おやじのつぶやき2

「おやじのつぶやき」続編。街道歩きや川歩き、散歩がてらの写真付きでお届けします。

春のような陽気に誘われて。向島百花園。その2。隅田川にも春が。

2023-02-20 13:02:50 | 向島百花園

スカイツリー。園内も春らしく。

                

水緩む季節に。

            

足もとには鉢植えの梅の古木。

カリン。

隅田川にも行ってみました。

                

 

ユキヤナギ。小さな花と綿毛。

紅千鳥。

        

  

滝廉太郎「花」碑。

春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂(かい)のしづくも 花と散る
ながめを何に たとふべき

見ずやあけぼの 露(つゆ)浴びて
われにもの言ふ 桜木(さくらぎ)を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳(あおやぎ)を

錦おりなす 長堤(ちょうてい)に
くるればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
ながめを何に たとふべき

隅田川。

                 珍しく船の姿がありません。それにユリカモメの姿も。

それでも、土手脇に菜の花が満開。

墨田区側の隅田公園内の池が大規模改修中。それで水鳥たちも姿を消したのでしょうか?

工事用のコードが架けられて。

    <img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c8/b3f1c462be700e6377a7e7a683ac16f9.jpg">

 

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梅まつり。春のような陽気に誘われて。向島百花園。

2023-02-18 18:28:38 | 向島百花園

3年ぶりの「梅まつり」。少し時期が早かったせいか、今ひとつ咲きが遅い感じでした。

         瓢箪は自家製?    

     

             

それでも訪問客が。

          紅千鳥。

                 

       花香美。

足もとには、フキノトウ。

                

        

福寿草。

             

ふよう。<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/60/2ee61cc865f5f7c0874f6906aa68b50e.jpg">

          とうばい。

      かごしまこう。

            

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三寒四温。木瓜(ぼけ)。フキノトウ。福寿草。

2023-02-08 18:41:40 | 向島百花園

木瓜(ぼけ)。

         

『三寒四温』という言葉、耳にしたことがある方が多いのではないのでしょうか?
春先のイメージが強い気もしますが、実は元々冬の気候を示す言葉なのです。

もとは中国の冬の気候

三寒四温とは、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続くという意味の言葉で、寒暖の周期を表しています。

もとは中国の東北部や朝鮮半島北部で冬の気候を表す言葉として用いられました。冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、強まったり弱まったりすることに由来する言葉とされています。

日本では春先の天候を示すことが多い

box1春先の天気のイメージ。
 
日本の冬は、”3日間寒い日が続いた後に4日間暖かい日が続く”という周期が現れることはほとんどありません。

その代わり、日本では早春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。

このため、日本においての『三寒四温』という言葉は、本来使われる冬ではなく、寒暖の変化がはっきりと現れる春先に用いられるようになりました。
(この項、「」HPより)
 
「向島百花園」。
下草を刈った跡から、小さな春の花や芽が顔を出していました。
 
フキノトウ。
 
             
 
 
福寿草(ふくじゅそう)。
 
              
 
黄色い可憐な花。
 

典型的なスプリング・エフェメラルであり、春を告げる花の代表である。そのため、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持つ。福寿草という和名もまた新春を祝う意味があり、縁起物の植物として古くから栽培されてきた。江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物で、フクジュソウとミチノクフクジュソウをかけ合わせた「福寿海」をはじめ、緋色や緑色の花をつけるものなど多数の品種がある。

正月にはヤブコウジなどと寄せ植えにした植木鉢が販売される。ただし、フクジュソウは根がよく発達しているため、正月用の小さな化粧鉢にフクジュソウを植えようとすると根を大幅に切りつめる必要があり、開花後に衰弱してしまう。翌年も花を咲かせるためには、不格好でもなるべく大きく深い鉢に植えられたフクジュソウを購入する。露地植えでもよく育つ。

花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。(「Wikipedia」より)

ただし、毒草。

フクジュソウは全草が有毒で、その毒成分は強心配糖体のシマリンとアドニンで、飲食すると嘔吐、呼吸困難になり心不全に至る危険性があります。 薬用としての利用は禁物です。(「」HPより)

 
節分草(せつぶんそう)。
 
早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからこの名があるが、屋外での開花は節分より遅い。現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。
 
       雪割草(ゆきわりそう)。
 
              早春に開花。雪の残っているころに 雪を割るようにして咲き出すのが名の由来。
 
園内の梅もそろそろ咲き始めました。
 
「八重寒紅」。
 
           藤牡丹枝垂れ。
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冬牡丹。楊貴妃・「長恨歌」。冬至梅・唐梅。八重・一重寒紅。まゆみ(檀)。さるすべり(百日紅)。・・・、そしてユリカモメ。

2023-01-22 13:42:05 | 向島百花園

「向島百花園」。

入口に紅白の冬牡丹。

牡丹: 別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数。

原産地は中国西北部を観賞するために栽培されている。・・・。元は薬用として利用されていたが、盛期以降、牡丹の花が「花の王」として他のどの花よりも愛好されるようになった。たとえば、『松窓雑録』によれば、玄宗の頃に初めて牡丹が愛でられるようになったものの、当時は「木芍薬」と呼ばれていたと記載される。また、煬帝や初唐の則天武后が牡丹を愛でたという故事がある。ただし郭紹林はこれらの故事を慎重に検討し、虚構であると結論づけている。 代以降、1929年までは中国の国花であったとされることもあるが、清政府が公的に制定した記録はみられない。

(この項、「Wikipedia」より)

冬牡丹。 

唐の詩人・白居易(白楽天)「長恨歌」の一節。

唐の皇帝玄宗が楊貴妃の色香に迷い、政務を疎かにしたため、安禄山の乱が起こり、都落ちするはめに。楊貴妃を死に追いやった後、乱が治まり、再び都に戻ってくる・・・。

楊貴妃の美貌を「牡丹」に喩えている。

漢皇色を重んじて傾国けいこくを思ふ ぎょ多年求むれども得ず

楊家ようかむすめ有り初めて長成し 養はれて深閨しんけいに在り人未だらず

天生の麗質自ら棄て難く 一朝選ばれて君王のかたわらに在り

ひとみめぐらして一笑すれば百媚ひゃくび生じ 六宮りくきゅう粉黛ふんたい顔色がんしょく無し

春寒うしてよくを賜ふ華清かせい 温泉水滑らかにして凝脂ぎょうしを洗ふ

侍児しじたすけ起こせばきょうとして力無し 始めて是れ新たに恩沢おんたくくる時

雲鬢花顔金歩揺うんびんかがんきんぽよう 芙蓉のとばり暖かにして春宵しゅんしょうわた

・・・

馬嵬坡下ばかいはか泥土でいどうち 玉顔を見ずむなしく死せるところ

君臣あいかえりみてことごところもうるほす 東のかた都門を望み馬にまかせて帰る

帰り来たれば池苑ちえん皆旧にる 太液たいえきの芙蓉未央びおうの柳

芙蓉は面のごとく柳は眉のごとし 此に対して如何いかんぞ涙の垂れざらん

・・・

昔から美しい女性のことを「立てば芍薬 座れば牡丹  歩く姿は百合の花」と表現しますが、芍薬も牡丹も同じボタン科。牡丹が花の王、「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相、「花相」と呼ばれるそうです。

芍薬。(「Wikipedia」より)

梅二枝。

             

古木にはやっと蕾らしきものが。

冬至梅。

唐梅。 

八重寒紅(やえかんこう)。

他にも。まゆみ。

・昔、この木で弓を作ったので 、「真弓」の名になった。真弓の樹質は硬いが、柔軟性がある。

・ピンク色の実が割れてオレンジ色の種子が出てくる。この様子がとても美しい。

・「檀」とも書く。

・材で、こけしや将棋の駒をつくる。

・春、この若葉を 菜飯(なめし)として食べるとおいしいらしい。

・「白檀弓(しらまゆみ) いま春山に 行く雲の 逝きや別れむ 恋しきものを」(万葉集)

・「天の原 ふりさけ見れば 白真弓 張りてかけたり 夜道はよけむ」(同)

・「南淵(みなぶち)の 細川山に 立つ壇(まゆみ) 弓束(ゆづか)纏(ま)くまで 人に知らえじ」 (同)

・「み薦(すず)刈る 信濃の真弓 わが引かば 貴人(うまひと)さびて いなと言はむかも」(同)

・「しらまゆみ 磯辺の山の 松の葉の 常磐にものを 思ふころかな」(金槐和歌集 源実朝)

(この項「」HPより)

足もとには、

「春の七草」。

スカイツリー。 

門前に紅白の梅の木。

しろかが。 ひとえかんこう。

児童公園の百日紅。<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/19/96f00f9ddd06d5969e9bb6ddcc4d5652.jpg">

今年は、久々に「梅まつり」が開催されるようです。

ところで、隅田公園のユリカモメはどうしているか? 

ところが、隅田公園の池が工事中。隅田川にも、

ほとんどいません。

                餌場を求めて移動したのでしょうか?

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向島百花園。春の七草。隅田川・桜橋。ユリカモメ。

2023-01-04 18:33:14 | 向島百花園

1月4日。晴れ。今年最初の向島百花園。三々五々連れ立っての人々。

      

        それぞれの 歩調の一歩 初明り

          令和5年。「癸卯(みずのと う)」の年。

献上七草籠。

       

            

あら玉の 年のはじめの 七くさを 籠に植ゑて来し 病めるわがため

       

           

スカイツリー。

元旦。孫達は、最上階の展望台まで上がった、とか。

今年は、「梅祭り」も開催できそうな。

隅田川に架かる「桜橋」へ。

            台東区側の「桜橋船着場」にユリカモメの群れ。

           鳩も一緒に。

オオバン? 川面に。

スカイツリー。 

両国橋花火の賑わい。<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/03/210b47ed673a2b579796af217f9986e1.jpg">

                 テラスには、隅田川の浮世絵がいくつか。            

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