のびたとブレイク

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このテスト普通が書けぬ認知症

2017年07月14日 07時23分30秒 | うたごえ

つい先月 自動車免許書き換えで 猶予期間3カ月内で 認知機能検査を受けなければと電話を掛けた

あと2か月を残してのことである なのに いずれの自動車教習所も満員であたふたしながら電話をかけまくった

ようやく葛飾に見つかり胸をなでおろした 昨日この認知症検査を受けた

 

小さな学校のような教室  机にはテスト用紙が置いてある 指示があるまでめくってはならない

腕時計は どこかに仕舞いなさいの指示で外す やはり受験気分である

普通であれば 何にも心配は要らなくて 殆どパスするこの検査だ

 

 

 

ところが 試験慣れしていない高齢者は これだけでも舞い上がる

私は国家試験をこれまで何度も受けて来たから テストには慣れている

笑えるような質問が5つ 最初に出され回答用紙に書き込む

 

 

今年は何年ですか? 西暦でも年号でも・・・何日ですか? 何曜日ですか?と続く

時には 何日と何曜日を忘れることがある ちょっと考えて思いだすことは文化センターの用紙に書く時にある

今 時間は何時何分ですか? 時計はどこにもない この教室へ入る時間とその後の経過時間で凡そ分かる

 

 

誰がが  ここで躓いている 書けないらしい 何年何月何曜日 書けないと思うと頭が白くなっているらしい

もしかすると 失礼だが自分では気が付かず 認知症が始まっているのかもしれない

運転は毎日していると言うから そうなると危険予備軍になってしまう

 

 

この方に時間がかかっているので 今度は自分が書いた何年が 大丈夫かなぁと不安がよぎってくる

簡単に記入したのに不思議な感覚でもある 何でも記入して下さいと声が掛けられていた

次が記憶力テスト 4枚づつ イラストを示され覚えさせられる たとえば オートバイやベットなど・・・

 

 

これが4回 計16枚の画を思い出さなければならない

これは置いておき 次は 1から9までランダムに並べられた10行ばかりの数字がある

指示された2と3を全部チェックして下さいで始まる 終わるともう一度今度は1と5と9も同じようにする

 

これは先の16枚の画を思い出すための妨害遊びの一種である

分かっていても はいチェックして下さいと言うから 始める これは得意でぱっと全体を読める

楽譜を瞬間に読んで行くのと同じ 没頭しなくて良いのに 全部クリアーしてしまう 結果は関係無いのだ

 

 

そして 肝心の16枚の画 全部思い出してくださいと言われる

さっと書き出して行って あれっ9枚しか思い出せない あと6枚 考えても出て来ない あせった

次はヒントが出される 家具はありましか 乗り物は?とか これで思い出す 計15枚は回答できた

 

あと1枚思い出せないのが悔しい テストとしては問題無い もっと思い出せない人も多い

その次が時計 まず時計の画を自分で書く 12の位置が書けない人が居るらしい

次が11時10分を二つの矢印で描かされる 10分は誰でも描ける 11時10分の短針の位置で間違うのだ

 

 

これで認知症は心配無し 審査は終わり パスした方は 次の検査の受検日の予約が出来る

私の予定の無い日にどうか当たって欲しいと祈るような気持ちで待つ 潤沢に選べる日は無いのだ

私より前の方が断った受験日 助かった その日が私の求める日でもあった

 

 

次の検査はそんなに難しくない

シュミレーターはゲーム機感覚で受けられる 光が点滅したら必要な色だけスイッチを押す これは得意

走行画面では急に人が出て来たり 車線が細くなったり 車が出現する 事故にならないよう架空運転をする

 

最後は実車 何人かで教官の車に乗り込み 場内一周をさせられる

信号 一時停車 クランク運転 車庫入れ 坂での停車などである 自分の車でないから少し運転しづらい

でもレンタカーに乗ったりするので これもクリアー間違いなし 来月8月25日 受験と決まった

 

 

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