ドラフト戦略が持論であるだけに
そこを重点に話されています。
この人の書籍、興味深く読んでいます。
特にドラフトで指名された選手の評価・・・
数年後に読み返すと 素人ながら選球眼のよさを感じます。
プロのスカウトでも外れる 選手を見る眼。
今回の小関氏の言葉で印象深く感じたのは
「未完成なままの選手は 本当に未完成のまま」という言葉です。
私個人は、この言葉で思い出した選手のひとりに・・・
大阪桐蔭から巨人入りした 辻内投手がいます。
甲子園での彼は、球は速いがコントロールがアバウトでした。
しかし・・・あのスピードに幻惑されるため、高校生レベルでは太刀打ちできません。
プロは甘い世界でなく、特に彼の所属するイースタン(2軍)は レベルが高いだけに相当なショックを受けたはずです。(甘い球は痛打され、これまで空振りの取れたボール球は見逃され)
退団された小谷コーチの指導力の高さでも ここまで期待に沿えない辻内投手。
環境を変え移籍したとしても・・・プロ野球の世界では厳しいと思います。
(性格が優しすぎるのかな・・・)
育成重視を掲げるフロントは、彼のこの言葉をどう思うのでしょうか・・・
たかが 素人スカウトの戯言なかれ・・・と 思うのですが。