フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

海辺のカフカ

2021年07月30日 | 読書

村上春樹 著

 

 

 

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。

 

 

 

凄いね、これは良くも悪くも村上春樹作品ですよ。(僕は好きです)

 

 

勝手に世界を作ってしまい、そこに読み手を誘う、そこで僕らはその独特な世界を堪能すれば良いだけの物語。

 

 

そして登場するキャラクターが全てにおいて濃い。

 

 

全ての登場人物に一々感情移入してしまうし、感触までがうつってしまうほどの描写の巧さ、良いですね。

 

 

主人公の15歳の少年、そこに立ちはだかる大人、性、社会、常識、罪、村上ワールド満載でした。

 

 

オススメ出来るかどうかは、分からない

 

 

そんなもの考える物じゃない

 

 

 

 

コメント
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