のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

折れそうな 心に接ぎ木 ボランティア

2018年07月25日 07時20分53秒 | うたごえ

介護施設へのボランティアを続けることは 自分の人生にもハリが出来て 決して人のためが第一義では無い

自身の出来ることで 皆さんに喜ばれるならば こんなに嬉しいことは無い

高齢者の笑顔 有難うと 痩せた手で握手を求められれば 両手で包み 元気で居ようねと励ます

 

 

無償の愛で 車の維持も 仮に事故になっても それは自己責任である

だから いつでも 止めようと思えば止められる気楽ささえある

それでも 何かが引き止め 20年近くにもなってきた あの待っている高齢者の方々の静かな笑顔だろうか

 

 

利用者さんが 比較的 お元気な方が多い施設は 私も気楽に行ける

ボランティアの訪問も多いし 喜ばれる笑顔 時には拍手など 反応がすぐに伝わってくるからだ

だが ボランティアが訪れない施設 これが非常に難しい 何度 心が折れそうになったか

 

 

誰もが好んで認知症にはなりたくない 人間の尊厳をも失ってしまうことには がんよりも嫌だとある医師が言う

昨日の施設は そんな重い方が多い 奇声 罵倒を続ける方 全く反応が無い方 眼がうつろな方

こうした施設は スタッフの入れ替わりも多い 責任者さえ 移動や転職されてしまうのを見続けてきた

 

 

スタッフの労働力も他より大変そうだ 反応が薄い 猩猩が重いと介護する意欲も衰えて行くだろうと思い遣る

歌のボランティアを永く続けて 利用者さんの症状の変化も見続けて行く

奇声や 罵倒 自傷行為 その他の行動も やがては その声も小さくなり 別人のように衰えて行く

 

決して その方の人柄では無い 認知症になって 鬱積された心の隠されたものが表面化したものか

歌を歌って貰ったり 少し おしゃべりをするが 最前列で大きな声で邪魔をされると 周りも落ち着かない

私も 止まってしまいそうだ どうか静かにして お願いだからと心に祈る 続けるのが難しい

 

それでも 時間が来て終わりを続けると 皆さんの眼が集中する

歌は聴こえて来ないのだが 心で歌っているようだ 小さく手を振ったりしていて 眼を合わせると笑顔が浮かぶ

こんな方が多いので 辞めることは簡単だが また行こうと言う気持ちが湧きおこる

 

 

昨日は 奇声を発して進行を阻害する方について スタッフに後ろに配置するようお願いした

申し訳ないと心で詫びるが こうもしないと進行が出来なくなるからだ 昨日は同じような方が一人増えた

新しいスタッフが多く そんな配慮も分からないだろう いろいろな 難しさが 介護施設への訪問である

 

時には 利用者さんよりスタッフへの 意思疎通が不十分で もう行かないかと自問自答する

相棒と笑った 何度 辞めようかと思って その都度 思い直して続けているね このくりかえしである

今日のブログは こんな愚痴に近い話を ここにだけ吐露する私の心情である ごめんね皆さん(笑)

 

 

下町のうたごえ バンド コーヒーブレイク生伴奏 in 本所地域プラザ

   YouTube 君恋し

  https://youtu.be/DOzbG3hv3IY

  YouTube バラが咲いた

  https://youtu.be/Dln0ndE-4Ho

  

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