なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ガーデンミュージアムに行ってきました♪ <夕暮れ~夜景編>

2017-08-30 06:20:03 | 植物
先週末、涼を求めて比叡山山頂のガーデンミュージアム比叡に行ってきました。
ときどき、みん花の投稿でも見かけることがあり、漠然と「園芸植物の植えられた綺麗な植物園」という印象があったのですが、なかなかどうして!
行ってみたら野草好きの私でもすご~く楽しめる、素敵なところでした。

特に、この夏の時期は、週末を中心に20:45まで開園しており、園内各所のイルミネーションや、山頂から見る大津や京都市内の夜景を見に、夕方から大勢の家族連れ、カップルが集まってきていました。

私も星好きの夫(通称、星夫)と一緒に昼ごろから出かけ、延暦寺に参拝した後、16時ころに園内に入りました。
(延暦寺の様子や、明るい時間帯の花の様子はまた別の機会にブログにしますね)

一通り花を見た後、京都に下りるロープウェイ側の出口を見つけたのでいったん外に出てみると、眼下にきれいな京都市内の光景がみられました。ちょうど太陽の方向だったので、「ここだったら、夕焼けがみられるかもね」と、しばらくそこで粘ることにしました。
(余談ですが、京都に住んでいながら、京都側からロープウェイを使って山頂に登れるとは知りませんでした。最終が21時なので、十分徒歩でも夜景を見にいけるんですね!)

以下、夕暮れの光景です。

17:50頃


18:30頃


18:40頃


18:55頃。京都市内の灯りが見えてきています。


夕暮れの燃える赤。

暗くなったので園内に戻り、琵琶湖側を見ると、美しい夜景を見ることができました。
コンデジ、手持ちなので、一枚だけ。浜大津港とミシガンの出航がみられました。


さて、園内は随所でイルミネーションがみられました。


特に、LEDではなく、蝋燭の灯りがロマンチックで素敵^^
でもひとつずつ、職員の方が手で火をつけていくのがすごく大変そうでした^^;;


一番気に入ったのが、これ。

プラタナスのイルミ。


やっぱり最後は見上げる写真になってしまいました~(笑)







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植物小ネタ集(1) みて納得!トクサ

2017-08-25 21:22:16 | みんなの花図鑑
いつも重厚長大な記事を書くには、ネタもなければ、時間もない・・・というわけで、みん花風、なつみかんらしい特集を始めることにしました。
名づけて、「植物小ネタ集」。植物を観察して、ちょっと気になったこと、面白いな~と思ったことなど、思いつくまま、ランダムに書いていきます。

記念すべき第1回・・・これな~んだ?


はい。トクサです。トクサ科トクサ属トクサ。地味~ですね。
元地味~ず広報としては、こういう植物でブログ本番始めるというのもいいでしょ。

で、先端の黄色い部分に寄ります。


あれ?何かに似てますよね。そう、あの春を告げる可愛いツクシですね^^
これこれ!


それもそのはず、ツクシの本名はスギナ。同じくトクサ科トクサ属のシダ植物なんです。
ツクシはその胞子茎。先端からご存知、緑色の胞子をパフパフと飛ばします。
そして、このトクサも夏、先端にツクシに似た「花」(胞子葉)をつけるんですね~
ちなみに、トクサは漢字では砥草とも書きますが、茎の表面が砥石のようにざらざらしていて、木工品を磨くヤスリとして利用されたそうです。

これがスギナ。生え始めはツクシから毛が生えるような感じです。


スギゴケ。


スギでした。


トクサの話じゃなかったんか~い^^;;
最後はやっぱり巨木になってしまうなつみかんでした。
お粗末さまでした~







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日光を見ずして・・・(最終回)

2017-08-22 05:52:48 | 旅行
だらだらと書いているうちに、旅行に行ってから早くも一ヶ月が経ってしまいました。
みん花を卒業し、ブログ族(ブ族)の一員となったからには一刻も早い投稿を・・・と思い、早起きして残りの記事を書くことにしました。うう・・眠い。

さて、どこまで書いたかな・・・そうそう、やっと男体山を望める戦場ヶ原に着き、雨も上がったというところでした。
山の上のほうに雲はかかっていましたが、何とか見えてよかった!!


一面の緑の湿原にぽつんと生えるシラカバ。


標高1400mのこの湿原は、とても広々して涼しく、一帯がラムサール条約に登録されているそうです。
ちなみに私が歩いた散策路は「戦場ヶ原自然研究路」といい、戦場ヶ原を流れる湯川と平行して、出発地点の赤沼と湯滝の間を伸びています。
歩いているとこんなものが!


まるでオブジェのようですが、カラマツの根っことのこと。先ほどの湿原の写真にもぽつぽつ見えていましたが、この辺りにはカラマツが生えています。


見晴らしの良いこの場所にはベンチなどが設置され、お弁当を持った方々がのんびりと景色を眺めながら昼食をとっておられました。
それにしても、道中一箇所もトイレがないこの散策路で食事をする勇気は私にはありませんでした。
「南関東の小学生の修学旅行コース」とWikipediaにあり、途中何組も団体に出会いましたが、この問題はどうしてるのかなあ。

ということで先に進みます。
この辺で、付近で見た花たちをご紹介^^
先日も載せたカラマツソウがこの辺りにも沢山♪


ミヤマイボタがあちこちに白い花を咲かせていました。


もちろんホザキシモツケも。こちらは男体山とは反対側です。蕾が多く、まだこれから楽しめそうでした。


少し進むと色々な花が登場!

ハクサンフウロ


ノアザミ


ミズチドリ


ホザキシモツケにとまるこのチョウは何?


コオニユリも咲き始め


イブキトラノオの乱舞


周りを歩く方々と、キレイですね~と言い合いながら景色に見とれていました。

そろそろ先を急ぎます。湿原を過ぎると、湯滝までは、また湯川沿いに林道を行くコースになります。
ここまでくると人の姿がまばらになり、少し心細くなってきました。

途中で見たゴマギ・・・多分。


終点の湯滝が見えてきたときには、思わずホッとしました。
で、出口にあったのがこの看板。
聞くと、隣の小田代が原では、新鮮な熊剥ぎが見つかっていたとか・・・きゃー!怖すぎ!


湯滝です。白い水煙を上げてかなりの迫力でした。


ここの食堂で「きのこ付けめん」をいただきました。ピンボケですが、一応写真があったので・・・
かなり量が多く、濃い味だったので、抜けた塩分とエネルギーが補給できました。

後で調べたら、このきのこは「チタケ」(乳茸)というきのこで、チタケを使っためんは栃木県民の愛する郷土料理だそうです。
「ナスと炒めて味付けする」とあり、確かにそういう味でした。普通のしいたけなどと違う弾力のある食感が特徴的。
なお、植物のチダケサシは、このチタケを茎に刺して持ち帰ったから付いた名だそうです。

これで長かった日光の(ブログの)旅も終了です。
最後に、湯滝から湯滝バス停に向かう途中で見た、ミズナラの巨木をば・・・すごい迫力に打たれました。


みなさん、長々長々とお付き合いくださってありがとうございました。
これから、自分のスタイルを作っていくつもりですので、今後ともよろしくお願いします!








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みん花追想・・・なつみかんの独り言

2017-08-19 08:40:07 | みんなの花図鑑
個別にお知らせした方もいらっしゃいますが、昨日、なつみかんはみん花(みんなの花図鑑)での投稿を終了しました。
花をたずねて3000枚(くるんちゃん、パクッてごめん!)、まだ今月いっぱいみん花はありますが、ちょうど区切りがいいのできっぱり打ち止めにした次第です。

私がみん花に入会したのは2015年9月26日。京都府立植物園で写した写真の中に、名前の分からない花があったからです。
名前を気軽に聞けるらしいと聞いて入会し、おそるおそる名前を聞くと、なんとものの5分も経たないうちに何人もの方から名前を教えていただきました。
最初は、教えていただいた名前の中から自分で正解を選ぶという方式に違和感がありましたが、実際に花を見たのは自分なので、ネットなどと組み合わせることによって、むしろその方がいいのではと思うようになりました。
(余談ですが、こんな一枚の写真で花の本当の名前が分かるわけがないという論争がつねにありました。それは事実だと思いますが、素人なので、学名レベルまで分からなくても、「〇〇の仲間」でいいのではないかと思っています。)

そのとき教えていただいたカラスノゴマ。


その後も不慣れでまごまごしていた私に、多くの先輩たちが声をかけてくださり、元々植物好きだった私は、すぐにどっぷりとみん花ワールドに漬かることになったのでした。

みん花の良さには色々ありますが、花の名前を教えていただく以外にも、

・植物であれば、野生種、園芸種どちらも自由に気軽に投稿できる。
・投稿された写真は随時サムネイルで見ることができる。
・投稿のテンプレートが簡単かつ充実しており、花の名前、投稿者、コメント、追加写真など、使い方次第で自分の花図鑑が作れる。
・色々な人と簡単にコミュニケーションが取れる。
・色々な地方の花を見て、季節の移り変わりや、地域差、環境の変化など感じることができる。

などがすぐに思いつきます。
特に、ひとつの花を見て、わいわいみんなで話ができることがすごく楽しく、今になって思うと、すごく意義があったと感じます。
北は北海道から、南は沖縄までの人が一同に会して、やれもう咲いただの、今年は雨が多いから花が遅いだの、気負わずやり取りできたのは、みん花ならでのメリットだったな~とブログに移行してみてつくづく思います。

また、サムネイルの写真を、まるでス〇ードラーニングのように、たださーっと毎日斜め見するだけで、苦手だった園芸種の名前が、花を見ただけで脳裏に浮かんでくるようになりました。これもすごく有難かったです。

私にとっては、年齢層の近い人が多かったのも良かったかな。

思い出といえば、自分なりのこだわりの特集。
・毎日4枚の投稿。コメント付き。
・4枚の最後は青空の一枚。これは1年半あまり欠かさず続けました。
・元気の出る黄色い花
・見上げる大樹 など。

記念すべき、最初の「青空の一枚」は2016年1月6日投稿のセンダンの実と青空でした。


そうそう、私のことを木に詳しいとか勘違いされている方がおられるようですが、みん花に入るまでは、木にはほとんど興味がなく、たまたま撮ったメタセコイアの写真が「本日の一枚」に選ばれたことが木にハマるきっかけになったように思います。


華やかな園芸種のアップが主流のみん花の中では明らかに異質な写真を「本一」に選んでくださった事務局の勇気にも感謝でしたが、それを「キレイ」と言ってたくさんの方がコメントくださって、感激しました。

その後もなぜか本一に選ばれるのは木ばかり・・・結局7回?中5回が木でした^^;;
なかでも結構人気があったのがラクウショウの新緑。大阪市大理学部附属植物園の写真ですが、今でもほぼ月に一回通って観察しています。


そして忘れられないのが地味~ずクラブ。
綺麗なのは花だけじゃない!植物の地味な姿にも目を向けて、地味を愛でましょう!という趣旨から(数人の有志が勝手に)結成した地味~ずクラブには、最終的に大御所の方も含め30人近い方が参加してくださり、冬の樹木や咲いた後の姿などの写真がサムネイルでも目に付くようになりました。
花だけではなく、芽が出て、葉が出て、蕾がついて、花が咲いて、枯れるまで、すべてを愛してくださる植物ファンが増えたのかな~とちょっぴり嬉しく思いました。
(私は育てるほうは苦手ですが、育てておられる方はとっくにその魅力に気付いておられたとは思いますが・・・)

写真は地味~ず王道、枯芙蓉です。


ひとつだけ気になるのは、みんなが投稿した100万件を超える写真。
うまく使えばどの季節・どの地方に何が咲いているとかわかったり、どんな園芸植物が流行っているのかなど、貴重なデータになると思います。
このままお蔵入りでは、あーもったいない!

なんて繰り言を言っていても始まりませんね。
前を向くのみ!!

ここまで読んでくださった方、本当に有難うございました。
これはタイトル通り「独り言」で、いつも思っていることをどこかに残しておきたくて書きました。

最後にみん花投稿最終写真のヒマワリで「みん花、Good bye!、明日に向かってGO!」













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ヒマワリ - 京都府立植物園

2017-08-18 06:13:02 | みんなの花図鑑
ヒマワリ

ヒマワリ

ヒマワリ

ヒマワリ

花の名前: ヒマワリ
撮影日: 2017/08/11 14:48:15
撮影場所: 京都府立植物園
キレイ!: 49
みん花投稿ラストは青空に向かって咲くヒマワリです。 てんでな方向を向きながらも、天を仰ぎ伸びやかに咲く姿に、みん花の皆さんの未来を見ました。 この2年足らずの間本当に充実していました。それもこれも、皆さんのおかげです。 本当に、本当に、ありがとうございました!! 皆さんのこれからのご活躍、お祈りしています^^ ブログのほうは不定期更新になると思いますが、よかったらまた遊びに来てくださいね!! http://blog.goo.ne.jp/natumkn
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