なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

道草日記~2019年1月

2019-01-31 05:07:01 | 道草日記

早いもので1月も今日で最終日。
ということで、今年初めての道草記録です。
いつもの通勤コース、先月もちょっとお話しましたが、お正月に全て道草が抜かれてしまい、今に至っています。
そこで、今回も少し探索範囲を広げて生えている道草を調べてみました。

わかったのは、案外1月になっても花が咲いていたこと。
春の花の葉っぱがもう出てきていること。
ほとんど一年中生えている草があること・・・

記録したのは主に1/12と1/14です。
なので、1月末には消えてしまった花も・・・
でも、ノボロギク、ニセカラクサケマン、カラスノエンドウあたりはますます沢山咲いてきています。
アメリカオニアザミは1月末の厳寒時、初めて花を見かけました。

皆さんのお近くで咲いている道草と比べてどうでしょう。
同じ? それとも結構違っていますか?
良かったら、その辺りのコメントくださいね^^


〇花が咲いていたもの(五十音順、以下同様)

・アメリカオニアザミ
雪が降った翌日(1/27)、美しく咲いているのを発見しました。


・アレチハナガサ
いつも行くK池のほとりにぽつんと咲いていました。


・イヌホオズキ
寒いからか紫色になっていました。アメリカイヌホオズキかもしれません。


・オニタビラコ
こちらも年中無休ですが、春ほどの元気はありません。


・オランダミミナグサ
最近あちこちで見かけるようになりました。


・カラスノエンドウ
寒い方が得意なようです。


・キュウリグサ
こんなに小さい花が雪の日も健気に咲いていました。


・コセンダングサ
もう全部実になったと思っていましたが、場所によっては咲いています。


・シロツメクサ
こちらもほぼ年中咲いています。下の葉はヨモギ。


・シロバナマンテマ
山科川沿いでもう咲き始めていました。結構な数です。


・スズメノカタビラ
溝蓋隙間代表選手。緑の少ない時期は、イネ科の雑草でも可愛いです。


・セイヨウタンポポ
もう、寒くて、寒くて・・・


・チチコグサモドキ
・ツメクサ
・ニセカラクラケマン
以前は山科川沿いだけでしたが、今は他の場所にも次々進出しているようです。
元祖、山科川の花はますます増えてきました。


・ノゲシ
年中無休。


・ノボロギク
どんどん伸びて、どんどん咲いてきています。


・ハキダメギク
なぜに今咲いている??


・ヒメオドリコソウ
今冬初見です。


・ヒメジョオン


・ヒメツルソバ
・ミチタネツケバナ


・ムラサキカタバミ


・メリケンガヤツリ


・ランタナ
前に緑色のランタナの蕾を紹介しましたが、これだけ色が明るくなってきました!



〇葉、芽のみ

・アカカタバミ
・アメリカオニアザミ
・アメリカフウロ
・カスマグサ
明らかにカラスノエンドウより葉が小さく、明らかにスズメノエンドウより葉が大きいです。
なので、カスマグサとしましたが、どうでしょう。


・カタバミ
・カラムシ
・ギシギシ


・コニシキソウ
・コハコベ


・センニンソウ


・ホトケノザ


・ミドリハコベ
・ヤエムグラ



〇実、種、終わりかけ

・エノコログサ


・コセンダングサ


・セイタカアワダチソウ


・セイヨウカラシナ
・ノゲシ


・ハマスゲ
・マルバルコウソウ(タネ)


・メリケンカルカヤ
・ヨモギ


以上、47種類。
一番端境期と思っていた1月に結構沢山の花がみられました。

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温室特集・ラストはブルー♪~宇治市植物公園1月編 (7)

2019-01-30 05:15:49 | 植物
ぬくぬくお楽しみいただいた(かな?)宇治市植物公園の温室特集、最後は青い花です!
・・・といっても、赤やピンクに比べて青系は少数派。
少数精鋭ラインアップをごらんください。

最初はこちら。
タチハナアナナス(パイナップル科)。
本名(学名)は、チランジア・キアネアといい、観葉植物として育てられているそうです。
ピンクのしゃもじ状の部分は苞だそうで、そこから紫色の美しい花を咲かせます。




この後は、キツネノマゴ科三兄弟。
まずは、ご存知コダチヤハズカズラ(木立矢筈葛)。
淡い青の花を良く見かけますが、こちらは濃い紫色。
高貴な色合いにうっとりです。



特徴的な筒状の花。




こちらはベンガルヤハズカズラ。
薄青色が美しい・・・




そしてこちらは一番大好きルリハナガサ♪
いつ行ってもいくつかは咲いています。
ぴろんと突き出す蕊がとっても可愛いです。




え、これで終わり!?

はい、そうなんです。
オマケで、今の時期だけやっているフラワーツアー用に作られた櫓から眺めた温室の写真をどうぞ。



こうやって見ると、結構広く見えますね!
やぐらというだけあって、ぐらぐらして登るのがこわかったです。




おしまい。





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温室特集・すっきり白&オレンジ♪~宇治市植物公園1月編 (6)

2019-01-29 05:01:42 | 植物
さて、今の時期、温室の白い花といえばこれですね!



白いカリアンドラ、カリアンドラ・ハエマトケファラ/アルバ(マメ科)です。
咲くやこの花館でも見ましたが、宇治市植物公園の花の方が初々しくて綺麗でした。

もっと初々しかったのがこちら。
場所が違うのですが、先日京都府立植物園の温室で見たカリアンドラです。
まだ開ききっていない半球形。
もっと開花が進むと丸くなり、最後は蕊が茶色くしなしなになって枯れます。




白いといえばこちらも・・・
ゲンペイカズラ(シソ科クサギ属、源平葛)です。
白い苞と赤い花の対比が美しく、紅白から「源平」の名が付けられました。
今回は花が少なく上の方にこのピンクがかった花が咲いていただけでした。




葉が大きく、これまであまり花を気にしていなかったこちらは、
コスツス・マローティーアヌス(オオホザキアヤメ科)というそうです。
今回花を良くみると、結構可愛いことに気付きました。
ちょっと、「あーっ!」と言ってる口のようにも見えます。
ちなみに、花言葉は「幸せを招く」だそうです^^



以前はショウガ科だったそうで、確かに葉の大きさはショウガに通じるといえば通じるような・・・




もう一つ、オレンジ系を。
咲くやこの花館のハイビスカス室では咲いていなかった、ハイビスカス、フラミンゴ(アオイ科)です。
いつも咲いているような気がします。
華やかでいいですね~




お次は、何度かご紹介したピタンガ(フトモモ科)。
ピンクの実は桜桃を凌ぐ美味しさと言われている・・・とのことでしたが、係りの方のお話では、「微妙」だそうです。
好みがあるのかもしれませんね。
花は蕊がとても美しいです。




最後はあまり目立たないけれど、妙に気になる白い花、フブキバナ(シソ科、吹雪花)です。
シソに似ていると思ったらやっぱりシソ科でした。
蕊の先の赤紫色が気に入りました。




明日は最後の青系です。

実は、この特集を終えないうちに、京都府立植物園の温室にも行ってしまいました。
そちらは整理が終わったらまた見てくださいませ^^;


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初物です♪ セツブンソウ~京都府立植物園 1月(速報)

2019-01-28 05:03:11 | 植物
先日ご紹介したハナナ、酢味噌和えとお浸しにして食べてしまったのですが、
数輪残してカップに挿しておいたらこれこの通り。
すっかり玄関は春のように・・・



ところが、現実は甘くありません。
先週末、雪の予報を気にしながら出かけた京都府立植物園。
途中、日が射すこともありなんとかいけるかな~と思ったのですが・・・

あらら・・・
ワイルドガーデンが本当にワイルドに何もなく・・・



強風と共に雪が降ってきた!
その名の通り雪の中に咲いているカンツバキを撮ろうと思ったのですが・・・
カメラに雪が吹きつけ、枝もユラユラ。




隣にある赤い蕾は梅。
と、撮りたいけど・・・横殴りの雪が・・・




あ、あそこに一輪だけ・・・




これはもう休憩所直行かと思いました。
そんな中、ちょっと気に入った感じに撮れたフジバカマのハナゴノスガタ。



最近京都南部ではほとんど雪が降らないので、ある意味私に撮っては貴重な映像です。

すこし小止みになり、日差しが出てきたので、予定通り植物生態園に向かいました。
目指すは・・・

あったー!



セツブンソウ(キンポウゲ科)、たった一輪、最初の一輪が私を待っていてくれました^^/

後姿も可愛い♪


                  蕾のついた株も
                  


そうこうしているうちにすっかり青空が広がってきました。
バンザーイ!


(カナクギノキ/クスノキ科クロモジ属)

本日は速報でした。
明日はまた、ぬくぬくの宇治市植物公園の温室に戻ります。
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温室特集・ふんわりピンク♪~宇治市植物公園1月編 (5)

2019-01-27 06:31:33 | 植物
いや~この週末の寒さはハンパじゃないです。
「今年は暖冬やね、一回くらい雪降ればいいのに。」なんて話していたバチが当たったのか、
昨日はしっかり吹雪の中、植物園を彷徨するはめになりました。

ということで、今日は写真の中だけでも暖かさを・・・
宇治市植物公園温室のピンクの花特集です!

トップバッターはやっぱりこの子でしょう。
ドンベア・ウォリッキー(アオギリ科)
まるで、フリフリのピンクのドレスを着たフランス人形のような姿に、全ての女子がうっとり。




近くに咲いていたこちら。ピンクとは言えませんが、仲間に入れてやってください。
植物園イチオシのバルボフィラム(ラン科)。
珍しい種類のようで、香りが独特・・・と言うことで嗅いでみると、とっても微妙。




さて、気を取り直して次に進みます。
あ、あの方も、この方も美しく撮られていたあの花が頭の上に!
ブーゲンビリア(オシロイバナ科、和名イカダカズラ(筏葛))です。
ピンク一本やりと思っていましたが、緑の葉とのコラボもとっても素敵。



調子に乗ってパチパチやりましたが、イマ億の写真ばかりです。
雰囲気だけ・・・



               火炎葛と筏葛のコラボ
               


あまり馴染みのないこの花は、メディニラ・スペキオサ(ノボタン科)。
なるほど、ノボタンのような花が咲いていますね。



でも全体をみると、シャンデリアかブドウのよう!
英名でも、「アジアの綺麗なブドウ」と意味の、Asian Showy Grapesという名が付けられているそうです。




そして、お待たせしました!
今の時期、宇治市植物公園の温室で咲くピンクの花といえばこちら!



あれ?落ちた花?
ごめんなさい。咲いている花はどれもそっぽ向いていて上手く撮れなかったんです。
あの、トックリキワタ(パンヤ科)の花、落ちたものをそっと飾ってありました。

          こちらは、白い綿。よく水をはじき、昔はライフジャケットの中綿などにも使われたそうです。

          

せっかくなので、去年撮った花と、



                         別名の「酔っ払いの木」の名前の由来となった、ビール樽のような太った木をどうぞ!

                         



どのピンクもなかなか華やかでいいですね。
明日は、白~オレンジ特集です!



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