水曜日・・・ライオンズクラブの例会にて、気仙沼市に慰問に行ったメンバーが語る時間が要された。
そのなかで 各人の思いを 心の叫びに近い形で語り合った。
私の尊敬してやまないT氏が言われた。(例会終了後)
「9.11ではアメリカは一年間喪に服した。それが日本はどうだ?この時期イルミネーションなんかやったりして…」
この言葉はすごく重く感じた。
気仙沼市だけでなく多くの沿岸部が被災した東日本・・・
そして多くの人が慰問に訪れ激励した。
仮設住宅で暮らされる多くの人・・・
親戚を頼られ 住み慣れた地を後にする人・・・
大切な家族を失いながらも懸命に生きる人・・・
その逆もあろう。
私たち人間は この起こった事実を決して忘れてはいけない。
今日は天皇陛下誕生日。
体調が心配される天皇陛下であるが 陛下自らのことは置かれ、被災者の方を ご心配される お言葉を発せられた。
本当に頭のさがる思いである。
天皇 皇后両陛下が 被災地に赴かれ 多くの被災者の方へ ひざまづかれ 励ましの言葉を発せられた光景・・・本当に多くの人へ生きる大切さ、命の尊さを教えられたことである。
あの優しい笑顔に お言葉・・・どれだけの人を勇気付けたものか。
これからも 天皇 皇后両陛下には、お身体を十二分にご自愛され 多くの日本国民の象徴として生命力を発揮され ご自分を大切にしていただきたいと願っている。
間もなく被災地も新しい年を迎える。
一瞬にして破壊された街の復興は 一瞬で戻らないのだが 日一日・・・多くの国民の尽力と多くの力により また元の街並みに限りなく近い状態で復興されることを願っている。
我々も これからも忘れず・・・人に優しい奉仕を継続していく覚悟である。
寒さが厳しくなる毎日・・・
多くの被災者の方が 体調を崩さず 心から温まる環境の日々であること。
そしてそのために・・・今年ばかりは東日本が、温暖な冬を迎えられる日が多くあることを、心から願ってやまないと思わされた例会であった。