息子の(小中高等)学校は脱皮中~ホワイトPTA目指して~

PTA問題に目覚めてしまい活動を始めたのは2015年。
私立高校でも、県立高校でもPTAが…。終わらないな。

熊本PTA裁判意見書について3

2015-12-22 17:14:59 | 熊本PTA裁判
KKです。
前回に引き続き熊本PTA裁判の意見書に
ついてご紹介です。

PTA問題で有名なブロガーの
ぶきゃこさんの意見書です。
着目点が鋭く説得力があります。
ぶきゃこさんはご自身でいち早く
意見書を公開されています。
以下は一部抜粋した内容です。


PTAへの事実上の強制加入を許しては
いけない、ということについての意見を
お話しします。

現在国内の多くのPTAにおいては、
強制というよりは、入学・転入手続きに
まぎれていつのまにか加入ということに
させられている、という実態が多いこと
が問題だと思います。
強制というからには、「いやだと言っ
たのに無理矢理加入させられた」という
ような態様が必要かと思いますが、
現在、日本で多くとられているPTA
加入形態というのは、そもそも
「いやだと言うかどうか」選択する
機会がまったく会員対象者(保護者
・教師など)側に与えられないことが
問題といえ、「事実上の」強制加入と
いえるでしょう。

子どもを入学させるとき、保護者は、
学校側の沢山の指示に従う必要があり
ます。
提出物は何日までに出して下さい、
保護者会は何日の何時からです、こう
いう持ち物は持たせてはいけません、
いついつ何円の集金があります。
等々。
これらの指示の中に、「PTA会費
はいついつまでです」という指示が
紛れ込んでいても、保護者側は、
それは学校教育上の指示とは別の
任意団体会費であり、そもそも加入
するかしないか自体を選択可能な
ものだということを見分ける
ことは実質上不可能です。

~一部略~

本来任意加入である団体の入会手続きを
まぎれこませることは、卑怯な契約方法
以外の何ものでもないでしょう。

「任意団体なのだから加入の可否は
自己責任で確認可能」という主張の中
には、入学や転入時の保護者と学校の
力関係つまり、それらの手続き上では
とにかくスムーズに進めることが求め
られるのであり、保護者側に反論や
疑問をはさむ余地など事実上与えら
れていないし、それを前提に入学
手続きというのは進められている
という状況の理解が抜け落ちて
おります。

~以後略~



PTAに入会する・しないという選択が
始めに保護者にない事が問題だと思い
ます。
また途中で退会出来る案内もありません。
これでは強制加入と言われても仕方ない
事でしょう。

PTAは任意加入であり、入退会が自由で
ある、という周知は必要です。
説明責任があるPTAや学校はするべき
です。
今回はここまで。
では、次回!



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