東京は時々雨、曇りだ。選挙に勝って野党関係者は大喜びだろう。自民党は何をやっているのだ。岸田総理は敗戦の責任を取らないのか。自民党内で岸田降ろしの風も起きない。世論も、もうひとつ勢いが足りない。自民党本部に多くの国民が押し寄せて自民党をぶっ壊せとか、岸田やめろの罵声は聞かれない。日本は政治不信というより、政治鈍感症だ。世界は政治に敏感に反応する。岸田総理は裏金問題でも責任を取らない。選挙に負けても責任を取らない。総理を続投しますで堂々としている。今年の総裁選もやる気満々だ。昔の自民党なら権力闘争は激しかった。今、自民党内で権力闘争なんて起きてないではないか。マスコミだけは次の総理の予想を立てたりしている。マスコミも生ぬるい虚構の雰囲気にだまされている。次の総理は誰かではなく、政権交代が起きるかもしれない、起こさなければいけない位の事を報道してほしい。私からすると、日本はすべてが生ぬるい。世界の政治は生きるか死ぬかの必死の闘争だ。日本は政治的緊張がない国になっている。日本人は、なまくら民族に成り下がってしまった。焼き直しをしなければいけない。そうしないと国は亡びる。自民党は蒸気機関車だ。時代はリニアモーターカーなのだ。自民党は時代を呼吸してない。国民も時代の変化に気づいてない。国境が島国で心理的にも島国根性なのだ。次の総理と言ったところで、カリマス的力を持った政治家はどこにいるのだ。野党を含めて総理に値する政治家はいないではないか。混乱期には変なのが出てくる。ヒットラーみたいなのが出てこないように祈るだけだ。いつまで虚構の猿芝居を続けるのか。三国史みたいなわくわくする政治闘争を見たいもんだ。
島根、東京、長崎の補選は立憲候補が全員当選した。保守王国の島根の自民党候補は大差をつけられて落選した。日本では自民党や岸田総理に対しての嫌悪感、不満、ストレスが渦巻いている。その結果が自民党候補を落選させた。自民党内で岸田総理の責任を問う声は少ない。本来なら責任を取るのが筋だ。自民党内から岸田降ろしの声は聞かれない。岸田総理を追い詰めると、解散に踏み切るかもしれない。選挙になれば自民党は惨敗するだろう。だから岸田総理は解散しない。自民党議員達も解散しないでくれなのだろう。自民党議員達の岸田総理への忖度は嘆かわしい。ごますり野郎しかいないのか。今こそ岸田総理に対して戦いを仕掛けるのが本来の政治闘争だ。日本の異常な政治風土は日本を腐らせる。世界の政治は戦争になる位激しい。日本の政治は女々しい戦いだよ。忖度とごますりが生き残る道とは、変な国になってしまった。長い平和は日本人をなまくらにしてしまった。あくびが出るような平和は長く続かない。また戦乱に時代になるだろう。日本には地震などの自然災害の潜在的脅威もある。今日にも大地震が起きるかもしれない。破壊と死の洗礼を受けないと、日本人は変われない。
円安が進行している。1ドル158円にもなっている。円安というより円が弱いと言ったほうがいい。日本は発展途上国になり始めている。今のまま何もしないなら160円を超えるだろう。日銀も政府も様子見だ。経済界からはぶつぶつと文句が出始めている。もっと強く言わなければいけない。1ドル200円になったら物価はアメリカ並みに高くなるぞ。ガソリン価格が250円にもなったら、必要最低限にしか車を乗らないであろう。その可能性は高い。私は良くスーパーに買い物に行く。本当に値段が高くなっている。日本は石油、石炭など資源を外国から買っている。多くの場合、支払いはアメリカドルだ。円安は支払い価格の上昇をもたらす。岸田総理は強く日銀を指導しなければいけない。円を買い支えろと指示すればいいのだ。岸田総理の優柔不断の性格は国家の危機をもたらす。国民も今の状況に怒らない。物価高騰に大規模デモは起きてない。国民はゴールデンウイークの遊びに夢中だ。物価高騰なんて気にしないようだ。円安が進行して昔の固定相場制の1ドル360円になったら、日本は壊れる。観光客は多く来るだろうが、多くの国民はど貧困に陥る。日本は大丈夫なのか。
人口戦略会議が公表したデータによると、日本では744の町が消滅危機だそうだ。将来、人工減少が続いてゴーストタウンになる。今、日本ではすごい勢いで人がいなくなっている。年間150万人ぐらいが死に、77万人ぐらいが生まれている。今年の出生数は70万人を切るかもしれない。日本では子供が生まれない。政府が産めよ増やせよと掛け声を掛けても子供は生まれない。町から都市から人は消えてゆく。そして誰もいなくなり廃墟になる。すでに地方に行くと、空き家だらけだ。今、850万戸位が空き家だ。2040年頃には1100万戸位が空き家になる。地方の目抜き通リは昼間でも人がいない。人が歩いてない。淋しい。後、30年もすれば、ここに昔、町があり多くの人が生活していたのだと、淋しそうに語るようになるのか。その一方、人が集まる所、町がある。東京の16区は人が増えるそうだ。ブラックホール現象というそうだ。埼玉、神奈川、千葉、東京に来れば何かしらの仕事にありつける。地方、田舎だと仕事がない。地方に移住したところで仕事がなければ都会に戻ってしまう。今、労働力不足は顕著だ。今後、さらに人手不足は深刻になる。外国人の移民労働者を受け入れるしか道はなさそうだ。今も技能実習生制度はあるが、奴隷労働と言われるほど評判は悪い。5年後の労働環境はさらに悪くなるだろう。基本的に日本は外国人の定住を望まない。若者がいない。若い労働者がいない。いなければ75歳の消防士、80歳の警官、90歳の女性看護師など高齢の人を労働者として使用せざるをえないだろう。子供を労働力として使う事は許されない。日本は多くの点で崖っぷちに立っている。日本すごいの自画自賛ナショナリズムで盛り上がってるが、なんとか崖っぷちに立っている。バランスを崩せば転落するぞ。自然災害の潜在的脅威もあるし、外国の侵略もあるかもしれない。日本人は多くの政治的課題に直面していても、危機感がなさ過ぎる。日本人全員、崖から落ちて死ぬぞ。日本の問題点は人口減少だけでない。
東京15区の選挙選が熱くなっている。候補者が演説している側で大音量ではやしたてる。候補者が何を言ってるのかまったくわからない。乙武氏は暴力を受けそうになる。逮捕者も出ている。政治活性の低い国で熱いのはいいが、守るべきルールはあるだろう。人が演説している側で大音量で口撃するのは良くない。なにしろ一人を選ぶのに9人が立候補している。立憲の女性候補がリードしていると言われてるが、ふたを開けてみなければわからない。駅前はどうしても候補者が集まりやすい。9人が同じ場所で演説したらうるさいだけだ。選管は時間を指定して演説させればいいのではないか。選挙民だってじっくり候補者の話を聞きたいであろう。熱くなるのはいいが、決めるのは選挙民の一票なのだ。声がでかければ当選するわけではない。あなたの良識とセンスで議員を選んでください。選球眼が大切です。だめなのを選ぶと後で苦労する。政界の大谷を選んでください。