冬鳥も帰ってしまい、寂しくなったいつもの池。
お買い物帰りにたまたま通りかかると、対岸の木に白い花が沢山咲いている、と思ったら・・・
なんと白いサギが鈴なりではないですか!
その数はざっと見ただけでも70羽以上。
慌ててカメラを取り出して撮っていると、一斉に羽ばたいて逃げてしまいました。
その向かった先は・・・
いつも、カワウやオカヨシガモなどが休んでいた場所。
そこに一斉に降り立ったというわけ。
こらすごい!でも少し近づいてカメラを向けるとすぐに警戒して飛び立ちます。
ちょっとバラけましたが、それほど遠くには行きません。
あれ、なんだかいい雰囲気。
なにサギかと思ったら、全部ダイサギ。
目元を見ると、綺麗なコバルトブルーの婚姻色。
木のてっぺんに登ってアピールしているサギもいます。
センダンの枝のようですが、よくこんな細い所に器用に止まりますよね。
ヨシの向こうにも沢山。
こちらの二羽はお見合い?
ちなみに、ダイサギは日本に生息する最大級のサギです。
雌雄同色で、夏になると嘴が黒く、羽にふわふわの飾り羽が現れるそうです。
アピールのためもあるのでしょうか。
池ではもうひとつ、驚いたことがあります。
それは・・・
え~まさか!
なんと、4月中旬になって、まだキンクロハジロがのんびり浮かんでいました。
真夏のような暑い日と、肌寒い日が交互に繰り返す日々。
帰るタイミングが遅れてしまったのかも・・・それとも、単にめんどくさがり?
たまたま通った池でこんな光景が見られてラッキーでした。
オマケで、お散歩中にみた鳥たちも載せておきますね!
ツグミちゃん。絶賛だるまさんがころんだ中。
スズメノカタビラを熱心に食べているスズメ。お~い、着るんじゃないの?
今年初見のホオジロ。ちょっとヨシの茎に違和感あったので望遠で確認して見つけました。
すごくいい声で囀っていました。見上げるとキセキレイ!
おーい待って~
イソヒヨドリの雄。どこかにいい子いないかな~
やだよ~
【撮影:2024/4/14 宇治市】
今シーズンは冬の小鳥の姿をあまり見かけませんでした。
見たいと思って、例年鳥が多い京都府立植物園や京都御苑にいっても、いつもボウズ。
なので、3月も下旬になって豆粒サイズとはいえ何種類か見かけたときは思わずキャー♡でしたよ~
ということで、もし見えなかったら拡大してご覧くださいね~
最初は一番感激したこちらです。
池の畔、立ち枯れたセイタカアワダチソウが生い茂る藪に赤い鳥の小さな群れ。
雨がそぼ降る日でした。
結構遠いので、最初は赤っぽい姿をみてアトリかと思いました。
でも明らかに顔が違うし、体も鮮やかな濃いピンク色!
なんと、ベニマシコの群れが来ていました~
寒くて小雨が降る日だったので、いつもいる大砲オジサマたちの姿も見えず、私一人。
数羽いたベニマシコ、ほとんど逃げてしまったのですが、一羽だけ餌に夢中。
おかげで、ミニサイズとはいえ姿をカメラに収めることができ、ラッキーでした。
ベニマシコはアトリ科ベニマシコ属。
本州では冬鳥で、北海道・青森下北半島で繁殖するそうです。
背中の模様が少しアトリに似ていますね。
いや~、本当に運が良かったです。
この日はこれだけではなく、池の畔を縄張りにしているジョビ太君にも出会いました!
普段は藪の地面に隠れて全然見えないアオジちゃんも、サービス満点。
雨が降ってばかりなので、人目を気にしていられないのかもです。
それにしても保護色・・・
他にも、池の畔ではこんな鳥も。
枝被りどころではない悲惨な写真ですが、ウグイスです!
いつものカワセミも登場。
高い木の上には・・・
イカルがいました!
一昨年でしたか、京都御苑にうじゃうじゃいたのに、今年はとんと見かけませんでした。
遠い場所でしたが、見られてラッキーです。
その帰り、高い所でさえずっていたイソヒヨドリ。
あ、いた!と思ってパチリしたのですが、なんだか気持ち悪い写真になってしまいました。
なんと、イソヒヨドリはユスリカの蚊柱に取り囲まれて熱唱中。
北に帰る鳥も、居残り組の鳥も、色々見られた3月でした。
【撮影:2024/3 宇治市】
3月に入って春が足踏み。
週末もお天気がイマイチでなかなかお散歩ができません。
このままでは冬鳥の様子もみられない!
というわけで、平日でしたが早朝散歩にでかけることにしました。
お~、池に流れ込む水路にオオバン集結。
セキレイもちょろちょろ。
二羽いました。
セグロセキレイのようです。
歩いていると、ツツピー、ツツピーと賑やかに鳴く声。
どこ?
あ、電柱のてっぺん!
シジュウカラが喉も張り裂けんばかりにさえずって奥さん探し。
寒くても恋の季節なんですね~
ケヤキの新芽も膨らんできました。
池はというと・・・
ハシビロガモが元気に泳いで朝ご飯中。
なぜかここのハシビロガモはくるくる回らず直線的に泳ぎます。
そして、キンクロハジローずはこんな感じで。
みんな水滴がついているのは、ちゃぽんちゃぽん潜って朝ご飯を食べているから。
こんな感じで。
あ、出てきた!
いつものんびりしているキンクロハジロとは違い、潜ったり出てきたり忙しいです。
あとはオオバンちゃんたち。
全くいつものメンツばかりですが、まだいてくれること自体が嬉しいというわけで・・・
今日も登場してもらいました~
追記:昨日も見に行きましたが、全く同じメンツが残っていました!
【撮影:2024/3下旬 宇治市】
3月上旬は寒い日が続き、お散歩に出かけても花が見られないことが多かったです。
それでも、コブシの蕾は・・・
厚い毛皮のコートを脱いで蕾がこんにちは~
よく見ると、一輪だけ花が開きかけたまま、寒さで端の方が茶色くなっていました。
小鳥たち、声はしても姿がみえません。
あ、あそこに一羽!
モズ子ちゃんです。
それも近づいても全く動じずに止まっているではないですか。
そーっとそーっと・・・
ばっちりポートレートが撮れました!
下の方には星の瞳こと、オオイヌノフグリが霜に覆われて寒そう~
でもこの季節、まあまあ陽射しは強いので、すぐに溶けるでしょう。
あれ、あそこにキジバトの後ろ姿。渋い羽の模様ですね~
ちょっと、文句あんの?
ごはん食べるの忙しいねんから。
花はないと思っていたら、ニセカラクサケマンがコンクリ壁の隙間にびっしりと咲いていました。
池の方に回ってみました。
いるいる。
まだまだカワウは婚姻色です。翡翠色の目が綺麗。
ハシビロガモは朝のお手入れ中。
コサギが餌を探しています。
あれ、羽がすごくふわっとして綺麗。冠羽もありました。
もう繁殖羽なんだ~
夕方もう一度池の方に行ってみました。
あれ、沢山の水鳥。キンクロハジロとホシハジロが集結しています。
(普段はせいぜい20羽くらいです)
ひょっとして北帰行のために集まっているのでしょうか。
ホシハジロ夫妻
遠くにはハシビロガモが並んで泳いでいました。
この季節になると、池に行ってはカモの姿を確認してちょっとホッとしています。
だって行っちゃったら寂しいから。
この後は行ってないのですが、3月中にはいなくなるでしょうね・・・
【撮影:2024/3上旬 宇治市】
毎週お散歩していると、色々な鳥さんと遭遇する機会があります。
それどころか、向こうから家に来てくれることも・・・
そこで、今日は2月上~中旬に見た地元の鳥さんをぜ~んぶ出してみますね!
2サイズで載せている写真もありますが、どれもトリミングはしていません。
ではどうぞ!
おっはよ~
鳥ちゃうやん!
その通り、センダンの葉痕ですが、これを見たお天気のいい朝、珍しく池の畔に沢山小鳥がいました。
センダンにコゲラ!
お久しぶりのモズ
ちょっと遠いな~こっち向いてよ!
「ん?」
最近物おじしないコサギ
前にいるのは潜水艦・・・ではなく、カワウが二羽。
立ち上がると、カワウ、でかっ!
あっちこっち華麗に飛び回り、お魚ゲット~
ダイサギもいましたよ。
コサギに比べたらゆったりした動きです。
それでも小魚を捕まえるととっとと走り出しました。
あ~画面からはみ出した!
南池に行くと、キンクロハジロがこちらに突進。
餌がないと分かると、「ふん」
そうそう、池の畔のニホンズイセンが綺麗です。
特に逆光が。
そして水路にはカワセミくん!
普段は風情のある木の枝にいることが多く、大砲オジサマたちはそちらで待機。
一人帰路につく私の目の前に現れたカワセミはとても庶民的。
ロケーションがイマイチだからか、こちらを狙う人はいません。
そして別の日、お買い物帰りに目の前の枝に止まっていたカワセミ。
え、逃げない?じゃあ、もっと近くで・・・
あまりに目の前にいたので、通りすがりのご夫婦がスマホで撮ろうとチャレンジ。
でも動きが大きかったので、逃げて行ってしまいました。
そのくらい近くでしたね~
最後は自宅です。
蕾が徐々に膨らんできたダンチオウトウの枝にジョビ子ちゃんが止まりました!
これってもっと近寄れる?
きゃ~、可愛すぎです!
今年は出会う回数は少ないですが、近寄れる鳥さんが多くてラッキーでした!
【撮影:2024/2上旬~中旬 宇治市】