神保町のビルの谷間にひっそりたたずむ五十稲荷神社。
下調べでは、社務所は無人だが書き置きの御朱印が用意されていて初穂料(300円)を納めて受け取ることができるらしいと何方かのブログに載っていました。
いそいそと向かうと様子が変。
建て替え中でした。
完成は来年春の予定だそうです。
銀杏や椎、その他の樹木を残し、社殿と社務所は木造建築になるそうです。
鳥居の扁額はそのまんま「五十稲荷神社」。
創建は定かではないが、慶長の頃(西暦1700頃)既に当地に御鎮座され、徳川家に於いて安産守護神として篤く崇敬せられたと伝えられています。
当地を拝領したお屋敷の当主が鎮守として足利市雪輪町の榮富稲荷大明神も合祀し、栄寿稲荷大明神として崇敬。
足利では織物の市が五と十のつく日に開かれた慣わしより、毎月の祭事を五と十のつく日に執り行った際、町民にも参詣を許可していたそうです。
明治維新後、公認の神社として列格、毎月五と十のつく日に縁日が立ち「五十(ごとう)様の縁日」と呼ばれ賑わうようになったそうだ。
正式な社号は栄寿稲荷神社ですが、縁日が由来となり俗称として「五十稲荷」と呼ばれています。
工事中は片隅にお稲荷さんが待機中。
五十稲荷神社
東京都千代田区神田小川町3-9
アクセス : 神保町駅より徒歩約5分
御祭神 : 倉稲魂命
社格 :
創建 : 不明