原子力発電の代替エネルギーとして推進されている太陽光エネルギー
ソーラーシステムですが、実はとんでもないリスクがあることがわかりました
なんと!
火災が起きると、感電したり、有害物質が漏えいする可能性があるというのです
先日起きたアスクル倉庫火災
なかなか消火できず、1週間近くも鎮火しなかったようですね
アスクル火災:消火難航、倉庫倒壊の恐れ - 毎日新聞
では何故鎮火に時間がかかり何日も燃え続けたのか
というと、実は倉庫の屋上に張り巡らされた太陽光発電の設備が
消火に大きな障害になっていたのです
なんと!このソーラーシステムに放水すると、その水を伝わって消防士が感電してしまうため
消火活動が出来なかった、というのです
その記事がこちら
アスクル物流センターの火災に見る、太陽光発電システムの消火困難
以下に細かい解説が述べられていますが
書き出すとこんな感じでしょうか
●ソーラーパネルは、壊れても太陽光や炎の光を浴びると発電を継続する
●消火のために棒状の放水を行なうと、その水流から電流が伝わり放水者が感電する危険がある
●残り火の消火や、消火した後の確認のために近づいても感電する危険がある
●ソーラーパネルに直接触れなくても、断熱材などを通じ感電する可能性がある
アスクルの倉庫火災と、太陽光発電システムにおける災害リスク
だから消防車が全く放水していなかったんですね
普通の倉庫火災なら、沢山の消防車を倉庫の周りにぐるっと配置して
一斉に放水すれば、あんな倉庫の火災なんてあっという間に消火できたはずですものね
消防庁も平成25年に注意喚起しています
太陽光発電システムを設置した一般住宅の火災における消防活動上の留意点等について
そして更に問題になるのが、ソーラーシステムに使われている有害物質
脳や肝臓、腎臓、神経などに影響を及ぼす
カドミウム、カドミウムテルル、鉛などが含まれているそうですが
火災や経年劣化によって廃棄しなくてはいけない場合
当然、安全に廃棄されなければいけないわけですよね
【危険を承知で推進中!】
資源エネ庁が原発メーカー三菱に調べさせた太陽電池モジュール廃棄物の危険性
ソーラーパネルの有害物質
ソーラーパネルの寿命は20~30年と言われているので
今後はこういった有害物質の処分などが問題になっていくと言われていますね
太陽光発電の耐用年数・寿命とソーラーパネルの経年劣化l太 ...
こういったリスクを知ってみると、日本の何処でも起こる可能性がある大震災や津波
ソーラーパネルが津波で流されたら、海水を伝って多くの人が感電してしまうし
更にその有害物質が震災後の復興に大きな障害を残すんじゃないのかな
そう考えると、災害の多い日本にソーラーシステムって合わないんじゃないのかしら?
と物凄く心配になります
しかし、マスコミはこのことを全く報道しないですよね
ソーラーシステムはソフトバンクが大々的にやってる事業だし
パネルは中国製だとか韓国製だとか言われているから
お隣の国に不利益になるようなことは「報道しない自由」を行使してるのかな?
我が家の近隣でも、屋根の上にソーラーシステムを設置している住宅が増えています
もし火事になったら消火活動が全く出来ず、延焼を見ているだけ
なんてことにならないよう、早急に対策を考えて欲しいですね