昨年、ブログにしたいと思いながら出来なかった話題
8月と9月の新聞記事です
こちらは2016年8月27日の記事
こちらは2016年9月12日の記事
私も昔は「女性天皇や女系天皇を認めてもいいんじゃない?」という考えでした
でも最近、天皇が男性でなければいけない理由というのを知ったんですよね
それは、天皇のY染色体を引き継ぐため、ということ
人間の遺伝情報は、染色体によって引き継がれていきますが
細胞の核には23対の染色体があり、
対の片方は父親から、もう片方は母親から受け継がれています
また23のうちの1対は性染色体と言って、
XXの場合は女性、片方がYのXY場合は男性になります
つまり男の子のY染色体は、父親のY染色体から引き継がれているわけです
ヒトの遺伝情報-染色体(クロモゾーム)
これを天皇家に当てはめてみると
今上天皇のXY染色体は、昭和天皇のY染色体と、香淳皇后(昭和天皇妃殿下)のX染色体
また昭和天皇のXY染色体は、大正天皇のY染色体と、貞明皇后(大正天皇妃殿下)のX染色体
ということになります
つまり、ずっとズ~ッと、ズ~~~~~~~ッと辿っていけば
今の天皇継承権のある男性皇族には
初代の神武天皇のY染色体が、ずっとずっと、ズ~ッと引き継がれているんですよね
わかりやすいように図にしてみました← クリックすると大きくなります
見てわかるように、男性皇族の染色体には、必ずY染色体があり、
しかもそれはたった1種類(Y1)だけ
一方、女性宮家はどうかと言えば
図でもわかるように、様々なX染色体が引き継がれていることがわかります
たとえば黒田家に降嫁された紀宮清子さんは、
今上天皇のX染色体と、美智子皇后のX染色体
また皇太子殿下のお嬢様、愛子さまは、
皇太子さまのX染色体と、雅子妃殿下のX染色体
さて、ここで問題になるのは、今上天皇のX染色体と、皇太子さまのX染色体が
どこから引き継がれたかということ
それはもちろん、今上天皇のX染色体は、香淳皇后から
皇太子さまのX染色体は、美智子皇后から
つまり、今上天皇のX染色体と、美智子さまのX染色体を受け継いだ紀宮清子さまは
香淳皇后のX染色体と、美智子さまのX染色体を引き継いでいるため
天皇家の遺伝情報を全く引き継いでいないわけです
更に、愛子さまはどうかと言えば、皇太子さまのX染色体、
つまり美智子さまのX染色体と、雅子さまのX染色体を引き継いでいるだけで
更には、天皇家の遺伝情報を全く引き継いでいない、というだけでなく
愛子さまは正田家と小和田家の遺伝情報しか持たない
つまり、皇族の遺伝情報を全く持たないお嬢様、ということになるのです
そのため、もし女性天皇、ということで愛子さまが天皇になり
天皇家の血筋以外の男性と結婚した場合、
愛子さまに男子が生まれたとしても、そのお子様は
雅子さまか美智子さまのX染色体と、結婚相手のY染色体を引き継ぐだけ
つまりその時点で、2600年以上続いているという神武天皇からの遺伝情報(Y1染色体)は
完全に途絶えてしまうわけなのです
以上が、「何故天皇は男性でなければいけないか」の理由です
私もこのことを知ってから、一時繋ぎの女性天皇はともかく
女系天皇は絶対にあり得ないな、とわかりました
是非是非、多くの方がこのことを理解して
神武天皇のY染色体が、日本という国の中で、いつまでもいつまでも受け継がれていくよう
守っていって欲しいな、と思います