11月22日は、24節気の20番目・「小雪」。
冬は、
19. 立冬(りっとう) 11月8日〜21日ごろ
20. 小雪(しょうせつ) 11月22日〜12月6日ごろ
21. 大雪(たいせつ) 12月7日〜21日ごろ
22. 冬至(とうじ) 12月22日〜1月5日ごろ
23. 小寒(しょうかん) 1月6日〜19日ごろ
24. 大寒(だいかん) 1月20日〜2月3日ごろ
となります。
「小雪(しょうせつ)」とは、雪が降りはじめるころ。
11月22日。および「大雪」までの期間。立冬から数えて15日目ごろ。
北国から雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではありません。雪といってもさほど多くないことから、小雪といわれたそうです。陽射しが弱くなり、紅葉が散り始めるころで、いちょうや柑橘類は黄色く色づいてきます。
次第に冷え込みが厳しくなってきますので、冬の備えは整えておきましょう。お歳暮の準備をする目安にも。
※「こゆき」ではなく「しょうせつ」と読みます。「小雪(こゆき)」は、女優。夫は、松山ケンイチ。
七十二侯でいうと、
・初侯 11月22日〜11月26日頃
虹蔵不見 にじかくれてみえず
曇り空が多くなる頃。陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。見ることができても、夏の空のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとすぐに消えてしまいます。
朔風払葉 きたかぜこのはをはらう
冷たい北風が、木々の葉を落とす頃。朔風とは北風のことです。地面いっぱいに広がる落ち葉と、葉を落とした木々は冬の景色の象徴であり、季節の移り変わりが感じられます。
(「隅田公園」にて)
(練馬区「八間堀公園」にて)
※小春日和 旧暦の10月ころ。現在では11月頃に陽気。最近は、そんな晴れのお天気が続きました。
移動性高気圧に覆われ、風も穏やかで温かく感じるこの記事の様子を春に例えて、小春日和と呼ぶようになりました。
こういう季節感は、もう終わり。いよいよ本格的な冬を迎えることに。
橘始黄 たちばなはじめてきばむ
橘の実が黄色くなっていく頃。橘とは柑橘のことで、古くから日本に自生していました。常緑植物であることから「永遠」を意味するとされ、不老不死の実だといわれていたようです。
(葛飾区内にて)
旬のもの
蟹すき鍋
寒い時期にぴったりな蟹すき鍋。蟹の種類は、タンパクで食べごたえのあるタラバガニが向いています。うま味をじっくり味わうにはズワイガニが向いています。
(「楽天市場」より。ちなみに9,990円。)
翡翠(かわせみ)(「Wikipedia」より)
鮮やかな色から、「青い宝石」や「渓流の宝石」と呼ばれています。この色は構造色といい、翡翠の色素によるものではなく、光の加減で青く見えています。
果物
蜜柑
ビタミンC以外にも多くの栄養素が含まれ、骨粗しょう症の予防に効果的です。冬はこたつに入りながら蜜柑を食べるというスタイルが定着していますが、食べ過ぎると身体が冷えてしまい逆効果です。
ほうれんそう
ヨーロッパでは「胃腸のほうき」といわれているほど、消化吸収がよく、食物繊維が多く含まれている菠薐草。胃腸を整え、貧血予防にもなります。
新嘗祭(にいなめさい)
11月23日に新穀の収穫を感謝するお祭りで、この年に収穫された穀物を食すことを「新嘗」といいます。勤労感謝の日。
(主に「暦生活」HPより)
※「大嘗祭(だいじょうさい)」は「新嘗祭(にいなめさい)」を即位後、初めて大規模に行うもので、皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式とされています。7世紀後半の天武天皇の時代から歴代の天皇が即位後に「大嘗祭」を行うことが皇室の伝統となってきました。
約1700人もの原告が名を連ね、1990年に提訴された「即位の礼・大嘗祭」違憲訴訟は、大阪地裁での“門前払い”判決を乗り越え、敗訴ではあったものの、控訴審で政教分離原則違反の疑いありとする画期的判決を勝ち取り、1995年3月結審した。そもそも巨額の国費が使われた「即位の礼・大嘗祭」とは何だったのか、また政教分離と信教・思想・良心の自由を求めた大きなうねりとなったこの裁判闘争は、どのような意味をもつのか。本書では訴状・地裁及び高裁判決を収録するとともに、さまざまな観点からその意味を探る。
(「Amazon.co.jp」)
今日11月22日は、「いいふうふのひ」だそうです。
そして、明日は、太平洋沿岸は、つめたい雨の一日になりそう。日本海側は雪模様?
次は、「大雪」(12月7日)。
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