カープの状態が良くないのは、古今東西幅広い層のファンが口にする。
実は昨日…身内の葬儀で三原に行ったのだが、いつの間にやら口から出るのはカープへの愚痴。
亡くなった故人も熱烈なカープファンだっただけに…20年優勝から遠ざかるカープを憂いながら旅立ったことと思う。
さてカープであるが、あのサファテ問題からチームは間違いなく急降下している。
しかし…である。
ここまで好き放題に野村や首脳陣批判を繰り返した私であるが、もしそれが事実でチームがバラバラになっているとしたならば、正直選手もつまらない集団だと思う。
また、その原因の根元を探ると、行き着く先は…フロントの編成部門でありオーナーでもある。
選手獲得方針が、「まじめでオトナシイ」を第一義にした弊害が、今の根性なしの集まりにしたと言えば言い過ぎか?
他にも理由はあるが、今更あの監督の人間性をどうのこうの言ったところ、ヒステリックで自己中心的な根性論や、自分の好みで選手を起用する性格は直るハズもない。(巨人の原監督も同様だが)
水面下の噂では野村の途中休養は100%なく、年々悪化の一途をたどる采配に、オーナーは今シーズン終了後に解任を通告し、次期監督は…内田2軍監督との声も聞こえる。
オーナーにそこまでの度胸があるのか知らないが、野村を解任させるのであれば相当な覚悟もいろう。
あえて忠告すれば、オーナーが野村に相対するならのであるなら、絶対に人任せにしないこと。
苦労を知らない人は、面倒な話になれば必ず人任せにし、小さな問題を屋台骨を揺るがせるような大きな問題にしてしまうからである。
それが昨年オフにあったから…尚更そう思う。
まあ結論を言えば、オーナーの心中は「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の心境で、気がついたら来期も野村政権続投の最悪なシナリオになる可能性も高い。
選手にはその可能性があるのだから、自ら這い上がる気概も持ってほしい。
その方針に反旗を翻すには、今の結果ではとてもじゃないが無理。
この指揮官の下、嫌でも這い上がって行く覚悟を持たない限り、選手の将来はないと断言する。
最後にコメントで堂林の二軍降格…というのがありました。
ハッキリ言って、余程のことがない限りないでしょう。
彼の空振り率の多さを案じるのですが、まだ本当の一軍選手ではないかも知れません。
しかしここは、指揮官同様に我慢も必要です。
本当はサードを守れる人材がいれば、今年一年は二軍でと思ったりしましたが、ある意味…指揮官の意地もあるんでしょう。
それだけに堂林を外すことはないでしょう。
最初に話を戻しますが、選手には今以上にもっと、アグレッシブ精神を出し戦ってほしいもの。
たかが野球…されど野球…
本当のひたむきさを伝えてほしい。
頑張っているのはわかるが、結果が勝負のプロ野球…
勝てる試合は、今以上に執念を出し勝ち取る本物の気概を見せてもらいたい。
指揮官がつまらないのは衆目の一致する意見。
だからと言って選手も変な迎合をしてはならない。
明日から意欲的に勝つ野球を選手に求め、「野村監督見たか…」そんな気迫あふれる野球を期待します。