酒のさかえや・さっちゃんのコロコロ日記

酒のさかえや店主の嫁のお気楽日記。
日々の暮らしや地元近江八幡のお気に入りスポットなどを紹介

京の冬の旅

2008-01-17 17:00:09 | 日記一般
昨日は定休日でしたが、主人とは別行動。

どこに行こうかと考え京都の冬の特別拝観に行くことにしました。

何カ所かの寺院で特別拝観をしてますが、庭園に惹かれて
烏丸今出川にある「相国寺瑞春院」へ行きました。

お寺の敷地の隣は同志社大学です。



つくばいが瓢箪型になっていて、ちょっと変わってました。

私は読んだことがありませんが、水上勉氏の「雁の寺」は
この瑞春院が舞台です。9才から11才まで小僧さんとして
修行をされていたそうです。

襖絵の親子の雁(と本人は思いこんでいたそうですが、実際は孔雀で
後年思い違いだったと判明)を見るたびに、修行時代の水上さんは
古里のお母さんを思い出されたそうです。

じゃ雁の寺と違うやんと思われるかもしれませんが、上段の間には
雁の襖絵があります。小僧さん時代の水上さんは、上段の間に
入ることが許されず、この襖絵のことは知らずに小説を書かれた
そうです。これも仏様の思し召しか、小説のタイトルとしては
「孔雀の寺」より「雁の寺」の方がいいですもんね。

残念ながら襖絵の撮影は禁止されてました。

明日は庭の画像をします。



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