8月31日、一泊でキャンプに行きました。私のFacebookをご覧いただいている方は、そっちからの方面ですでにご存知かと思います。
キャンプやバーベキューは大好きです。ですが、本来、野外でのんびりぼんやり過ごすのが好きな私。「アウトドア」と言われると、ちょっと違和感を感じるタイプです。
キャンプもキャンプ道具も好きな私。もはやどっちが好きなのか分からないくらい。写真・カメラも同様ですが(苦笑)。
でも、便利なモノばかりあって、「一体何しにいくんだか」と思うほどではないので、念のため。野外生活では不便さもまた遊びの一部と心得てます。
だって、久しぶりに携帯電話の電波の不安定なところ(機種、通信会社にもよりますが)へ行き、腕時計も着けず、焚き火を囲んで呑んだり食べたり。仲間とゆっくり語らう時間がもてたんですよ。利便性とか合理性に縛られた日常から離れて、贅沢な時を過ごす。いいですよねえ。
一緒にキャンプした人が一言。「帰りの手段とか、時間とか考えずにみんなと飲んで話せるんだよ。いいよね」。
その通り。
惜しむらくは、それが一晩だけということ。ああ、もう一泊くらいできると、もっと余裕を持って楽しめるんだけどなあ。
楽しめる時間が短いからか、キャンプ用品といえども、便利なグッズがたくさん売られています。キャンプの食事も「時短」の時代か。一方で、野外生活が好きな人や、本格的なアルピニストは、いろんな工夫をするのも好きな人が多いと思います。
売られているものをそのまま使うだけではなく、他のものと組み合わせてみたり、手を加えて別の用途を考えだしたり。「軽量・コンパクト」を良しとし、潔さを大切にする精神が受けつがれてきているのだと思います。
不便さを受け入れながら、自ら工夫して快適性を追求する。これも、野外生活をすることの一つの意義ではないでしょうかね。
今の日本人、十分に余暇を使って自己実現できるゆとりのある人が、どれくらいいるでしょうか。今私、眠い眠い。
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