いっしょに食べよう

60代おばさん、京都で夫とお気楽暮らしをしています。

東平便り

2015年03月11日 | 京都ひとり暮らし


   山東省東平も春が少しずつやってきているはず。
   寒いことは寒いけれどこの冬は少しましだったようです。
   初めて行った頃は毎朝気温はマイナス8度くらいで
   窓も近くの川も凍っていた。
   工場もいろいろ変化があります。
   一人っ子政策が緩和されて工員さんたちは二人目の用意をしています。
   中国では「出産予定あり、子供つくります届」が必要だそうです。
   届け無しで子供を産むと罰金、全く人権とかない国やね。

   その届を出した工員さんたちは順調に二人目がお腹に宿り
   産休となっています。
   おめでたいことですが工場としては人で不足に悩みます
   みんな戻って来てね。

   そしてもうひとつ、上海から来た社員のひとり 李平が退職。
   彼は上海の工場では日本人工場長の運転手だった。
   東平に来てからは総務、工場のこまごまとした事を取り仕切っていた。
   東平の女性と再婚してすぐ子供もできて順調。
   奥さんはなかなかのお金持ちで新たに食べ物商売を始めた。

   店を始めると聞いたときに、
     いずれは辞めるな、、、と予感していました。
   工場で雑用するより店だと老板だしね。

   李平には本当にお世話になった。
   しょっちゅういろいろ壊れてトラブルのある住まいなので
   その度に李平が業者を呼んで対処。
   最初は運転手もしてくれていた。

   たっちゃんは「あいつはほんまにあほや」ってあきれているけれど
   それも親しみを込めて「しゃあないな、ええやつや」

   単純でなんでも先走って失敗する、
   でも気はええやつ、我が家のカギを預けている李平。
   そうか、やっぱりもう辞めたのか、さびしいね。

   でも町にはいるし、工場をやめても友だちやね。

   まだまだ寒い京都はストーブ活躍

       

   さて、今回は何を温めているのか。

      

   新玉ねぎでした。
   ストーブでじっくり30分、ポン酢+オリーブオイルであまーい。
       
   ストーブ遊びは楽しいけれど早く暖かくなってほしいね