今日も朝早くに起きるとスッと学校へ行き授業を受けた。気分は最悪で授業をキチンと聞く余裕などなく机に体を任せグッタリしていた。夕方ガリチンとヤンキーがやって来た。自分が食べかけにしていたチャーハンを食べてしまい微妙に残すと言うダルいスタンスで自分は少しイラっとしていた。彼は「お腹が減った」と言い部屋に帰って行った。自分はガリチンと2人でダラダラ話しをしていた。3人でカラオケに行こうと言っていたのに、ヤンキーが2時間程しても部屋に帰って来ずヤンキーの部屋に行った。彼は洋画を見初めており「コレが終わったら行こう」とダルいスタンスで自分はイラっとしていた。あげく「やっぱ往かん」と言い出すダル過ぎるスタンスで仕方なくガリチンと2人で出かけた。初めて都会に出る自分は少しワクワクしながらも迷子にならないか心配していた。自転車を担ぎ階段を登り、公園を抜けると有料道路の大きな橋の横を通り坂を下るともう都会である。夜なのに人通りは多く自分は「ああー都会やー」と思っていた。人通りを抜け歩道橋を渡り人通りを抜けていた。自分は「ああー都会やー」と思っていた。調子に乗った自分達は1番大きな駅の中を自転車でスイスイ通った。何度も人にぶつかりそうになった。自分は前から自転車で駅の中を通るのが夢でテンションが上がっており「うーわイカツ。イカツ」と言っていた。そこから少し行くとガリチンの家であった。家を出てから20分程であった。ガリチンの家は前より随分と広くなりオシャレにもなっていた。しばらくすると嫌々ながらかヤンキーが来た。彼は眠たいと言いカラオケにも行かない雰囲気だったので自分は1人でスッと帰った。信号を渡り真っ直ぐ行きまた駅の中を通った。少しテンションが上がった。案の定少し迷子になり自分の心は折れそうになっていた。自分は勇気の出る音楽を聴いた。迷いながらも何とか大きな橋まで行き少し余裕が出てきた自分は鼻歌交じりであった。橋の頂上付近で2人組みの警察に呼び止められ、自分は丁寧に受け答えをした。そういや今日はやけにパトカーが多いなーと思っていた自分は「今日何でパトカー多いんですか」と聞いた。何でも今日は大きな祭りがあったらしくその下りでパトカーが沢山走っていたらしい。少し警察の人と世間話をすると一礼し自分は帰った。橋を渡り終えると家の近くと解り自分は途中公衆トイレに寄る余裕ぶりであった。アパートに帰った時やりとげた感で一杯であった。