選挙の効果

総選挙の意味

身の丈に  バリケイト伊東

2019-10-30 12:12:18 | 政治

 業者による英語試験での、萩生田文部科学大臣の身の丈に合わせて頑張ってもらいたい発言は、良くない。権力側の政治家が上目線でもの申すのは、政権のおごりだ。萩生田さんは安部の側近だ。安部政権の体質を物語ってる。資本主義では格差はやむを得ないから、貧乏人の子供はその境遇なりにがんばればいい。金持ちの子供はその資金の多さで頑張ればいいと聞こえる。今、日本では格差がひろがってるのだ。子供の7人が貧困、独身女性の3人が貧困、あちこちに子ども食堂が作られてる。生活保護所帯も160万だ。萩生田大臣は貧困の実態をわかってるのだろうか。家庭にお金がないから、大学に行きたくてもいけない子供が多くいるのだ。試験料だって1,2万円かかるのではないか、試験場に行く交通費だってばかにならない。貧困家庭にとっては、1、2万円お金を捻出するのだって厳しいのだ。誰だって望む教育を受ける権利はある。経済的理由で進学をあきらめるのは、貧困家庭の子供の未来を奪うし、国家の損失でもある。萩生田さんは発言を謝罪し、撤回したが、自分の発言の重みに気づいてるのだろうか。考えて発言しなければならない。この発言は、貧困家庭の子供で大学進学を希望している人に許せない感じを抱かせただろう。幸い、日本にはまだ、萩生田さんの無神経な発言に怒る人が多くいる。貧困家庭の子供よ!元気だせ、貧困だろうと、裕福だろうと、人間としては平等だ。勉強して世の中の不条理を正す人間になってくれ。萩生田さんこそ身の丈に合った政治活動をしたらいい。安部の友達だから大臣になれたのではないか。身の丈に合うとは、貧困家庭のの子供の境遇に寄り添う事だ。貧困を容認し、助長する事ではない。貧困ばかりでなく、思春期の子供は難しい。子供の心に寄り添う事だ。子供は大人になり、社会を作ってゆくのだから、大切にしなければならない。


埼玉補選  バリケイト伊東

2019-10-29 08:50:27 | 政治

 日曜日に埼玉で参院選の補欠選挙が行われた。N国の党首、立花代表と前埼玉県知事の上田知事の間で火花が交わされた。結果は上田さんが勝った。火花というもんではない。線香の煙だ。投票率20.81%では、話にならないのだ。国政選挙だぞ、この低い投票率は、今の日本を象徴している。埼玉県民だけでなく、日本の政治活性度は最悪レベルだ。日本は完成した国ではない。問題だらけの国ではないか。政治課題は山積しているのだ。埼玉だって多くの問題があるだろう。問題解決のために政治家にその思いを託したくないのか。世界を見れば、暴動、殺し合いの必死の闘争を繰り広げてる。日本では、暴動もない、テロもないからいい国だと言えるのか。政治暴動は健全な免疫反応なのだ。免疫反応のない体は、ウィルスに侵され死んでしまう。芸能人と食い物にはギャーギャーと大騒ぎだが、政治の話題になるとしぼんでしまう。日本人は、政治なんて誰がやっても同じと最初からあきらめてしまうようだ。自分の生活を、日本を良くしたいと思わないのか。政治を動かすのは、国民なのだ。人間によって国が成り立ってるのだ。その人間が無感動、無関心では政治は動かない。今のままだと日本は沈んでゆくばかりだ。50年後には日本は存在してないかもしれない。自然災害によって消えてゆくか、中国に飲み込まれてるかもしれない。人生は今の積み重ね、歴史も今の積み重ねだ。時間は止まる事がない。今を正さないと、未来は確保されない。

 


今のままでは バリケイト伊東

2019-10-28 07:59:33 | 政治

 関東、東北を襲った台風19号と21号の水害は想像を超えてるようだ。過去最高の雨量、ダムの緊急放流、線状降水帯、1000㎜の降水だとか、切迫した状況を伝える言葉がメディアから流れてくる。今の日本では、滝のような雨が普通になりつつある。今までの防災意識、防災システムでは追いつかない。意識、考え方を変えないと被害の拡大を招く結果になる。今の日本人は、危機感がなさすぎる。芸能やスポーツイベントには熱狂するが、自然災害への対処には鈍い。2011年に起きた東日本大震災の記憶も薄れつつある。未だ、福島原発は、がれきの中で悶えてる。自分の家の帰れない人々も多くいるのだ。全然、終わってない。次から次と自然災害が続く日本は、復旧もままならず腐ってゆくようだ。被災者の心は疲れてゆくばかりだ。ボランティア頼りの復旧では、全然はかどらない。個人の善意だけでは復旧は進まない。日本政府はもっと力を入れるべきだ。金、人間をがんがん入れるべきだ。けちけちするな。個人でなんとかしろでは限界がある。今の平和、秩序は虚構なのだ。今の日本人は夢の中にいる。早く、夢からさめなければならない。今よりもっと大きい自然災害が起きるだろう。大地震、津波、利根川、荒川、淀川などの1級河川の氾濫、巨大台風が日本を襲う。その時、多くの日本人は夢からさめるだろう。100年後の話でではない。今年中かもしれない。生き残るためには、危機感を持ち続ける事だ。日本人はのど元過ぎれば、熱さ、冷たさをすぐ忘れる。増々、自然災害は巨大化し、狂暴さを増してきている。意識を変えないと生き残れない。今のままでは、国そのものの存立危機に直面する。被災地の皆様、絶望の中に光の希望がさす時が来ます。言葉だけの励ましで恐縮しています。


大雨  バリケイト伊東

2019-10-25 08:08:29 | 政治

 東京は強い雨が降っています。風も吹き出しました、台風が近づいてるのを実感します。秋なのにスカッとした秋晴れは少ないです。相手は自然なのですからしょうがない。地盤沈下が進む日本を象徴しているような天気です。洪水被害から立ち直れない人々に追い打ちをかけるようにまた大雨が予想されてます。現実は、テレビから放送される楽しい雰囲気とかなり乖離してるようです。ハロウィーンも近いづいてます。被災された方からすると、ハロウィーンどころではないでしょう。人生は楽しい事もあれば苦しい事もある。ポジティブなところばかりを取り上げて、ネガティブなところを取り上げない日本のマスコミは、問題だと私は思います。日本は問題だらけではないですか。いじめ、貧困、政治家の不正、高齢者ばかり増えて子供がいない、多くの人権侵害、方向性を失った国、日本、政治には関心のない人々、芸能イベントやスポーツイベントでしか盛り上がらない日本、薄っぺらい日本すごいの自画自賛ナショナリズム、骨なしの軟体動物の日本、多くの日本人は漠然とした不安を抱えています。自然災害も日本に追い打ちをかけます。次から次へと自然災害が続くと、生活再建を放棄する人も出てくるのではないでしょうか。被災した住居を再建せず、放置して引っ越してしまう。日本では空き家、廃墟がどんどん増えています。さらに自然災害による空き家が増えるのではないでしょうか。人口減少による街崩壊が進むでしょう。東京ではどんどん巨大ビルが建てられていますが、地方では空き家、廃屋がどんどんと進行している。デパートなどの商業施設も廃業が続いてる。日本は衰退と縮小の負のスパイラルに落ち始めてる。今の日本の経済成長率は1%にも達してない。今後GDPは世界で10以内にも入らないでしょう。何よりも、日本人の心の落ち込みが激しい。日本は、日本人はすごいと声高に叫ぶのは、自信がないから、不安だから叫ぶのではないでしょうか。日本社会全体が方向性を失い、自信を失ってる。虚構に満ちた日本で自然だけは真実です。人間はまったく自然をコントロールできない。自然は人間を無視して自然であり続ける。自然災害というより自然の生理というべきです。自然の生理現象が激しい日本にとって、自然とうまくつき合わなければいけません。自然は、人間が長年かけて作り上げたものを、いとも簡単に壊してしまいます。それが自然なのです。自然の本質は破壊と死です。自然は、人間的感傷などまったく考慮しないのです。生きるものは死ぬ運命であり、作られたものは壊れる運命なのです。これは真理です。この宇宙に永遠に存在するものはありません。話はかなり飛んでしまいましたが、人間は自然の中でしか生きれないのですから、自然を敬いましょう、自然災害すら地球に生きる以上素直に受け入れるしかありません。時には人災といわれるような人間の怠慢、おごりで災害を大きく拡大する場合もあります。正さなければいけないのは、人間でしょう。人間は人間的ミスを犯します。人間は神にはなれない。洪水被害が予想されるところでは、早めに避難されたほうがいいでしょう。家に水が浸水してきてからでは間に合わない。自然は人間には甘くない。命を守るために早めの行動が大切です。


天皇、疲労  バリケイト伊東

2019-10-23 07:43:59 | 政治

 東京は久しぶりにいい天気だ。太陽が出てる。昨日の天皇の即位の儀式は、夜遅くまで行われた。安部も新天皇もさぞかし疲れただろう。新天皇は自分の立場をよく理解しているようだ。象徴とか、平和とかを語られてる。戦前に徹底的に天皇の権威を軍国主義者に利用されたことを念頭に語ってるのだろう。安部政権に対しての牽制とも取れる。以前に弟の秋篠宮も大嘗祭を天皇家の金でやったほうがいいと、異例の発言した。天皇家のほうが安部らに対して警戒感を持ってるようだ。安部が天皇に心酔しているのか、それとも、権力を維持するのに天皇を利用したいのかは微妙だ。いずれにしろ、今の憲法で天皇の地位、存在を象徴の天皇と書かれてるのは、いい。早い話、お飾りなのだ。天皇に政治力を持たせない、政治利用させないのだ。安部は憲法の精神を無視して天皇を政治利用している。日本会議などの右翼の連中は、ほんとうに日本を天皇を中心にした国にしたいようだ。戦前回帰の天皇制国家は、日本人を不幸にするだけだ。今の日本人には戦前のひどさが全然理解してない。だから、天皇という絶対者に依存すれば、安心できる幻想を抱かされるのだ。草食化した日本では、強い人間に依存したがる傾向がある。特に若者に顕著だ。安部の支持者の半数が若者なのだ。政治力のない天皇に依存したところで、何も変わらない。芸能アイドルに依存、熱狂するようなもんだ。天皇家自体も今後、存在があぶなかしい。男子しか天皇になれないとすると、高齢の常陸宮を除くと、天皇になれるのは、現天皇と弟の秋篠宮、秋篠宮の子供の3人しかいない。これで天皇家を維持できるのか。天皇といえども人間なのだ。病気にもなるし、事故によって亡くなる可能性はある。現天皇が退位した後、誰が天皇になるのだ。候補者が非常に少ないのだ。これでは後60年ぐらいで自然消滅するのではないか。それに加えて、50年後には政治情勢も変わるだろう。今の天皇人気も薄くなってるかもしれない。今後も天皇家と日本の政治は、リンクして動いていく。どうなるのか興味がそそられる。