Dear my friends

保護犬ディアナ、ムック、アナ、猫のロロはすでにお空組。
今は保護犬luckとの日々を綴る不定期日記。

失われた9月と10月

2022-11-28 14:41:25 | 雑記帳

ついに2ヶ月以上も放置・・・それでもアクセスしてくだらる方がいらっしゃることに感謝です

写真は本文と関係なくluckとお友達です

 

前回の「8月が嫌いな訳」に追い打ちをかけるように8/29ムスコJが緊急入院

原因不明、かなり危険という診断・・・また8月だ

眠れない日々に口内炎まで次々とでき、何もする気になれずただただ時間だけが過ぎていった

結局50日の入院•••今年の9月と10月のほとんどが失われてしまった

 

つむぎくんと広場でニッコリ

 

お盆休みに友人と久々の会食、楽しかったと帰ってきたムスコは、その4日後の夜に微熱

翌日には高熱となってついに検査キットの出番!・・・結果は陰性

とりあえず市販の解熱剤を飲んだ

薬が効いている時は微熱まで下がるけれどすぐに高熱になる

検査が早すぎたのかもしれないと、日をあけて再検査しても陰性

熱が下がる気配が見られずPCR検査をしてくれる病院を予約

水曜日で休診のところが多く検査してもらえる病院は1軒だけ・・・やはり陰性で解熱剤を処方され帰宅

処方された薬を飲んでも状態は全く変わらず、30%の偽陰性かもしれないと再PCR検査

結果は陰性・・・コロナ感染していないことだけは確定した

 

初めて会った時からガウらなかったブリーダーレスキューのラヴィくん

 

この時点で発熱の原因となる病気を疑い、検査や治療をするのが医師(医療)のはずでは?

ところが何もしてくれず、そのまま帰ってくるムスコも情けない

10日以上高熱が続いているのに何もしてくれない病院ってどうなの?コロナ禍だから?

だとしてもおかしいでしょう

担当医に話を聞きたくて「直接お話しできませんか?」と電話

「先生はもう帰りました」と受付嬢・・・まだ診察時間内の午後6時前なのに

せめて血液検査をお願いできないか尋ねると「明日の予約をしてください」とのこと

翌日、医師は「検査の必要はない」「何かのウイルス。あとは自己免疫で治して」みたいなことを言われ

抗生剤を追加処方してくれただけ

いい大人なんだからと、病院の送り迎えだけで診察に立ち合わなかったことを後悔

 

うちの母しゃんは何事も詰めが甘いんだって

 

この病院は患者に寄り添う気持ちなど1ミリもなさそうだし、口コミを見ると最低

コロナ陰性の発熱外来の病院を検索

翌日9時から電話し4回目でつながり予約が取れた

まず、本人と電話診断で症状を確かめ、内科ではなく泌尿器科を受診するように指示され

その日の午前中に泌尿器科の予約が取れた

医師も首を捻りながら多分、膀胱炎と前立腺炎と診断、点滴して薬を処方してもらう

診断結果に安心したものの

薬を飲んでも回復の兆しが見えず手が震えるなど心配な症状も出てきて不安が膨らむばかり

 

ボステリのももちゃんもビビリちゃんで気持ちが通じるのか、ガウしたのは最初の1回だけ

 

休日だったので救急車を呼ぼうと言ったのだけど、本人が一日だけ様子を見たいという

翌月曜日、とりあえずもう一度泌尿器科へ行ったところ、「うちでは手に負えない」と総合病院を紹介された

午前中の受付に何とか間に合い、診察されたのが午後3時くらい

その頃には意識が朦朧としているのか、反応が鈍くなって椅子でぐったりしていた

一応、血液検査とCT撮影、点滴をしてもらい、その病院に入院になると思った

医師の診断結果は

「脳に特化した病院に受け入れてもらえるように手配しました。すぐにそちらに向かってください」

脳!脳の病気って何?脳腫瘍?心臓がバクバク

2020年夫のステージⅣ余命半年の宣告を受けた時のことが甦って泣きそうになる

 

オヤツ作戦で仲良しになったゴールデンドゥードゥルのルキくん

 

落ち着いてと言い聞かせながらハンドルを握り、病院に着いたのが5時ごろ

脳のMRI、髄液検査等々検査で時間がかかり外は真っ暗

朝から長いお留守番のluckのことも心配になってきた・・・待ち続けるしかない

検査結果が全て揃っていないので確定ではないけれど、『オプソクロヌス・ミオクローヌス症候群』と診断され即入院

聞いた事もない病名を告げられ混乱は増すばかり

家に戻るとluckは出た時のまま、何も動かさず何も壊さずいい子で待っていてくれた

 

大好きなブレアちゃんと会えてご機嫌さんなluck

 

翌日、検査結果がそろったのでと呼び出され『ヘルペスウイルス性脳炎』の疑いが濃厚と告げられる

しなくてもいいのにスマホで検索

日本では年間100万人に1人くらいがかかるらしい

死亡率が50%、残り50%のうち30%は障害者になることが多く

回復し日常生活を送れるようになるのが20%(軽い障害が残ることもある)

変わってあげたいと夫と泣いた

PCR検査した病院を訴えたいと何度も何度も思ったよ

 

ロングリードで呼び戻しの練習中

 

どこの病院もそうだけどコロナのため原則面会禁止

会えたのは入院翌日の診断結果の説明があった時と退院の見通しが立った時の2回だけ

その間、様子を知ることができたのはLINEだけ

そのLINEすら1週間ほどは既読にならず心配で心配で眠れなかった

入院した日から5日間の記憶が全くなくて、意識が戻ったのは車椅子で検査に向かう時だったそうだ

だからLINEどころではなかったし

意識が戻ってからもしばらくはスマホの操作もままならなかったらしい

何をするにも脳の司令があってのこと・・・脳ってすごい!そして怖い

 

お隣のブレアちゃんと2軒先のオリちゃんレアちゃん(アーチ出身の保護犬さん)

 

お陰様で11月から仕事も復帰し、ようやく日常が戻ってきた

面談の時、退院の時、病棟の看護師さんたちがとても優しくて心配してくれていたのが伝わってきて

医療って人に寄り添うことなんだと身にしみた

それは両親がお世話になったいくつかの病院でも感じたことだったし

ディアナがお世話になった獣医さんも

「治療はもちろん大事だけど、飼い主さんの心に寄り添うことがとても大事」とおっしゃっていた

 

最後の1年は病院通いでかわいそうだったディアナ・・・優しい先生ばかりだったねディアちん

 

最悪の9月10月だったけど、luckがいてくれて朝夕のお散歩だけは欠かさず

犬友さんと会って他愛ないお喋りをして、マイナス思考をリセットできたことでどれだけ救われたことか

多くの方にご心配をおかけし、応援していただき感謝の気持ちでいっぱいだ

 

先代ムック、ディナ、アナとも仲良くしてくれたウメちゃん&タラちゃんとコンブくん、ラヴィくん

 

ただの居候くらいにしか思っていなかったムスコなのに、一時は最悪を覚悟する事態になり心が張り裂けそうなほど苦しかった

今、一部の権力者の傲慢で身勝手な主張により世界のあちらこちらで紛争が起こり

健康な若者が戦地に送り出され、かけがえのない命を落としている

愛する家族、恋人を戦場に送られたご家族の心の痛みはどれほどなのだろう・・・その苦しみは計り知れない

 

ボクちんもみんなのこと知って、仲良くできるようになってきたたんだ

 

どうか1日も早く理不尽な戦いを終えてほしい・・・戦いのない世界になってほしい

人は人を殺すために生まれたきたんじゃない

NO MORE WAR 戦争をやめて

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

見かけましたら決して追いかけたりせず

見かけた場所・向かった方向をポスターの連絡先↑までお知らせください

できましたら写真、動画を送っていただけるとたいへん助かります

一刻も早い保護に向けてご協力よろしくお願いいたします

 

これからの予定です

詳しくはちばわんH Pでお確かめください

下記湘南いぬ親会は中止となりました

コロナ感染状況により中止となる場合もあります

いぬ親会・ねこ親会ほか各種イベント情報はこちらでお確かめください

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (猫の手)
2022-11-12 11:32:16
♪Mさん、コメントありがとございます

病気とは一番遠い年頃でしたから一体どうしたのだろうととても不安でした。
おかげさまで息子の仕事はコロナ以降ほぼリモートワークなので楽に仕事に踊れていると思います。

最初の病院はもう二度といきません。
いぬ親会でお目にかかれるのですね。
うん?どなたでしょう?ぜひ声かけてくださいね。
返信する
Unknown (M)
2022-11-12 01:58:52
こんばんは。
息子さん、50日も入院されたんですね。
ご本人はもちろんですが、ご家族の皆さんは、どんなに大変だったかと思います。
息子さんが回復されて、お仕事も行かれるようになって、本当によかったですね。

それにしても、最初の病院には言いたいことがいっぱいですよね。
わたしも親の通院、入院などで、医療従事者の方に感謝したり、ガッカリしたりをたくさん経験しましたので、お気持ちがわかるような気がします。
どうかお疲れが出ませんように。
いぬ親会でお目にかかれたら、嬉しく思います。
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