恒例の本所地域プラザのランチコンサート 私たちには感動と感謝の心を与えてくれる
高齢者がクラシックやジャズの生演奏に触れる機会は少ない
それが ランチを頂き こんな音楽の中に誘ってくれる それも・・５００円・・・
まずはランチ いつもの喫茶室の裏側に調理室？がある
ここで前日から材料の仕込みや準備が行われる １２０名分作るのだ
喫茶スタッフや私のうたごえの中心的な本所の方々もボランティアで毎回加わる
もう３年目くらいになろうか
ランチにも少し変化を付けてと 管理栄養士さんが献立のアドバイスを送る
普段から 健康な人から病弱な方まで 栄養を指導する専門の方である
管理栄養士・・栄養士より高いグレードの方である
メニューは さわらのから揚げ丼とキノコ汁 みかんが１個付いてくる
さわらは から揚げと言うとチキンのようなものを想像するが 天婦羅の衣の無いもの？
これが美味しい これだけで５００円以上の価値がある
コンサートには 『演奏家の船出コンサート』の副題が毎回ついている
有望な若手演奏家に経験の場を提供したい 地域の方に様々な音楽を楽しんで欲しい
そんな素敵な想いがここにある
館長から皆さんに挨拶
出演は 「トリオ・アイリス」の若い女性３名 名前はギリシャ語で “虹”を表している
ドレスが華やかで 舞台に立っただけで 会場の皆さんから おぉーっと どよめきが起きる
まさに このステージに大輪の花が咲いているようだった
曲目も比較的 私たちになじみの深いものである
チャイコフスキーのバレエ組曲 くるみ割り人形から 「花のワルツ」
何度となく聴いてきた曲だ 若い頃には足繁く日比谷公会堂などの音楽会に聴きに行った
そして ウォルト・ディズニーのアニメ長編音楽映画 「ファンタジァ」にこの曲が出てくる
アニメではあるが 幻想的に花たちが舞い踊り躍動するのが美しく感動だった
この映画では 田園交響曲や禿山の一夜 魔法使いの弟子 トッカータとフーガなどもある
一度観たら 映像と音楽との世界に嵌り 情報誌『ぴあ』を買って 遠くまでも観に行った
自由が丘や下北沢にまで 電車に乗って行ったことを思い出す
オープニングから この曲にまつわる私の世界の中に入っていた
最後の曲が終わって アンコール曲 エルガーの 「朝の挨拶」
穏やかな刻を私たちに過ごさせて頂いた 私たちからは感謝の挨拶である
この企画に携わった方 ボランティアの皆さん 有難う
チェロ バイオリン ピアノ 桐棚学園大学卒業の３名
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