男梅雨、陰性梅雨を女梅雨という
らしいが・・

今年の梅雨も、陽性型の男梅雨になって来ているようだ。

まだしばらく鬱陶しい雨の季節が続くが・・

梅雨の晴れ間にはカメラ片手の散歩を愉しみたい、と言うわけで梅雨の
晴れ間の散歩道で撮った季節の花をアップします。

夏空に映える木槿の花。

 

白いくちなしの花。

 

ピンクのボタンクサギ。

 

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