選挙の効果

総選挙の意味

日本すごい国  バリケイト伊東

2018-05-31 07:29:40 | 政治
  最近、やたらと日本すごい国の自画自賛ナショナリズムに色ずけされた番組がテレビで放送されてる。外国人を登場させて日本や日本の技術を称賛させたりしている。他のマスコミも毎日、日本賛美のニユースを流してる。日本人のメダリスト、日本人のノーベル賞受賞者、日本の資金援助、日本のすごい人、日本は強い国等、耳障りになるぐらいにほん、にほんだ。日本は世界一すごい国で、日本の悪口を言う人は許さない雰囲気が漂ってる。国や民族を愛する事はいいが、かなりゆがんだナショナリズムだ。どこの国、民族でもいい所もあれば、悪い所もあるのだ。いい所だけなんててなんていう国や民族はない。なぜ、こうまで自画自賛ナショナリズムが高まってるのか。世界を見ても、どこの国でもナショナリズム、ファースト主義が高まってる。日本の場合は、ナショナリズムに酔ってるようだ。酒を飲んでいい気持ちになるような感じだ。同時に外国にコンプレックスを感じてるのかもしれない。アジア人やアフリカ人には優越感を感じ、欧米人や欧米の文化にはコンプレックスを感じてるようだ。日本人は自信がないのかもしれない。国や民族を愛する事は悪くはない。愛し方が問題だ。自分の国だけ栄え、ほかの国は滅亡してもかまわないなんていう考え方は良くない。我々は同じ人間なのだ。人間、皆平等、アフリカ生まれで同じ遺伝子を持ってるのだ。国、民族を愛すると同時に人間を愛さなければならない。民族や国境の壁を越えていかなければいけない。ゆがんだナショナリズムが戦争を引き起こしてる。違いを強調しすぎるのは問題だ。民族違えば、宗教違えば、皮膚の色違えば、文化違えば、イデオロギー違えば憎しみ合う。同じ人間ではないか。愛しあえないのか。しかし、事は簡単ではないのだ。話し合いで解決できるほど簡単ではない。人間界から戦争は永遠になくならいであろう。人間は永遠に殺しあう。絶滅するまで殺しあう。すごい国の虚構と幻想は、人間にマッサージを受けたような気持ち良さを与えると同時に、人間の心に内在している破壊と死のマグマを刺激する。だから、私は人間きらいなのだ。次に生まれる時には絶対に人間にはならない。

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