おやじのつぶやき2

「おやじのつぶやき」続編。街道歩きや川歩き、散歩がてらの写真付きでお届けします。

向島百花園。冬枯れの。それでも草花は元気に。江戸菊もまだ咲いて。

2022-12-19 20:13:47 | 向島百花園

今朝、東京も初氷。そんな悠長な状態ではない。新潟県。ものすごい大荒れ、大雪で大変な状況が続いているようです。

向島百花園は、薄曇り。冬支度の松とスカイツリー。

12月17日(土)の午後。

    左から、「春日」 「宿一本」 「星月夜」 「雲雀の夜」。

「雲雀の床」。

「遠見の桜」。

「嵯峨の光」(嵯峨)。

「肥後菊」。

      

           

かんつばき。

       

            スカイツリー。

そして12月18日・富士山。<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4d/aaa374e35c083567f4774c98f9b92f41.jpg">

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

隅田公園。冬の風物詩。ユリカモメ。芭蕉・伊勢物語。・・・

2022-12-18 13:45:22 | 向島百花園

本格的な冬の到来を告げるかのようなユリカモメが、隅田公園にやってきました。

赤いくちばしと脚が目立つ
白色が鮮やかなカモメ

全長40cm。冬鳥として、全国の河、河口、湖沼、海岸に至る水辺に来ます。赤いくちばしと足がきれいな小型のカモメの仲間で、水上に群がる姿は白い花が一面に咲いたようです。在原業平や和泉式部の古歌に登場する都鳥(みやこどり)はこの鳥で、東京都の鳥に指定されています。江戸時代には考えられなかったウォーターフロントは、ユリカモメの目にどう映っているのでしょう。何でも食べるたくましさを持っていて、そういえば東京都のゴミ捨て場の新・夢の島にも、廃棄物をつつく姿が見られます。日本を去る4月中旬頃には、頭が黒い頭巾をかぶったようになります。カモメ類ではいちばん内陸にまで飛来する鳥で、海岸から数10キロも入った川岸の街や牧草地でエサをあさったりしています。「ギィー」とか「ギュゥーィ」と聞こえる声で鳴きます。日本には主にカムチャッカ半島から渡って来ることが、標識調査の結果からわかっています。・・・名前は、入江(いりえ)のカモメ―イリエカモメがユリカモメに転じたもの、百合を当て字にしたもの、という説があります。
/塩にしても いざことづてん 都鳥 芭蕉/

(この項「」HPより)

塩にしても いざことづてん 都鳥 芭蕉

『伊勢物語』の「名にしほはばいざこととはむ都鳥わがおもふ人はありやなしやと」をパロディー化したもの。都へ帰る春澄に都鳥を塩漬けにしてでも持って帰ってください、というのである。塩漬けにされては都鳥もかたなしであろう。
 都鳥は冬の渡り鳥、ゆりかもめのこと。

延宝6年(1678)11月、芭蕉35歳の時の作。蕉風確立前の談林俳諧時代の作品。

『伊勢物語』第9段

なほゆきゆきて武蔵の国と下つ総の国との中に、いとおほきなる河あり。それを角田河といふ。その河のほとりにむれゐて、思ひやれば、かぎりなく、遠くも来にけるかな、とわびあへるに、渡守、「はや舟に乗れ。日も暮れぬ」といふに、乗りて渡らむとするに、みな人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。さる折りしも、白き鳥の嘴と脚とあかき、鴫のおほきさなる、水のうへに遊びつゝ魚をくふ。京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡守に問ひければ、「これなむ都鳥」といふを聞きて、
名にしおはゞいざこと問はむ都鳥 わが思ふ人はありやなしやと
とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。 

       

他のカモメも混ざって。

           

                 

              

名残の紅葉。

                  

隅田川堤のサクラもすっかり葉が落ちて。  

向かいの隅田川にも、まもなくユリカモメがたくさん集まってくることでしょう。        

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向島百花園。初冬の。その2。カリン。サザンカ。マンリョウ。マユミ。コブクロザクラ。・・・

2022-12-02 20:45:09 | 向島百花園

                    カリンの実がたわわに。

国から日本へ渡来した薬用にもされる果樹で、果実は硬く生食はできないが、カリン酒や砂糖漬け、のど飴などの原料になる。

サザンカ(山茶花)。

            芭蕉の句碑の脇。「春もやゝ けしきとゝのふ 月と梅 はせを」

サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれる。もとは「さんざか」と言ったが、音位転換してた現在の読みが定着した。「あらたし」が「あたらし」となったようなもの。「秋葉原」も、現在は当然のように「あきはばら」と読まれていますが、元は漢字を見たまま「あきばはら」でした。

白い花の山茶花。

                 

マンリョウ。センリョウとともに、正月の縁起物。

      10月頃に赤く熟し、翌年2月頃まで枝に見られる。

※「センリョウ」=葉の上に乗るような形で晩秋に赤い実を付けます。

(「Wikipedia」より)

これも赤い実がなるナンテン。

果実は鳥に食べられることで、種子が遠くに運ばれて分布を広げる

改築する前の我が家の庭にあったナンテン。よく鳥(ひよどり、尾長? )が食べに来ました。その種を庭に落とすので、ナンテンが生えて来ることも。懐かしい光景です。

マユミ。

奥には、コブクロザクラ。

すっかり「秋深し」の園内。

   

              遠くにスカイツリー。

       

               

        

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向島百花園。初冬の。その1。江戸菊の競演。伊勢の菊。

2022-12-01 19:52:36 | 向島百花園

                        「春日 江戸」。

     菊がお出迎え。

          向島百花園では「江戸菊」が展示されています。

丹誠込めた小菊の古木。

伝統の江戸の菊作り。

一つ一つに趣があります。

江戸菊。

      右の二つが「花散里」、左の二つが「黄八丈」。

       

艶やか、華やかな花。

しっとり、落ち着いた菊花。

                          「遠見の桜」

               「茅染川」。

伊勢の菊。

    「初日出」、「養老の滝」、「友白髪」、「嵯峨の光」・・・

「御園の秋」。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向島百花園。晩秋の。そろそろ冬支度。菊祭り。

2022-11-06 18:17:57 | 向島百花園

    ハゼノキ。

        紅葉が見事。

「おやじのつぶやき」(https://blog.goo.ne.jp/12240106)は、掲載画像がいっぱいになったので、今度、「おやじのつぶやき2」(https://blog.goo.ne.jp/12240106-2)になりました。今後ともよろしく!

さて、久々の向島百花園。菊の展示で職人さんが準備で大忙し。

地元の方の丹誠込めた菊が展示されています。

    

       

多摩の景勝。

         紅蓮。

             

                   中央は、「春」。いずれも見事。古木?

カラスウリ。

          カリン。

スカイツリー。

               

ススキ。

ナンテン。

     

ツワブキ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする