Dear my friends

保護犬ディアナ、ムック、アナ、猫のロロはすでにお空組。
今は保護犬luckとの日々を綴る不定期日記。

横浜市動物愛護センター訪問

2011-06-29 11:16:48 | ワンニャン日記
いつかきっとみんなが家族と出会えますように。
そして笑顔を取り戻せますように。


届け! 被災地の犬や猫へ!(ちばわん支援ブログ)』

●支援物資募集一時停止のお知らせ●
多くの方にご協力をいただいた支援物資ですが、しばらくの間停止させていただきます。
再開の際にはよろしくお願いいたします。


被災地の犬猫の預かりさんも募集しています。


今回の震災で迷子になっているコたちの情報です。




20キロ圏内に残されている動物を捕獲、搬送する許可を求める署名
を集めています。


ちばわんでも迷子を探しています!

コジロウ バアニ ふう太 チャオ
 
画像をクリックしてください。大きなサイズになります。

見かけたらこちらまでお知らせください。


●かわいいたちが、あたたかい家族を探しています●

定例のいぬ親会は毎月第3日曜日に開催。

次回開催は7月17日となります。


ご来場ありがとうございました。
本当のご家族と出会った子たちは、近日中にこちらでお知らせします。
次回開催は7月24日となっております。
どうぞご家族おそろいでいらしてくださいね。



ディアナもココに収容されていました。

ちばわんスタッフによるセンターレポートです。どうぞこちらからご覧ください。


上記各種お問い合わせはちばわんまでお願いします。



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いぬ親様募集中の空男くん
ただ今ペットサロンラルフランドさんで本当のご家族を待っています。



ちばわん「家族を待っている犬猫たち=成犬・オス」NO.1312をご覧ください。
お問い合わせはちばわんまでお願いいたします。


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朝、猫の手の様子から、自分たちが一緒のお出かけかどうかすぐにわかるM&D。

お留守番だとわかると、
「いってらっしゃーい」「その前におやつね」と催促。



昨日はこの夏の最高気温。あぢ~いと表記したくなるほど。

そんな中、こんなところへ行ってきた。

まるでリゾートホテルのようなこの建物は横浜市動物愛護センター。
ご一緒したのは、センター清掃の師匠S氏フローラママさん
お二人とも遠くからありがとうございました。
地元の猫の手も迷った(ボーットしていて道を曲がり損ねた)くらいわかりにくいところ。
看板がないので通り過ぎちゃうのだ。

施設は撮影OK。動物はストレスになるから撮影禁止。


芝生の庭を臨めるようにテラス付きの個室がずら~っと並んでいる。


これは入館前に敷地の外から撮ったもの。
テラスに出ているのはお部屋の掃除中だから。民間の業者さんに委託しているそう。

まず驚いたのは犬たちがとてもきれいなこと。
ウンチまみれの子や毛玉でがちがちの子、
いかにも捨てられて放浪していましたの薄汚れた子がいないのだ。

伺うと定期的にシャンプー、爪切りなどをしているとのこと。
さらに不妊手術、その際に歯石除去、血液検査、ワクチン接種などもしているとのこと。
もちろんパルボ検査も。
至れり尽くせりだ。


そしてもう1つ驚いたのは子犬がいないこと。
横浜市では6年前から子犬の譲渡をしていないそうだ。
したくてもいないというのが実情。
そういえば、順番待ちという話はだいぶん前に聞いたことがあったけど・・・。

信じられない(ウソでしょう)気持で尋ねると、

避妊去勢が当たり前になっているし、室内飼いがほとんどだから、
間違って妊娠ということもないというような説明だった。

これにはちょっと疑問もある。
だって、去勢していない子見かけるもの。
外飼いの子もいるもの。

でもまあ、実際にいないのだから、
生まれて困ったという持ち込みがほとんどないことは確かなんだと思う。


個室を建物内から見るとこんな感じ。この先は関係者以外は入れない。
各個室の前にはその部屋の子の食事内容などが書かれている。

冷暖房完備の清潔な部屋。他犬とのストレスなしだからへそ天で寝ている子もいた。
へたな飼い主のもとで暮らすより、ずーっといい理想的な環境だと思う。

でも、だからと言ってココの犬たちが幸せかと言うともちろんNOだ。

淋しげな目をした老犬。

私たちを見て、出してと訴える子。

みんな飼い主さんと一緒がいいに決まっている。

ココの問題は老犬や病気で面倒を見れない子の持ち込みだそう。

だれだって年をとるよ。生きてるうちには病気になることだってあるよ。

どうして最期まで一緒にいられないんだろう。

犬や猫の介護なんて淋しいくらいに短いのに・・・。

持ち込み以外で収容されている犬たちは迷子犬など。
でも、迷子犬の7割が返還されているそうだ。
この日も「お世話になりました」と飼い主さんのお迎えがあった。よかったね。

横浜市の迷子の保管日数は短くて4日。
それでは5日目に安楽死にされるのかというと、それもほとんどないそうだ。
譲渡に回したり、委託のボラさんに(この辺あいまい)に託されるからだ。

治療しても治る見込みのない子、苦痛を長引かせるようなときは注射による安楽死。
そう、ココにはドリームボックス(腹立たしいネーミング)も、ガス室もない。



ネコさんは月齢ごとに部屋が分かれ、もちろん1頭ずつケージに入っている。



健康チェックも犬と同じように行われているから、
次々と命を落とす危険性は、かなり回避できているはず。

猫さん収容室の見学で驚いたのは、犬たちとは逆に成猫がいないのだ。
そんなわけないでしょう。
と思って尋ねると、ほかのところにいるらしい。
たぶん、病気の犬たち同様、見学者の目に触れないところにいるんだろうなー。

ボランティアのことも、これから何をお願いできるか、検討中ということだ。
お散歩したり、触れ合ったりなんてことも考えているらしい。



それにしても清掃ボラで行ってるセンターと比べたら、天国と地獄ほどの違いを感じた。

そしてココにはね、雑種が3頭しかいなかった。
それもオドロキだった。

ココのこと、譲渡のこと、フローラママさんがとてもていねいに書かれているのでそちらも見てくださいね。




●今日のロロ爺●


そろそろゴア~ンの時間ニャリヨ。


よいしょ。準備はできたニャリか?


21歳を目指すニャリヨ。

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mayumi)
2011-06-29 22:57:41
猫の手さん、こんばんわ★

動物愛護センター訪問されたんですね!
リゾートホテルの様なセンター、本当に綺麗ですね!!

清潔感もあるみたいでとても良い所に見えますが、シェルターとしての活用ではなく、コミュニティーセンターに近いようですね。
実際、30頭以上もの犬や猫がいるのにHPにも掲載されないのも可笑しいし、なんだか39億円もかけてるのに、中身がしっかりしていないように思えます・・・私は^^;

やっと、横浜にも良い物が出来たな~と思っていたのに、残念です(TOT)
返信する
Unknown (kimigairusiawase)
2011-06-30 06:41:50
いつもブログを拝見させていただいていますが、初コメです^^
新しい横浜市の愛護センター、イギリスのdog trustやドイツのティアハイムをイメージさせる外観ですね。
まだまだ試行錯誤といった段階だと思いますが、ぜひ横浜市にはがんばって欲しいです^^

ロロ爺いつも可愛いですね。
おじいちゃんには見えません^^
返信する
Unknown (猫の手)
2011-06-30 12:11:21
♪mayumiさん、こんにちは。

ようやく重い腰を上げて行ってきました。

「シェルターとしての活用ではなく、コミュニティーセンターに近いようですね」

それはどうかなー。私はやっぱりシェルターだと思いましたけど・・・。
それぞれが何を求めているかで違いますから、実際にご覧になって、職員の方に聞くといいと思います。
私のレポートもメモしていたわけじゃないし、そっくりそのまま正確に伝えているかどうか不安です。
はっきり言って課題は山積みだと思います。。
でも、お掃除に行っているセンターと比べたら
ココの犬たちは幸せだと思ってしまいます。
中味がしっかりするように応援したいと思います。
HPに掲載しないのには理由があって、それをお伝えしていませんしたね。
そのうちに。

「横浜にも良い物が出来たな~と思っていたのに、残念です」
少なくとも以前に比べたら犬たちにとっては前進していますよ。
本当によいものにするには、もう少し時間が必要なのかな?
返信する
Unknown (猫の手)
2011-06-30 12:15:37
♪kimigairusiawaseさん、こんにちは。

コメントありがとうございます。

はい、外観はかなり近いと思いますけど、あそこまでオープンじゃないんです。
これからですよね。
きっと問題も噴出してくるんでしょうね。
税金を使っているわけですから。
でも、絶対に後戻りだけはしないようにしてほしいです。

ロロ爺、お顔は老けないんですけど、よろよろです。
返信する
Unknown (リボママ)
2011-06-30 23:26:22
ほんとにティアハイムのようですね!でも、この施設のことを
どれだけの人が知っているんでしょうか?

多くの税金も使われているようだし、ぜひ 全国のこういう施設の良い先がけとなってほしいものですね。

東京、神奈川では 殺処分も減っているので、近隣の自治体(それこそ千葉)と横の連携をとって 多くの命を救ってほしいものですね!

猫の手さん、お疲れさまでした!
返信する
Unknown (猫の手)
2011-07-01 15:44:26
♪リボママさん、こんにちは。

多くの税金と人をつぎ込んでいるのですから、
お手本となってもらわなくちゃ困りますよね。
いろいろな批判があるみたいだけど、
富里を見ている目には、ココの犬・猫たちは
職員さんに感謝したいほど恵まれています。
どんなことがあっても逆戻りだけはしないでほしいです。
返信する
Unknown (ぷりんママ)
2011-07-05 14:49:13
こちらの記事を紹介させて頂いてもいいでしょうか?
返信する
Unknown (猫の手)
2011-07-05 18:00:42
♪ぷりんママさん、こんにちは。

こんな記事でよろしければどうぞご紹介ください。
返信する
横浜市の問題 (マロウ)
2011-07-06 22:24:22
横浜市在住のものです。

実は、横浜市は飼い主不明な猫などの殺処分を獣医師会に委託しています。
このシステムは指定医師が処分を行うと、お金が入るシステムになっており、それで儲けている医師がいるほど問題になっています。

私の近所の鶴見川沿いでもボランティアが世話をしていた地域猫がごっそりいなくなり、ボランティアさんが悲痛の叫びをあげていました。
私もよく見かけていた、みんな人なつっこい可愛い猫達でした。

こういった猫たちは、このような綺麗な施設に送られず直接獣医のところに連れて行かれ即処分されており、ボランティアが訴えても後の祭りで泣き寝入りしているのが現状です。
実際にこのシステムを廃止するよう声をあげているボランティアさんもいます。

ニュースではこのようなを殺処分を実行する市内西区の男性獣医が、苦痛伴う筋弛緩剤を用いているという事が問題になっていました。

37億円もかけた綺麗な施設の影で、こういった事実はやっぱり隠されているんですね。

皆さんが絶賛しているのが少し悲しくなり、書き込みさせていただきました。
返信する
Unknown (猫の手)
2011-07-07 00:15:26
♪マロウさん、こんばんは。

コメントありがとうございました。

あそこで見聞きしたことがすべてだとは思ってはいませんでした。
細かく問い詰めていったら、問題が山積みなんだろうなーとも感じました。
うわべだけのきれいごとでまとめてしまって、お気持を逆なでしてしまったとしたら、大変申し訳なく思います。

でも、ボランティアで行っている近県のセンターに保護されている犬や子猫たちと比べたら、夢のような環境であることは間違いないです。
37億円もかけた施設だからこそ、後戻りしてほしくないし、本当の意味での愛護施設になってほしいと思っています。



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