のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

吹割れの滝から 立木観音 足尾銅山へ 

2012年09月05日 09時50分34秒 | 旅行
沼田から日光へ向かう道の途中に 吹割れの滝がある
千畳敷の岩盤をくりぬいたように 水が落下する光景は見事である
添乗員で何度も来たが 事故を防ぐ縄が張ってあったのは初めてだ

岩盤の端まで行って 滝を間近に見るスリルが消えた
多分 最近 犠牲者が出たのだろう
福井の東尋坊でさえ 手すりや縄は無く 昔からの風景を邪魔しない



滝のしぶきに陽が当たり 小さな虹の輪が見える
滝には 威厳があり 神が宿るような雰囲気がある
直下型だと 華厳の滝のように重々しいが こういう滝は自然の造形美だ

 

この近くには 老神温泉が有って 嘗ては賑わいを見せていた
関東地区の温泉地は 観光客が減って 何処も対処に悩んでいそうだ
温泉好きが多い国民なのに 行動範囲が はるかに広がり過ぎた為か

尾瀬に近い片品村に入ると この道は とうもろこし街道と呼ばれる
以前は 小さな出店が各所にあったが 数軒ぐらいが並べていた
焼とうもろこしなどは 香ばしい匂いにも惹かれるものだ

やがて人家が途切れると 栃木との県境 金精峠に向かう
丸沼 菅沼 と言う二つの沼がある
静かで キャンプ場も有って 若い頃 楽しんだ

金精トンネルを抜けると 湖が見えてくる
湯の湖であり 近づくと どこからか硫黄の匂いがする
奥日光の最奥の湯元温泉である

 

湯の湖の名前の通り 白根山系から水と温泉が流れ込む
南側には湯滝もあり 戦場が原 中禅寺湖へ続く
火山の堰き止め湖であり 水深も深く 湯温にはならず魚釣りの人も見える

各地の温泉 いずれも好きだが 私は硫黄泉が大好きだ
あの白濁した湯と匂いは 身体にも きっと効果があると思えるのだ
恋の病は治らぬが 草津温泉も万病に効くとして全国に有名な硫黄泉である 



日帰り温泉があるので 600円払って入浴した
とうとうと流れる湯は かけ流しとなり 洗い場に溢れていく
束の間の 温泉天国を味わった

 

中禅寺湖のあたりは かなり外国人も目立つ
世界遺産に指定された日光輪王寺をはじめ 広い範囲がこの地域に含まれる
少し離れた湖岸に 中禅寺がある

中禅寺湖は何回も観光したり 通過したが このお寺は初めて訪れた
通称 立木観音で有名な寺で 輪王寺の別院である
ご本尊は 日光開祖の勝道上人が彫り上げた 千手観音である

一本の桂の樹を 地に生えたまま彫り出して 観音像の姿にした
立木観音の名前は ここから来ている
ここから見る湖の風景は どこか台湾の日月譚の寺に似ている

 

日光には寄らず 足尾銅山観光に行って見た
産業の栄枯盛衰を見る様でもあり 嘗ては銅山は日本の大切な産業だった
江戸時代からの鉱山は 今では閉山して 観光用に姿を公開している

 

入坑用のトロッコに乗って 坑道に入る
資料に寄れば 山の中を上下左右に坑道が走り延長すれば数百キロとなる
炭鉱も金山もそうであるが 過酷な労働条件の中での産物だ

 

ドライブでの楽しみは 時には思いつきで訪れる観光地も有る
思わぬ自分としての再発見もある
そして 道の駅での買い物 地域の味が楽しめる食事も忘れられない


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