雨降りの午後。向島百花園。
アジサイには、雨が似合う。
降ったりやんだりのお天気。入園者も少なく、のんびりと散策。
ヤマユリ。
リンドウ。
ハンゲショウ(半夏生)。
ネムノキ。
カザグルマ。
カルガモたちはどうなったか? 四阿で雨宿りをしていると、現れました。親鳥とヒナたちがスイスイと水面を。
ヒナは、合計7羽。
親鳥のあとをついていきます。正面の叢に。
雨脚が強くなってきました。親子であちこち ウロウロ。天敵の野良猫がうろつかないうちに。
ヒナたちが叢の中に。
そのうち姿が見えなくなりました。
さて、帰ろうかとすると、「オナガ」が。
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※オナガ
水色の美しい鳥
実をいうと、カラスの仲間
声はやっぱり・・・
全長37cm。黒い帽子をかぶっていて、翼は短かく幅広で、尾は長い鳥です。黒とブルーグレイの姿をひらひらさせて水平に飛ぶさまはエレガントですが、カラスの仲間。となると当然、鳴き声は、この姿でこんな声で鳴くとは信じられない、という人がいるほど。オナガは中部地方より北の、本州だけにいます。従って、関西のバード・ウォッチャーにとっては、是非お目にかかりたい鳥の1つです。尾が長いのでオナガと呼ばれています。
よくテレビドラマで京都の話題の背景にオナガが鳴いている場面がありますが、自然ではありえない状況です。農耕地に点在する屋敷林、果樹園、住宅地など人の生活の近くにすんでいて、本当の自然林にはすんでいません。17・8羽から35羽ほどまでの群をつくり、それ以上になると群が分れていくようです。
上にもある通り、けっこう目立つ鳥でした。