団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

幸せな老後の人生とは?

2024-05-07 05:42:38 | 老後の生き方

何が幸福で何が不幸か、それを測るものさしというものが、あ

るのかどうか、あいまいで漠然としている、だから何を基準に

するかというと他人である、他人と比較して自分の幸、不幸を

決めやすいものだ。

 

本当は他人との比較ではなく幸せかどうかは、本人がそう思え

る気持ちの問題のような気がする、今をある程度、満足で幸せ

だと謙虚な気持ちで思える人はいくつになってもそう思えるは

ずである。

 

老後は特別でなく人生はつながっている、地味で単調で、なに

より忍耐が必要なのが人生の後半といわれる老後かもしれない、

それでも平凡な一瞬一瞬に幸せを感じることができれば恵まれ

た人生だと私は思っている。

 


みんな仲良くという幻想は捨てたほうがいい

2024-05-06 05:33:36 | 老後の生き方

多くの人は身近な人との親しいつながりが大事だと思っている、

だから友人や同僚との関係を壊さないように神経が磨り減るく

らい人づきあいに気を使う、その結果大事なはずの相手との関

係を重苦しく感じるという矛盾した意識が生まれる。

 

これは8年前に56歳の若さで亡くなった社会学者の菅野仁

の著書「友だち幻想」のなかの言葉である、いわゆる同調圧

である、その原点が小学校に上がる頃に誰もが耳にした「一

生になったら友だち百人できるかな」という歌で、友だちを

くさんつくることが望ましいと刷り込まれた人は多いはず、

校はみんな仲良く、みんなでひとつだという友だち幻想が強調

される場所になってる。

 

しかし菅野氏が指摘するようにみんな仲良くの重圧から解放さ

れない限り、60代、70代の高齢者になっても人付き合いの

悩みは続くものである、そう考えると友人や同僚に誘われても

気がすすまなければ断る勇気も必要だし、みんな仲良くという

幻想は捨てたほうがいいというのが76歳の私の実感である。

 


老いが幸せを奪うというシニア女性の声

2024-05-05 05:46:38 | 老後の生き方

人生の幸せは後半の生き方で決まると言われてる、前半の幸せ

が目標に向かってまっすぐ進むことから生まれるのに対して後

半の幸せな道は定められてないから自分で考えてうまく進まな

いとその実現は難しい。

 

何をもって幸せとするかの価値観は人それぞれ、それでもいつ

の時代も幸福度を左右するのは健康であること、経済的な不安

のないこと、そして人と繋がっていることが挙げられる、その

なかで健康、老いが幸せを奪うというシニア女性の不安の声を

集めてみた。

 

■耳、歯,眼、膝など体中のあらゆるところが不調、この先1

00歳まで生きたらどうなるだろうか(80歳)

 

■コロナ禍で外出を控えたら足腰が弱くなってしまった、好き

だった旅行をいまさら再開できるだろうか(77歳)

 

■変形性膝関節症、脊柱管狭窄症による痹れがある、足腰が弱

いと買い物も不自由(89歳)

 

■両目が緑内障に、失明が不安(67歳)

 

■3S(しみ、しわ、白髪)が増えて鏡を見るのがいやになる

(82歳)

 

■高血圧、脂質異常症で肥満、ダイエットも続かず膝も痛い

(63歳)

 

■耳が遠くなり友達との会食に参加してもマスクやパーテー

ションによって会話が聞き取れない(67歳)


高齢者の年金収入の実態について

2024-05-04 05:25:13 | 老後の生き方

現在高齢者は3623万人、年金収入が最も人数が多いのが6万~

7万円で約460万人、5万~6万円が約330万万人、7万~8

万円が320万人、全体の約6割の高齢者が月額10万円未満と

年金しか受給してないのが実態である。

 

しかし65歳以上の単身高齢者の1ヵ月分の平均支出額は14万円、

年金収入が10万未満であれば4万~7万円の不足分を貯蓄を切り

崩すか仕事をして稼ぐしかない。

 

現在の高齢世帯は男性が働き家族を養い女性が専業主婦として夫や

子供を支えるというのが一般的であった、そのため夫に先立たれて

収入が減ると一気に貧困に陥るケースが多い、そこに高齢単身女性

の貧困率の高さが表れてる。

 

それでも年金収入が10万円未満であっても貯蓄があればいいけど

貯蓄が少ないと事態は深刻である。だから働く高齢者が年々増えて

るのかもしれない。

 


長くつきあいたい人

2024-05-03 05:36:55 | 老後の生き方

人間関係は流動的で時間ととももに変わるものである、5年前

気が合った人と今も合うとは限らない、果たして自分にとっ

必要なつきあい、いわゆるつきあいたい人、つきあいたくな

い人とはどんな人だろうか?

 

私にとってつきあいたい人の基準は一緒にいて居心地がいいか

いうのが基準になる、逆につきあたくない人は一緒にいて居

心地の悪い人である。

 

会うと元気になる、一緒にいると安心できる、くつろげる、癒

れる、楽しい、勇気づけられる、そして大切なのは無理に話

そうとしなくても場がもつ、こんな人とは長くつきあいたいも

のだが、なかなかいないものである。