税金を払うのは嫌だけど税金のない世界はもっとイヤ

2024年12月29日 | 社労士
103万円の壁の上限が高くなるそうな。
それによって手取りが増えるそうだ。 

誰の?

103万円を稼いでいる人?

なんか、わけわからなくなってるよね。

130万円の壁は部屋自体が狭まってるし、いずれきゅ〜っとしないと通れなくなるし、真綿のように締め付けるからいいとして?(赤血球さんみたいな特殊な体で対応できる人もでてくるかも)、所得税は厚労省のでる幕ではないからきちっとしなきゃってことかな?

税金額が減ることを=所得、手取りが増えるとしているのだな⋯間違いとは言い切れない。

103万を稼いでる人の所得たいして変わらないよね⋯

103万を稼いでいる人を「食わせてやってる」人の手取りが変わるのだな⋯

離婚したいけど、生活のために我慢して夫婦やってるのは女性が多いが、「食わせてやってる」配偶者がいないとほんとのところ困るのは男性ではないのか⋯

税金のない世界って、どんなだろう?

鎌倉時代の小説を読んでいると、すでにこの頃から税(米)の取り立てで民は苦しんでいるが、税の恩恵には浴していないみたいだ。

税金はみんなのために使われる、が現代の常識だが、これほどまでに税金が忌避され、それを払わないことで手にするお金が増えるというなら、いちど税金を中止してみるのはどうだろうか。

私は病院にほとんどいかないが、いざとなったとき激困るだろうな⋯

ダイレクトに困るのは月50〜80冊はタダで読んでいる図書館の本が読めなくなることだ。

それこまる😰

タダだからって返却期限過ぎてるのに返さなくてごめんなさい!!!

もうしません!!!

受付の人態度わる〜とか言いません!

だから図書館の本はせめて低額で読ませてください!せめて定額で!サブスクでも十分元が取れる!
実費は勘弁してください!!

税金は払うのは嫌だけど、税金のない世界はもっとイヤ!
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不払い残業代を交通費の不正受給で取り返すか…

2024年11月30日 | 社労士
通勤手当の不正受給はどうやら幅広く行われているようだ。
東京都豊島区職員の大量不正受給が新しいが、ニュースにはならなくても大昔からのあるあるである。あれ?ダジャレ?

通勤手当って、高速使っているとか、新幹線使っているとかは別だけど、大きいお金じゃないです。いやいやいやいや、金額の多寡じゃなくてーーーーーーー、モラルの問題!とか、弁護士なら、会社に対する背信であり詐欺罪というかもしれない。

でもさあ、やっぱり細々した金額だよね。不払い残業代より少ないんじゃね?金の払われない残業は日本の文化なら、通勤手当の不正受給も日本の文化?とかね(笑)

でもさぁ、思うよ。就業時間前の出勤やタイムカード押したあとの残業を当たり前にやってる日本人は、どこかでそれをチャラにしたいと思ってるんじゃないか?
通勤手当の不正受給を悪いこととは知りながらも、でも会社だって残業代払ってないし、おあいこだろ?とか。これくらいしないと割に合わねぇよ💢とか。

フロントドアは閉めておいてサイドドアをすかすかにするのはやはり日本のお家芸なのでは?

それよか。
いつも気になるのは、ICカードの履歴調査だ。
どの弁護士も指摘すらしていない。

会社がプリペイドカード用意して貸与して通勤に使わせて、ってんならわかる。休日に使ったら不正だ。使わずに歩いたり自転車乗ったら会社の利益だ。なんの問題もない。(それで遅刻してたらまずいけど)

社員が買ってプライベートでも使ってるのを通勤手当の調査で見るって、そんな覗きはいやです。

私もかつて労働行政で働いていたときやられて、局長の親の顔が見たくなったよ(# ゚Д゚)

ゲスの極みだと思いますが🤢

労働者さんは、通勤手当などという細々としたところで辻褄合わせしないで、ちゃんと労働の対価を支払ってもらうようにしないとな…

フロントドアから堂々と出入りするのがいいっすよね😚
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電子申請が何やのん💢

2024年10月31日 | 社労士
電子申請は大変便利だと、いろんなところに書いてある。
QRコードがついていて、24時間いつでもオッケーとある。
それを真に受けて電子申請してみることにした。

が。

私はマイナンバーカードとかいうものを持っていない。
電子申請が便利で楽なのは、このマイナンバーカードがある場合だけである。
これがないと電子申請は、やれ税務署で認証番号もらってこいだの、法務局でなんやらかんやらを申請してこいとか、わざわざ出向いて、それから申請しないといけない。

それに気付いて役所にマイナンバーカードを申請に行ったら、3週間以上かかるという‥

便利ってなんやろ?

ないと不便なものが便利か?

急いで作ったひどい写真のマイナンバーカード、どうしてくれる💢

あんなもん、どこにも出したくないわ💢

待ちくたびれて紙申請したわ💢

電子申請よかよっぽど簡単やわ💢

電子だの、AIだの言うて、仕事がなくなるとかかんとか、何やねん💢

時給1000円の力仕事や雑用が山ほどあるわ💢

ふん💢





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現場ファーストとは、つまり顧客ファーストのこと

2024年09月29日 | 社労士
今朝の朝刊に株式会社シナ.コーポレーション代表で、「現場」専門家の遠藤功さんのインタビュー記事がありました。

どんな業界でも現場というのはその会社を映す鏡であるとのこと。良い現場には笑顔、会話が多く、ありがとうという言葉も多い。ありがとうが言えるのは誰かと誰かが助け合っているから。ダメな現場はそれぞれが自分の仕事だけに没頭していて、隣の人がどんな仕事をしているか分からない。人はいるけどチームになっていない。

耳が痛い😞


日本では現場力が失われつつあり、人を大事にとか、現場を大事にとか口では言うけど、余裕がないのか、外部のプレッシャーが強いのか、利益優先、成長優先で、人間は駒のように扱われてきたとのこと‥

社労士などのコンサルタントは何してたんでしょうか‥💦

耳に激痛が走ります‥

現場の目も当てられないさまは実はお客様がいちばん感じていて不愉快に思い、二度とその店に行きたくなかったり、サービスを受けたくなかったりします。

自分だってそうだもの‥

ねちねちと従業員を叱責し続けているのを聞きながらの食事は苦痛でしかないです。
目の前で罵倒されている職人さんをみて寿司を食べるのは無理があります。

自分は棚に上げてでも、人の、それはないわという叱り方は気になるものです。

第三者からはよく見えるのです。

顧客側の人が立ち止まるほどの叱責は、提供されているサービスの質そのものも心配になりますし、相手が違えばこんな態度なのかと思われてしまいます。

誰が聞いても納得できる、この人の叱責はもっともだ、道理があると思わせるものでないと、仕事を失いかねないのです。

顧客ファーストか、株主ファーストかとかいろいろ考え方はありますが、現場ファーストはイコール顧客ファーストだと思います。

中小零細企業は株主云々は関係ないです。

「現場」という言葉はかつては建設現場や工場現場など、限定された職場を指していたようですが、今では従業員が働いているところ全てを指していいと思います。

ところで、顧客ファーストはわりかし早くから言われていた言葉ですが、なぜこんな当たり前のことが言われなければならないのか?

答えはわかりきっています。

上司、会社など、直接仕事を管理している者の顔色をうかがうのが当たり前だからです。

ホテルのような顧客サービス優先が当たり前の業界にあってさえ、会社のお偉いさんが来たら客そっちのけで接待しますから‥

そして、上司や社長のことを外部に話すのに尊敬語を使っているのですから。

今どきの若者の話をしてるんじゃありませんよ🤢

政権批判のときには威勢の良い人たちも内部の話になると変わりませんから‥

現場を大事にするとか、働く人を大事にするというのはお客様を大事にすることにほかならないと思います。

ああ、耳がヒリヒリする‥



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労働は商品ではない!ではなく、「特殊な商品」

2024年08月30日 | 社労士
コンビニでトイレを借りた。
何も買わないのにトイレだけを利用するのは気が引けた。とはいえ買いたい物もないので財布に入っていたUSBから適当に何かを印刷することにした。(コピー機利用)。
印刷してみると日本労働研修研究機構(JILPT)の濱口桂一郎さんのhamachanブログの記事だった。
2021年12月の記事で、安い日本がホットな話題となっているという内容で、日本ではとにかくよい製品が大変安価で、なぜ高品質低価格が可能なのか?という理由が書かれています。

安い日本

テレビでは外国人観光客が、安い日本でショッピングを満喫している様子や、テレワークをしながら物価の安い日本で生活している外国人の様子が見られる。みな口を揃えて言う。コンビニとかはどこも同じ値段で、しっかりした商品である。食べ物もチェーン店はとても安くおいしい。外国(本国)ではありえない、とのこと。

コメンテーターとかは、ニッチな日本が見直されて嬉しい、やはり日本は優秀だな〜と言っていた。日本人の賃金が非常に安いことには全く触れられていなかった。

濱口桂一郎さんは、安い日本は安い日本人労働者の賃金がもたらしているとして、その淵源に遡って説明している。

「労働は商品ではない!」として、労働者の賃金を上げることが唯一可能な労働組合が日本では機能していないことを指摘しています。

海老原嗣生さんとの共著「働き方改革の世界史」を引用し、アメリカでは労働組合までがカルテルとして違法扱いになってしまったときに、「労働は商品ではない!」として、アメリカ総同盟が経済界と戦ったことを紹介しています。

この本、歴史本なので難しいのですが、再挑戦しました。

濱口さんは「労働は商品ではない!」が間違った使われ方をしていると憤慨しています。労働は商品ではないから企業がちゃんと社員の面倒をみろ、などというものではなく、反トラスト法(日本の独占法みたいなの)などが適用されないような特殊な商品として、労働組合の集団交渉を談合扱いしない、というのがそもそもの「労働は商品ではない」という。

労働者は商品ではない、というと、当たり前だ、労働者は人間だ!と多くの人はいう。だから派遣制度では、企業は客、派遣会社は店屋、派遣労働者は商品という説明に怒る。だが、商品は商品でも人間という商品は機械や野菜とは違う。ナマモノという点では野菜や食肉と同じだが、生きているという点で牛馬と同じだが、人間はそれらとは一線を画している。商品だからといって怒るのではなく、人間という商品であることを考慮しないで機械や野菜、食肉、牛馬と同じ商品のように扱うから怒るのである。

アメリカ労働運動のゴンパースは、労働組合を政党の下部組織にするようないかなる発想にも反対し、労働組合運動は本来自力本願の運動であるという。そして、幾多の難問を決定するのに羅針盤となるのは、政治的なものと経済的なものを明確に区別することであるという。経済界は本質的に科学的であり、政治は相争う力の場であるという。

政治と経済は相異なるとか、別であるとか、関係ないとか、そういうことではなく、本質が違うのだということだろう。政治・経済と一緒くたにして、理系が苦手な者の逃げ場所や劣等感を挽回する分野ではない。

もちょっとがんばって本読んでみよう。





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