天畠大輔のあ、か、さ、た、な話法で国会質問!
参議院 予算委員会 年越しは許さない!強制不妊手術、
精神科病院・虐待事件からの被害回復(11月29日11:42頃〜)
優生思想は私たち1人1人に突き付けられた問題です(天畠 大輔)
参議院議員天畠 大輔さんの活動報告(速報)
2023年11月29日 予算委員会質疑「年越しは許さない!強制不妊手術、精神科病院・虐待事件からの被害回復」
https://tennohatakenimihanarunoka.com/preliminary-report/2023%E5%B9%B411%E6%9C%8829%E6%97%A5%E3%80%80%E4%BA%88%E7%AE%97%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E8%B3%AA%E7%96%91%E3%80%8C%E5%B9%B4%E8%B6%8A%E3%81%97%E3%81%AF%E8%A8%B1%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81/
天畠 大輔さん
「精神科病院で虐待などが起こっても、そこに残る人たちはいつも置き去りです。虐待を受けたり、見たり聞いたりした患者1人1人に対する謝罪、回復ケア、そして事件直後の緊急的な転退院支援などの被害回復を定めた仕組みはありません。東京都は、現在転院支援をしていますが、ペースは遅く、結果として84人が残っています。半年前に退院を希望したのに出られていない人だけでも25人ほどいます。
滝山病院からの退院支援に取り組んできた相原啓介弁護士は、こう警鐘を鳴らします。
『まるで、災害時に被災地に取り残されている人たちが地面に倒れていることを誰も気に留めず、政府の責任追及や今後の再発防止策ばかりを全国民が語り合っているかのようです。』
・・・出生前診断が普及している今、優生思想は私たち1人1人に突き付けられた問題です。
旧優生保護法被害の国賠訴訟で、国側の敗訴は既に8件です。直近10月25日の仙台高裁判決は、これまでより大きく踏み込んでいます。原告の損害賠償権が既になくなっていると国が主張すること自体が不誠実で乱暴な態度だと、国の主張を完膚なきまでに否定しました。
総理、やはり政府はこれまでの上訴を取り下げ、総理が原告らと会うべきではないですか。
虐待のあった精神科病院でも、優生保護法問題でも、安心して新年を迎えられない人が多くいる。
誰かに責任を押し付けず、政府も国会も行動すべきと申し上げ、質疑を終わります。」
国家が障害者を差別、排除、隔離、虐待してきた歴史があり、今も続いています。この日の天畠大輔さんの「あ・か・さ・た・な話法」の国会質問はそれを赤裸々に自公政権に暴露し迫り、かつ私たちにも突きつける歴史的な闘いでした。天畠大輔さんがおっしゃる通り、優生思想は私たち1人1人に突き付けられた問題です。