吉本芸人問題、まだやってる。根本的な問題は、吉本芸人が反社会的な集団のパーティーに参加して金銭をもらった事だ。特別なことではない。昔から芸能人は、暴力団と権力者のペット、アクセサリーだ。権力者と暴力団は自分の力を誇示するために、派手な演出を好むのだ。安部も自分のお花見会に多くの芸能人を招いた。吉本芸人の場合は、低収入ゆえに闇営業をせざる得なかったのだ。今後も芸能人と暴力団のつながりは消えない。芸能人にとっても問題が起きた時、相談に乗ってもらえる。お互いにメリットがある。ほとぼり冷めれば、また芸能人は暴力団のパーティーに参加するだろう。元々、芸能とは、やくざな商売、人気があるうちは、花よ蝶よと、もて遊ばれるが、人気がなくなれば見向きもされなくなる。厳しい世界だから、強い人間に依存したがるのだ。日本のメディアはぐたぐたと吉本問題を扱う。日本は平和だ。扱わなければならない問題は、山ほどあるのだ。いつまで女の井戸端会議みたいな話で盛り上がってるのだ。日本は腐るだけだ。
国会議員の中にひどい政治家がいたもんだ。新潟選出の石崎徹だ。35歳の3期目の政治家だ。秘書に暴言、暴力で元秘書に新潟県警に被害届を出された。県警も受理した。秘書によると、毎日殴られる、蹴られる、その数が100発にものぼるとは、秘書はサンドバックなのか。日々接してれば、人間関係が悪くなる事もあるだろうが、毎日暴力を振るうとは、異常だ。上司によるパワハラというより、刑事事件だ。良くも今まで耐えていたもんだ。最低男の元で働く秘書達のストレスは最高点に達するだろう。自殺者が出なかったのが幸いだ。事件が公表されても、記者会見も行わないし、謝罪もしない。雲隠れした。卑怯な男だ。女の腐ったような政治家は、やめるべきだ。県連は自民党本部に厳しい処分を求めた。当然だ。除名か、離党勧告の厳しい処分をすべきだ。人を人として見てない人間は、政治家の資格がない。どんな育て方がなされたのか。親の顔を見てみたい。わがまま放題な育て方をしたのだろう。怒りを抑制できない人間に育てしまったようだ。感謝とか、思いやりとか、人にやさしいとかの精神が全然ないようだ。石崎、恥を知れ、おまえはすぐに政治家をやめろ!雲隠れしないで出てこい!あまえに耐えがたい屈辱感を味わされた秘書達に土下座して謝罪しろ。日本は政治も死に体。政治家もどうしようもないアホばかりだ。朝から疲れる。
先の参院選で目についた政党が、NHKから国民を守る党だ。政党名としては長いが意味は良くわかる。多くの選挙区から立候補者を立てた。そして、比例で一人を当選させた。スクランブル放送を容認するように求めてる。NHKは民法と違って料金を取る。NHKを見たくない人は、スクランブルをかけて見ないようにすればいいのだ。見るか見ないかの選択権は国民にあるのだ。NHKは今では強制的に徴収している。お金を払わない人には、NHKは裁判まで起こして徴収している。それに加えて、最近のNHKの放送内容は、国民的メディアとしては失格だ。あまりにも安部政権寄りの放送をしている。今ではやめたが、安部を賛美するような作家を放送委員に迎えていた事がある。安部がメディアに圧力をかけてるのは事実だ。戦わずに、NHKは権力に忖度する。政権批判のキャスターを降板させたりして、生き残りを図るとは情けない。NHKは国民的メディアなのだ。全国に放送網を敷いてる。影響力は大きい。国民をNHKの洗脳システムから守らなければならない。その意味でNHKから国民守る党が政治家を当選させた事は、意義がある。国民もNHKの在り方に疑問を持つ時が来てると、自覚すべきだ。NHKというブラックボックスにメスを入れる時がきている。民主主義の国といいながら、日本はあまりにも国家主義的だ。NHKは戦前から権力の御用聞きなのだ。国営放送といいながら、国民からの徴収料金で運営されてるのだから、国民の声を聞かなければならい。NHKの経営委員は、国民投票で選ぶようにしたらいいのではないか。NHKが提示した委員を国民が信任投票するのだ。少しは公平性が保たれる。権力者にべったりの人間が選ばれるのを阻止できる。NHKの在り方に疑問を投げかける政党が出てきた事は、いい事だ。NHKは体制そのもだ。権力に迎合すぎる。今後、NHKから国民を守る党は、NHKの暴走を止めるために支持者を拡げ、政治家を増やす事だ。期待できる。
東京電力が福島第二発電所の4基の原発の廃炉を決めた。40年かけて廃炉する予定だ。私はこの決定を歓迎する。このニュースをメディアは細々と伝えた。日本社会にはさほど伝わってはいない。知らない人が多いのではないか。今日も吉本問題で盛り上がってる。福島第一原発の事故は過去の事ではないのだ。2011年の事故の以来、8年も経ってるのにまだ収束工事は終わってない。いつ終わるのだ。事故の時、日本だけけでなく、世界に衝撃が走った。爆発映像を見て世界は恐怖に震えた。日本から外国人は逃げ出した。絶対に事故は起きないと日本政府は言い続けてきた。しかし、事故は起きた。原子力発電所の安全神話は崩れた。民主党政権の対応もお粗末であった。なにしろ、事故を想定してないのであるから、何をどうするのかわからなかったのだ。あれだけの事故を起こしていても、安部政権は原発推進の立場だ。原発をトルコやベトナムへの輸出さえ考えた。この計画は挫折した。原発で発電するシステムは、終わらせなければならない。日本は地震国であり、日本にある原発はすべて海沿いにある。津波被害を受ける可能性があるのだ。堤防を作ったところで、十分な強度を維持できるかは疑問だ。原発は安いコストで発電できると言われてるが、本当にそうであろうか。第一発電所の事故で東電は巨額の補償金を払い続けてる。これからも払い続けるだろう。事故に備えての保険金も高くなった。全然安くないのだ。国、市民生活を守るために、廃炉がベストな選択だ。自民党を除けば、ほとんどの政党が原発反対だ。民意も反対の人が多いであろう。国民投票をやれば、原発廃止に決まる可能性が高い。日本に原子力発電所はいらない。一日でも早く、原子力発電所を廃炉にして整理したほうがいい。日本で一番経営規模の大きな東電が廃炉を決めた事は、他の電力会社に影響を与えるだろう。東電には柏崎発電所の6基の原発もある。これも廃炉にすべきだ。東電が廃炉の方針を強く推進すれば、他の電力会社も追随するのではないか。国土を放射能で汚染するような発電システムは、やめるべきだ。
東京の空は曇り空だ。朝から吉本問題をテレビは伝える。芸人達にとっては待遇改善を求めての闘争なのだろう。しかし、日本が直面する政治的、社会的問題には、国民の関心が集まらない。闘争も起きない。外国の政治活性度の高い国とは比較にならない。日本人の関心事は芸能、食いもの、美容だ。女の井戸端会議みたいな話で盛り上がってる。日本は閉塞と虚構の中で腐るだけだ。