なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

道草日記 2024年5月

2024-05-31 05:15:27 | 道草日記

2024年5月の道草日記です。
最初にお詫び。

5月は31日が金曜日なので、最終取材日はその前の日曜日、26日になります。
なので、27日以降に見つけた植物は載っていません。
また、一回に取材するのは複数のお散歩コースのうち1,2か所。
今回は、下旬に池の畔の植物の宝庫エリアに行こうと思っていたら、目の前で草刈りが・・・
そう書いたら、見つけた花は少なかったのではと思われたかもしれませんね。
なかなかどうして、結構な数の植物を見ましたよ~
どうぞご覧くださいませ。

※名前は五十音順、以下同様
〇花が咲いていたもの 125種類 +7
特に断らなかったら花です。
・アカオニタビラコ
・アカカタバミ(花)
・アカツメグサ
・アメリカイヌホオズキ ☆
確証はありませんが、スマートな姿と葉の感じがアメリカかと。



・アメリカフウロ(花)


・アルストロメリア(蕾・花)☆
頻回に草刈りされてもまた生えてきてやっと蕾が。そして1週間後には開花!
    

・アレチギシギシ


・アレチハナガサ(花)
かなり前から見ていますが、写真を載せるのは今年初かも。


・イグサ科 ☆
池の畔で発見。ザ・イグサかもしれませんが、確証がありません・・ 


・イヌガラシ
・イヌコモチナデシコ ☆
交通量の多い旧道脇で発見!車が途切れるのを待って何とか撮りました。初見です。
ちなみに、侵入生物データベースでは「京都では発見されていない」となっていました。

 

・イヌホオズキ
・イヌムギ(穂)
・イモカタバミ


・ウラジロチチコグサ ☆
チチコグサ三兄弟の中で、一番葉の色が濃くてがツヤツヤ。


・オオイヌタデ
・オオイヌノフグリ


・オオカワヂシャ (特定外来)   


・オオキバナカタバミ
・オオキンケイギク(特定外来)

上旬から咲き始め、下旬にはあちこちで群生。駆除するつもりないのかな。


・オオジシバリ


・オオスズメノカタビラ(花)



・オオバコ(花)
・オッタチカタバミ(花)
・オニタビラコ
・オヘビイチゴ


・オヤブジラミ(花)
・カタバミ(花)
・カモガヤ(花)
草系花粉症の原因のひとつ。春ではなく初夏に咲くのですね。


・カモジグサ
イネ科は難しい~


・カラー 



・カラスノエンドウ(花)
・カラスムギ
・カワヂシャ(花)


・キキョウソウ ☆
なぜか今年はあちこちで花を見かけます。ヒナキキョウソウと半々くらいです。
 

・キショウブ(花)


・キツネアザミ 


・キツネノボタン 



・キュウリグサ
・ギョウギシバ ☆
あちこち広がって咲き、全然お行儀がよくないです。


・キンポウゲ
・クサイ☆
花壇の下の隅っこから生えていたりします。草イです。花が意外と可愛いです。 

 

・ゴウソ(穂)☆
池の畔で発見。花なのかどうかはよく分かりません。カヤツリグサ科です。


・コウゾリナ


・コゴメバオトギリ ☆
お散歩道で一か所だけ咲く場所を知っています。オトギリソウの仲間です。


・コセンダングサ(花)
・コマツヨイグサ(花)



・コメツブツメクサ
・コモチマンネングサ ☆
マンネングサの仲間が一気に開花!子持ちなのですぐに分かります。


・シロザ(花)☆:畑の畝に生えて花まで咲いていました。 

・シロツメクサ
     

・スイバ(花) 
・スズメノカタビラ(穂)
・スズメノテッポウ(穂)
・スズメノヤリ
・セイヨウカラシナ(花)


・セイヨウタンポポ(花)
・セイヨウヒキヨモギ ☆
半寄生植物、あっという間に増えて沢山咲いていました。


・セッカニワゼキショウ ☆
去年見かけた駐車場のタイルの隙間で今年も開花!


・ゼニアオイ(花・逸)☆

4月に見た蕾が5月に開花。2本のうち1本は草刈りされましたが地面近くで開花。
   

・ダイコン?(逸)
・タガラシ(花)
・タチイヌノフグリ
・タチスズメノヒエ ☆
ひえ~もう咲き始めていました!もう少ししたらネズミムギに取って代わりますね。

 

・タチチチコグサ 
・チガヤ(花)☆
びっしり蕊が出ていました。遠目にはちょっと貧相な感じ。
 

・チチコグサモドキ
・ツタバウンラン

     

・ツボミオオバコ(穂)
・ツメクサ(花)


・ツルニチニチソウ(花)
・ツルマンネングサ(花)
マンネングサの仲間の花、一番広がっているのがこのツルマンネングサ。 



・トウバナ(花)


・トキワツユクサ 


・トキワハゼ
・ドクダミ(花)☆
下旬になってあっという間に咲きすぎでしょ。あっちもこっちもドクダミだらけ!
     

・ナガミヒナゲシ
   

・ナギナタガヤ(穂)
・ナヨクサフジ


・ナルトサワギク(特定外来)☆:久しぶりに見ました。オオキンケイギクに負けてます。
・ナワシロイチゴ ☆
開いていない花なのに、よく蜂が来ています。


・ニゲラ(花)☆
何か所かで開花。花が綺麗ですね~


・ニセカラクサケマン
・ニワゼキショウ 



・ネズミムギ(穂)
長いノギがあるのがネズミ。ないのがホソ。



・ノアサガオ白? ☆
葉はノアサガオ風、花は純白、花期は初夏。さて、何でしょう。


・ノゲシ(花)

・ノビル(花)☆
むかごばかりで花が咲かないことが多いですが、通勤途中に花発見!


・ノボロギク(花)
・ノミノツヅリ
・ハゼラン(花)☆:夕方から咲くので、なかなか開いた花を見られません。

・ハタケニラ(花)


・ハハコグサ
・ハマスゲ(穂)☆:去年と同じ歩道の隙間から出てきました。

・ハルガヤ(穂)
・ハルジオン
・ヒナギキョウ ☆
芝刈りにめげずにまた開花。揺れて撮りにくいです。


・ヒナギキョウソウ ☆
葉の段階ではキキョウソウとの区別がつきません。どちらも一気に開花しました。

 
・ヒメウズ(花)
・ヒメオドリコソウ

・ヒメコバンソウ(穂)



・ヒメジョオン(花)


・ヒメツルソバ


・ヒメヒオウギ(逸)

丈夫な花ですね。自宅の溝蓋以外にもあちこちの溝蓋隙間で咲きました。


・ヒメブタナ


・ヒルガオ ☆
ヒルガオが咲くなんて、夏ですね~


・ヒロハウシノケグサ ☆
GLさんの託宣ではそうなっていました。イネ科難しい~


・ブタナ


・ヘラオオバコ(花)


・ペラペラヨメナ


・ホソムギ(花)☆

遠目にネズミムギにそっくりですが、ノギがほとんどありません。


・ホトケノザ


・マツバウンラン(花)
・マツバゼリ(花)☆
4月もあったかもしれませんが、5月中旬には沢山咲いていました。


・マメカミツレ
・マメグンバイナズナ
・ミコシガヤ(穂)☆
今年も咲いてくれました。意外と貴重な植物なんですよ。


・ムラサキカタバミ(花)


・メキシコマンネングサ ☆
マンネングサの仲間3つめです。面白いほど同じ時期に咲きますね。


・ヤエムグラ(花)
・ヤグルマギク(花・逸)
・ユウゲショウ(花)


・ランタナ(花)☆

いつも咲いているイメージですが、今年の花は5月から。


・レンゲ
・ワルナスビ(花)☆
葉が出てきたと思ったら、下旬には早くも一番花。ぎゃあ、痛い!


〇葉、芽が主   51種類  -12
特に断らなかったら(葉)です。
・アオツヅラフジ
・アカカタバミ
・アケビ

・アメリカイヌホオズキ
・アメリカオニアザミ
・アメリカセンダングサ ☆
正直コセンダングサの葉との区別はつきませんが、去年アメリカを見た場所だったので。


・アリアケスミレ 
・アルストロメリア(葉)
・アレチハナガサ(葉)
・アレチヌスビトハギ ☆
去年生えていた場所で一斉に葉がでてきました。


・イタドリ(葉)☆
伸びるのの早いこと、早いこと・・・


・ウチワゼニクサ


・オカタイトゴメ


・ガガイモ ☆:こちらも去年生えていた場所から葉が出てきました。
・カニクサ
・カンナ(葉)
・キカラスウリ(葉)☆
こちらもあるはず、で探したらありました。


・キキョウソウ(葉)
・キショウブ
・キレハノブドウ(葉)

こちらもあるはず、で探したらありました。


・クズ
・コセンダングサ(葉)☆:去年生えていた場所から沢山伸びています。

・コマツヨイグサ(葉)
・スギナ 
・セイタカアワダチソウ 
・ゼニアオイ(葉、逸)
・セリ
・センニンソウ
・ツメクサ(葉)
・ドクダミ 
・トゲヂシャ

 
・ナツフジ 
・ナンバンカラムシ 
・ネジバナ(葉)☆:芝生から生えてきました。草刈りにあいませんように!

・ニゲラ(逸)
・ノアサガオ
・ハマスゲ(葉)☆
・ヘクソカズラ(葉)
・ホソバツルノゲイトウ
・ママコノシリヌグイ(葉)☆
今頃葉は出てくるのですね。


・ミゾソバ
・ミントの仲間(葉)☆:全国的に野生化しているそうですね。
・ムラサキシキブ(葉・逸・木本)
・ヤナギバルイラソウ(葉・逸・木本)
・ヤブガラシ
・ヤブカンゾウ


・ヤブマオ
・ヤブラン
・ヨウシュヤマゴボウ 
・ヨシ
・ヨメナ
・ヨモギ
・ワルナスビ(葉)☆:葉があると思ったら、月末に花発見。

〇実、種、終わりかけ 43
種類  +29
・アメリカイヌホオズキ(実)☆:見た株には早くも沢山の実が・・・
・アメリカフウロ(実)☆
ゲンノショウコに似た実が生ります。やはりくるんとなって飛んで行きます。


・アリアケスミレ(実のあと)☆:花が咲いたら実がなりますわな。
・オオオナモミ(実)
・オオスズメノカタビラ(実)
・オッタチカタバミ(実)

・オヤブジラミ(実)☆
まだ花も多いですが、下旬には大半が毛深い実に。


・オランダミミナグサ(花後)

・カズノコグサ(実)☆:スズメノテッポウほどは多くありません。
・カラスノエンドウ(実)
その名の由来となった、真っ黒に熟して爆ぜた莢を発見。


・カラスムギ(実)☆:ベージュの実の中から黒い種

・ギシギシ(実)


・キツネアザミ(綿毛)☆
意識して見たのは初めてかも・・・


・キツネノボタン(実)

・キンポウゲ(実)☆
キツネノボタンより少し優し気ですが、似ています。


・コウゾリナ(綿毛)

・コセンダングサ(実)
・コハコベ(実)
・コバンソウ(実)びっしり~


・スイバ(実)☆:あちこちで目にするようになりました。

・スズメノカタビラ(実)
・セイヨウカラシナ(実)

・セイヨウタンポポ(綿毛)
・タチチチコグサ(綿毛)
・チガヤ(綿毛)☆

やっぱりチガヤと言えば綿毛でしょう!風に揺れて銀色に光る群生を撮りたいです。


・ツボミオオバコ(実)☆
街中ではオオバコにとってかわっています。


・ツメクサ(実)

・ナガミヒナゲシ(実)
・ネズミムギ(実)☆
花が咲いていないので、多分実なのでしょう。長い芒。


・ノゲシ(綿毛)
・ノヂシャ(実)☆:花の命は短くて~
・ノビル(むかご)
この粒々がぽろっと落ちてクローン繁殖するそうです。


・ノボロギク(綿毛)
・ハタケニラ(実)☆:前は気づいていませんでした。
・ハナヌカススキ(実)☆
なんか煙ってる、と思ったらハナヌカススキの群生でした。
 

・ハルガヤ(実)☆:花のあとは実ですよね。
・ヒメブタナ(綿毛)
・ヘビイチゴ(実)☆
実になると赤いので気づきます!


・ホシアサガオ(実)
・マツバウンラン(実)☆:花のあとは実ですよね。
・マメグンバイナズナ(実)
・ムラサキケマン(実)
・ヤエムグラ(実)☆

まんまるの実が沢山生っていました~


以上、のべ219種類。
先月見た数が195種類でしたので、24種類増えました。
花の数はそれほど増えていませんが、種類はかなり入れ替わりました。

4月から5月で一気に季節が変わったようです。
種類ではなく本数で言うと、イネ科がダントツ多く、ちょっと面白くない季節になりました。
花が入れ替わった分、実の種類が増えました。
ということで、今回もよろしければなんちゃって図鑑としてお使いくださいね~


【撮影:2024/5 宇治市】

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねねの寺、高台寺参拝

2024-05-30 05:31:02 | お出かけ

5月の隙間時間散歩シリーズ最終回は高台寺です。
京都市内に行く用事があり、少し時間があったので思いついて高台寺に行ってきました。

途中の道で出会った山伏さんの行列です。
行列の後ろを沢山の観光客がぞろぞろと付いて歩いていたのでちょっと笑ってしまいました。


ここからふらふらと小道を歩き、高台寺に到着です。
ずーーっと昔、夜間拝観に行ったような行かなかったような・・・
内部の記憶もほとんどないので、今回が初めてのようなものです。
拝観料を払ってまず御朱印をいただき、順路を進むと見えた光景がこちら。


まるで祇園祭の鉾のような建物はその名も「祇園閣」。
織田信長・信忠親子の菩提を弔うために創建された大雲院に中にそびえる塔です。
こちらは近代日本を代表する建築家・伊藤忠太の設計による昭和の名建築。
元々は大倉財閥創始者の大倉喜八郎の別邸の一部として建てられたそうです。
ずっと気になっていたので、調べられて良かったです。

ここから高台寺の境内を順路に従って拝観します。
高台寺は秀吉の妻の北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うため1605年に建立した臨済宗建仁寺派の寺院です。
ねねの院号が高台院であったことから、高台寺と付けられました。
禅宗寺院でありながら、秀吉とねねの霊廟でもあります。

まずは伏見城から移築された方丈を見学します。
お庭が素晴らしいのですが、あまりに天気が良すぎて枯山水の白砂が眩しいです。
「撮影スポット」と書いてあったので写しましたが、写真がイマ億・・・
ちゃんと見たい人は、ネットで春の写真を見てみてください。枝垂れ桜が素晴らしいです。


お庭のスギゴケから小さいモミジの芽。枯山水ですが、枯れてません。


方丈の向かいには偃月池とお庭。回廊と奥の建物の途中にあるのが観月台。こちらも伏見城から移築。


サルスベリの木がありました。


門の向こう、左手の門を入った奥が開山堂です。人が多くて写真はなし。


青紅葉は思った通りとても綺麗でした。


さらに奥に進むと、臥龍池という池があり、その奥に長い回廊。
緑に埋もれて見えません。


この回廊は臥龍廊というそうです。そのままですね。


横から見ると、いかにも龍が横たわっているような姿です。


いや~結構奥が深いです。とにかく目に痛いほどの緑。


この回廊の突き当りには霊屋(みたまや)という建物があります。


そしてさらに先には、傘亭と


時雨亭。いずれも重要文化財です。


それにしても暑いです。
境内にはアップダウンも多く、とても暑い日だったのでちょっと疲れてきました。
おや、竹林がありました。ここからようやく下りです。


下り切ったところで、向こうにレンタル着物を着た外人さんたちが何やら右手を指さしています。


恋人たちの聖地がこんなところにも!!


ねねは秀吉の糟糠の妻ということで、夫婦円満や恋愛成就の聖地になっているのでしょうか。
それにしても、この日は着物を着た外人さんを沢山見ました。
この暑さです。おそらく日本人は着物を着て歩こうと思わなかったのかも・・・
緑だけが涼を運んでくれますね。





やっと元の場所に戻ってきました。
ふーっ、ここらでお茶を一服。
と思った方はこちらでどうぞ!雲居庵です。
私はかき氷がないから入りませんでした・・・かき氷は冗談です。


それにしても、高台寺は伏見城から移築した建物が多いです。
秀吉の没後、ねねがどんな気持ちでここで過ごしたのか、考えてしまいました。
でも建立されてから400年以上経った今、秀吉とねねの仲良し夫婦コンセプトが随所に!
観光客の人気を集めていました。
  

最後は出たところにあった、天満宮。
開運・出世・健康長寿・災難厄除などにご利益があるそうですが・・・


なんだか、恋愛成就、夫婦円満に変わってる!?


これでミニ京都観光案内はおしまい。
これからも機会があれば、有名どころに行って記事にしていきますね。
これまで観光客が集まるような神社仏閣や観光地にはほとんど行きませんでしたが、
せっかく京都に住んでいて勿体ない!と関東から来た若い後輩に言われ、反省。
もうちょっと仕事が楽になったら、京都検定もいいかな~と思う今日この頃です。

【撮影:2024/5/18  高台寺】

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東寺のアオサギとカルガモ

2024-05-29 05:25:06 | お出かけ

そろそろ5月も終わり。
隙間時間散歩シリーズ(いつの間にシリーズになってるねん!)もあと2回です。
回を重ねるにつれて、内容がしょぼくなっていること、ご容赦ください。
今日は隙間時間に九条通りから見た東寺の様子です。
なぜ中に入らないのかと言うと、17時を過ぎていたので閉門していたから。
じゃあ、なぜ投稿するのかと言うと・・・



アタシがいるからでしょ。
おっと、手が届くかと思いました。というのはオーバーですが・・・
実際はこんな感じです。


私が歩道の手すりに近づいてカメラを出していると、ハトが3羽飛んできました。
カラスは逃げました。
カラスが臆病というのは、こういう時感じます。


もう一羽登場。でも餌がなかったので、すぐに去っていきました。


あれ、手前にはカルガモがいますね。


二羽いました。こちらの一羽と


こちらの一羽です。よく見ると、くちばしの先の黄色い部分の大きさと形が違います。


よ~し、見分け方分かったよ!
一羽飛び上がりましたが、こちらは一羽目ですね。


アオサギもカルガモも慣れているのか、写真を撮っていても全然逃げないです。
かといって、餌のおねだりもしてきません。
夕暮れ時、東寺の五重塔がライトアップされているように光っていました。




ほら、門が閉まっているでしょう。
今一番日が長い季節なので、観光客が次々門の前に。
みなガッカリして写真だけ撮って帰っていきました。


もう一枚、五重塔を少し近くからパチリ。絵になる塔ですね。


うわっ、びっくりした。
足元に別のアオサギがいました。奈良の鹿じゃないですけど、京都のアオサギも人馴れしてますね。


これでおしまいです。
道草日記に向けて、英気を養っています(笑)

【撮影:2024/5下旬 京都市】

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セイヨウミヤコグサがオレンジ色に変身!?~山科川散歩5月

2024-05-28 05:26:48 | 植物

相も変わらずお散歩三昧・・・のなつみかんです。
今日はどこに行こうかな~と歩き始めました。

途中の神社の境内を久々に通り抜け、ではなくお参りすることに。
前には気づかなかったのですが、ナギの木がありました。


あそこに見えている白いモコモコは・・・


カナメモチが満開!よく見ると、蕊だらけの花の葯は赤紫色でした。
赤紫の葯、結構多いですね。


通り抜けた向こうにある並木道は


大好きなアキニレです。やっぱり新緑!


下には、大絶賛繁殖中のイネ科植物、ネズミムギの葯がぶらぶら。


お買い物もあったので、山科川方面へ。結構繁殖力の強いナワシロイチゴ。
遠目にもピンクの開かない花が見えます。
おや、ハチが止まっていますね。
「オレのもんだ。だれも来るなよ~」


お隣の花にもミツバチ。こちらは頭を花に突っ込んでせっせと花粉集めかな。

よく見ると、右側に足を振り上げた緑のクモが。
「おいちょっと除けよ!」とでも言ってるのでしょうか。

横にはまだシロバナマンテマが。


これはどうみてもシロバナじゃないでしょう。アカバナシロバナマンテマ!?


久しぶりのこのお花はさて何でしょう。

こちらは寄生植物のヤセウツボです。
寄生植物のメッカ、ハマウツボ科の植物の中でも、葉緑素を持たない寄生植物です。
マメ科、キク科に寄生するとのことで、ここでもシロツメクサやヨモギのお隣に。
そう思って見ると、花のアップも毛むくじゃらでちょっと微妙かもですね。


土手にはこんな蕾が。さて何でしょう。


1週間後には開花!そう、クラクラするほど苦い、クララでした~


アオサギがここでも闊歩していましたね。


この辺りから、土手にこんな黄色い花が増えてきます。


ご存知、山科川名物のセイヨウミヤコグサです。
この時期、山科川の土手を黄色く染めます。今はこんな感じで風情ある~


ところで今回ちょっと気になったことが。
この写真をご覧ください。


黄色いセイヨウミヤコグサの後ろの方に写っている花。色が違うと思われませんか?
こちらの方をメインで撮ってみました。


わ~完全にオレンジ色ですね。
右手の方には花が終わって実になった株も見えています。
セイヨウミヤコグサといえば黄色の花、が当たり前だと思っていましたが・・・
よく受粉すると色変わりする花がありますが、セイヨウミヤコグサにもそのような性質が出来てきた!?


そんなん、知らんわ。


どうでもいいわ。ぐーぐーぐー
もうちょっと綺麗な場所で寝て頂戴よ~


起こさないでよ。
これでいい?

カモもほとんど見られなくなりましたが、カルガモとマガモだけでも見られて良かったです。
今の時期はセイヨウミヤコグサ以外には、シロツメクサくらいでしたね。


5月の山科川沿いはこんな感じです。
これ以上暑くなったら、歩くのも一苦労ですね。
なお、今回あたかも1日で回ったように見えますが、5月上旬~下旬画像を編集したものです。
悪しからずご了承くださいませ~


【撮影:2024/5 山科川】

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木と歴史を楽しもう~京都御苑2024/5中旬(後編)

2024-05-27 05:30:48 | お出かけ

京都御苑散策の続きです。
良かったらマップを参考に、ご覧くださいね~

広大な京都御苑なので、行く度に新しい発見があります。
一方、何度も行くとどこに何の木があるか段々分かるように。
今回は珍しく夕刻に訪れたので、時間の違いもあって、新たな目線で楽しめました。
ということで、今回も木からスタートです。
最近「見上げてないじゃないか」というツッコミを聞くようになったので・・・


見上げてみました!
何の木かお分かりでしょうか。葉と花はこんな感じでした。


難しいのですが、常緑、葉の裏が少し茶色い、ぶら下がる花、樹皮に長方形のひび割れ・・・
などを総合すると、イチイガシではないかと。
上の写真だけだとアラカシの葉のようにも見えますが、アラカシもシラカシも樹皮がすべすべしています。
シイは花の付き方も花期も違います。ということで消去法で仮決定~

お隣の木はすぐに分かりますね。


なんだか枝の張り方が独特ですが、伸びるたびに切られてこんな風になったのでしょうか。
太い幹にこんもり広がる葉のイメージです。
こちらの木も花が咲いていました。

クスノキですね!
小さい花が下に落ちていて気付くこともあります。

それにしても鳴き声が聞こえるのに鳥の姿が見えません。
唯一撮れたのは、ごちゃごちゃの枝の中にいたヒヨドリのみ


夕方の予定の時間までまだ少しあったので、広~い苑内を歩きます。


厳島神社という看板があったので寄ることにしました。


入ってみると池がありました。
ここは元々九條邸のあったところで、池は九條池、対岸の建物は拾翠亭といいます。


あれ、この池見たことある・・と思ったら、前に別の入り口から入り、この橋から眺めたのでした。
あの時はマガモが沢山いましたね~


ウツギが咲いていました。




そして、肝心の厳島神社はこちら。


菅原院天満宮神社のHPに説明があったので引用させていただくと、
「平清盛が母祇園女御のため厳島神社の神を祀ったのが始まり。
祇園女御・市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命も合わせて祀っております。
社前の石鳥居は笠木が唐破風で京都三珍鳥居の一つで池の弁財天とも呼ばれております。」
とのこと。
なるほど、厳島神社といえば平清盛でしたね。

よく立ち寄る宗像神社も新緑が綺麗でした。






本殿と摂社です。説明は前にもしたので、今回は省略。
  

下に実が落ちていたら見上げる原則・・・


で見上げてみたら、サクラの木に実が生っていました。
要するにサクランボですが、イメージにあるぶら下がった実ではありません。


人が食べられる実ではなく、鳥さんのごちそうですね!


「まだ食べてないわよ。熟してないもん。」


あとは出水の小川をちょこっとお散歩。


うんうん、いい時間になりました。
そろそろ移動することにしました。
隙間時間を使うのに、一昨日投稿した梅小路公園や、京都御苑はちょうどいいですね。

【撮影:2024/5/17  京都御苑】

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする