おやじのつぶやき2

「おやじのつぶやき」続編。街道歩きや川歩き、散歩がてらの写真付きでお届けします。

ローカル私鉄の旅。36。「わたらせ渓谷鐵道」。その1。

2023-09-21 18:33:38 | ローカル鉄道

JR桐生1番線ホーム。

わたらせ渓谷鐵道

わたらせ渓谷線は、足尾銅山から産出される鉱石輸送のために私鉄の足尾鉄道が敷設し、のちに国有化された足尾線が由来である。桐生駅から大間々駅までは市街地を走り、大間々駅から北の区間では、路線名の通り渡良瀬川上流の渓谷に沿って沢や支川を渡りながら谷筋を遡る。特に初夏の新緑と秋の紅葉の風景が美しく、臨時運行されるトロッコ列車では、風に当たりながら渓谷美を堪能できる。足尾地区では、本路線の建設目的であった足尾銅山の跡地や関連施設が沿線に残っており、一部が観光・見学施設として開放されている一方、廃止された旧足尾本山駅付近では、過去の歴史的な公害である足尾鉱毒事件の影響によりいまだにはげ山が連なり、異観を呈している。

足尾銅山は昭和48年(1973)に閉山しましたが、坑内等廃水処理は中才浄水場で続けられ、処理の段階で発生する廃泥はポンプにより簀子橋堆積場に送られています。銅山で用いる各種機械を製造・修理してきた間藤工場は、現在特殊鋳物製造工場として稼働しています。

また、煙害により荒廃した松木地区の治山・緑化事業は、本山製錬所に自熔製錬技術が導入された昭和30年代より徐々に治山工事と緑化工事の効果が現れ、現在では広範囲に緑が蘇りつつあります。さらに国民の環境に対する意識の高揚から、植樹に対する関心が高まり、平成8年(1996)に足尾に緑を育てる会の活動開始、平成12年に足尾環境学習センター開設が行われ、多くの人が当地を訪れ、植樹活動が行われています。

9月19日(火)。晴れ。日光市には雨、雷の予報が出ていて、どうしようか迷いましたが、・・・

   

車内風景。

             仕事、観光、地元。連休明けの平日のせいか、乗客は少ない。

桐生駅南口、インパクトあるお店。

しばらくは両毛線と並行。

渡良瀬川を渡ります。

                 

次第に両毛線から離れていきます。

東武線が近づいてきます。

 

「相老(あいおい)」。

わたらせ渓谷鐵道東武鉄道である。

わたらせ渓谷鐵道のわたらせ渓谷線と、東武鉄道の桐生線が乗り入れ、接続駅となっている。駅番号はわたらせ渓谷鐵道がWK03、東武鉄道がTI 56

駅名は、駅の所在地である旧相生村の地名をそのまま使用すると兵庫県相生駅と重なることと、共に老いるという考えから『生』を『老』に変更した。(「Wikipedia」より)

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JR「久留里線」。その7。(ローカル私鉄の旅。番外編。)

2023-09-19 18:35:50 | ローカル鉄道

木更津市郊外。

「上総清川」。

「道の駅 木更津うまくたの里」

※「東京湾アクアライン」に通じる自動車道にある。名称は、「うまくた」となっている。「うまい」をかけたものか。

千葉県・木更津東インターのすぐ横にある「道の駅木更津 うまくたの里」。木更津市初の道の駅として2017年にオープンし、体験型テーマパークとして数々のメディアに取り上げられる人気で、すでに来場者は650万人を突破している。
9,488m2の敷地に立つ施設内には地元名産品が約2,000点揃い、地元契約農家の野菜や果物、行列店の新グルメやピーナッツ商品など千葉の魅力を堪能できる場所だ。ちなみに「うまくた」とは道の駅がある富来田地区周辺の昔の地名なのだそう。(「マイナビニュース」より)

           

こうして木更津駅に戻ってきます。

       

木更津は「房総往還」の時、半日かけて見て回りました。その時の記録。

 

 

 

動画からいくつか紹介。

     

             

                  

        

房総往還歩きでは、この踏切を左から右へと渡り、木更津駅前に向かいました。

関東エリアのローカル私鉄の旅もあとわずか。次回は、「わたらせ渓谷鉄道」に乗る予定です。

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JR「久留里線」。その6。(ローカル私鉄の旅。番外編。)

2023-09-18 13:56:42 | ローカル鉄道

上りの車内。 振り返る。

路線図。

         心なしかスピードが速く。

               深い森を抜けて、

トンネルを抜けて。

           

              

※紫外線よけの窓仕立てなので、窓外の緑も青空もさえない色合いになってしまいます。残念!

          

久留里に戻ってきます。酒蔵の煙突が見えます。

藤平酒造(資) 工場?

                 

「久留里駅」を振り返る。

「俵田」。

        

次第に家並みが増えてきます。

        

「馬来田(まくた)」。

この駅南方にある「道の駅木更津うまくたの里」。※「東京湾アクアライン」に通じる自動車道にある。名称は、「うまくた」となっています。

千葉県・木更津東インターのすぐ横にある「道の駅木更津 うまくたの里」。木更津市初の道の駅として2017年にオープンし、体験型テーマパークとして数々のメディアに取り上げられる人気で、すでに来場者は650万人を突破している。
9,488m2の敷地に立つ施設内には地元名産品が約2,000点揃い、地元契約農家の野菜や果物、行列店の新グルメやピーナッツ商品など千葉の魅力を堪能できる場所だ。ちなみに「うまくた」とは道の駅がある富来田地区周辺の昔の地名なのだそう。

・・・

      「横田」。

    視界が広がってきます。

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JR「久留里線」。その5。(ローカル私鉄の旅。番外編。)

2023-09-17 13:48:16 | ローカル鉄道

久留里駅に停車中の列車。

「上総亀山」方向。廃線跡。

     

8月19日(土)に行われた「亀山音楽祭」のポスター。

車内風景。お客さんはぐっと少なく。

                         

久留里から3つ目が終点の「上総亀山」。乗客が少なくなる区間となる。しかし、夏休みのせいか、キャンプに向かう子ども達や若者が乗っています。

                   

          

小櫃川?

           

       

耕作を放棄した土地?

田畑に混じって、・・・

「平山」。

渓谷美。

列車の窓に当たる。

民家が遠くにポツンと。

「上総松丘」。

間もなく終点「上総亀山駅」。

      

「上総亀山」。

駅前広場のようす。

キャンプにいく子ども達と指導者。迎えの車に乗り込みます。他のお客さんも迎えの車に。当方は、このまま、折り返しとなる列車に乗り、木更津へ戻ることに。

行き止まりの線路。

           JR外房線「大原」までつなぐ計画が頓挫。

       

※上総亀山駅周辺には観光資源がないのでしょうか? けっしてそんなことはないようです。

            

房総半島のほぼ中央部に位置する君津市の旧亀山中学校と隣接する坂畑小学校の2校を利用したキャンプ場です。
広々とした校庭、また校舎や体育館もご利用いただけます。ノスタルジーあふれる教室は全てがフォトスポット!動画の撮影等でもご利用ください。

(「CAMPiece君津」HPより)

       

亀山湖は1980年(昭和55年)に完成した亀山ダムによりできた人造湖です。房総半島の奥座敷として、緑豊かな大自然に囲まれ、千葉県下一の湖を有する観光地です。

四季折々の良さを感じながらのレジャーがおすすめです。都心からわずかに70分ちょっととは思えない大自然に訪れる多くの観光客が魅了されます。特に関東で一番遅いといわれる絶景紅葉にはシーズン中10万人近くの方が、色とりどりの紅葉を楽しみにいらっしゃいます。是非房総かめやまへ遊びにいらっしゃってください。

注:二箇所とも車を利用するように紹介されているのが、残念!

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JR「久留里線」。その4。(ローカル私鉄の旅。番外編。)

2023-09-16 13:34:41 | ローカル鉄道

 

館内。

     ずらりと各酒蔵のお酒が並び、けっこうお客さんも入っています。

 

         

    

利き酒。「宮崎酒造 峯の精 ぎんから」。名の通り、かなり辛口。

     ま、この量で200円はちょっと高いかな? 

一隅に、「かずさ掘り」=君津市域の職人たちが育んだ、掘り抜き井戸工法が紹介されています。

地下にはたくさんの地下水があります。君津市や、そのまわりの市は、地下にある土の種類(しゅるい)やかたむきのせいで、地面にほそい穴を深くあけていくと、そこからわき水のように水がふき出してくる不思議な場所です。君津市には水のわきだす井戸が1300か所くらいあって、それは、上総掘りで掘られたものが多いのです。上総掘りを掘るときに使う、大きな足場を、みなさんもどこかで見たことがあるでしょう。水車のようにまわる車がついた、かわった形をしています。

上総掘りは、君津市糠田の池田徳蔵や俵田の大村安之助など、今の君津市内に住んでいた井戸掘りの職人が、工夫をかさねてつくりあげた技術です。明治時代中ごろに完成しました。

上総掘りのポイントの一つは、掘るときに竹ヒゴを使っていることです。竹ヒゴは、竹を1センチか2センチの幅にわって、長さを6メートルくらいに作り、それを何本もつないで、ロープのように使います。竹はあるていどの固さがあり、それがロープとはちがうところです。竹ヒゴの一番下には、土を掘りくずすノミをつけた、重い鉄の管がついています。地上から竹ヒゴを上げたり下げたりして、一番下のノミで掘っていくのです。上の図は、地上と地中のようすです。下の図は、竹ヒゴをにぎりやすいように、シュモクという道具をつけて井戸を掘っているところで、上にある弓のようなものも、竹をしばって作ったもので、バネのように掘るのをたすけます。

地中にたまった掘りくずは、ときどき地上にひきあげてすてなければいけません。そのために、鉄の管をスイコという道具につけかえて地中におろし、掘りくずをその中にあつめて持ち上げます。このときに、水車のようなヒゴ車が登場します。写真のように、竹ヒゴをまきとったり、また地中に道具をさげるために、ヒゴ車に人が入ってうごかします。

君津のあたりの土なら、 2、3人の、人の力だけで1000メートルもの深さも掘ることができたようです。これまでにない少ない人数で、深く安全に井戸を掘る技術であったので、上総掘りはすぐに全国に広がり、水や石油、温泉を掘ることにも使われました。

その後、機械で井戸を掘るようになり、上総掘りは消えていきました。しかし、水不足になやむ外国に協力するために使われるようになったり、昔のすぐれた技術であることが注目されたりして、上総掘りはまた見なおされるようになります。平成18年には、袖ケ浦市の博物館にある「上総掘り技術伝承研究会」という会の伝える技術が、国の重要無形民俗文化財になりました。

(「」小学生用「伝えたい!君津の宝」HPより

                写真は、「Wikipedia」より)

※水不足で苦しむアフリカなどでもこの工法が活かされているようです。

まだこの先があるので(「上総亀山」まで乗るので)、土産にお酒を2本、購入。

           

久留里駅に戻ります。

                 可愛いタヌキ。

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