こちらは東部労組大久保製壜支部 2019.8.23のストライキです。
2021年4月19日、東部けんり総行動で大久保製壜支部の社前抗議
2019年7月7日、重大労災発生!!
仲間の三人が死んでいてもおかしくない。
「腰椎骨折」は一生車イス生活の危険性すらある。
2019年8月23日、東部労組大久保製壜支部ストライキに決起!
7月7日午前、警察・消防署から沢山の救助隊、レスキュー隊も駆け付け、崩れてきたパレットの重いガラス製品に埋もれた三名を救出しました。向島警察も「業務上傷害の罪で訴えることもできる大事故」と言うほどの大労働災害です。
何十年間も我々東部労組大久保製壜支部が「パレットの多段積みをやめろ!」「必ず、死人が出る」と必死に要求し続けていたのに、会社は全く耳を貸さないで来ていました。今日も倉庫の中は、パレットが5段6段当たり前のように積まれています。地震や事故でこれが崩れたら、絶対に死人が出ます。子供でもわかることです。 三人とも全員50歳です。まだまだ若い、人生これからの仲間たちです。それなのに、こんな恐ろしい目にあい、痛い大ケガを負わされ、一生障害が残るのです。
かつて障害者の山田さんが風呂場で溺れ死ぬ事故もありました。製壜課では橋本さんがベルトコンベアに上半身が挟まれ瀕しの重症を負い、一生治らない重度障害者となり、また検査課でロボットに挟まれたおそろしい事故もありました。今後こんな悲惨な労災を二度と起こさないようにさせなければなりません。会社は、今後は私たち東部労組の要求に謙虚に耳を傾けるべきです。
*********************************************************************
闘いは続いています。
2021年4月19日、東部けんり総行動で大久保製壜支部の社前抗議行動が取り組まれました。社前には東部労組各支部・組合員、地域・友好労組の仲間85名が結集しました。これに対し会社は工場の門・事務所のドアを閉め、一切対応しないという相変わらずの姿勢でした。
東部全労協・山口事務局長の主催者あいさつに続き、大久保製壜支部金澤委員長からこの間の経過として、会社の姿勢がまったく変わっていないことが報告されました。金澤さんは「加害者の会社が威張る姿勢なのは許されない」と厳しく糾弾しました。
連帯あいさつでは墨田労組連・岡本事務局長、全国一般全国協・平賀委員長、全労東伸社グループ分会の仲間からいまだに変わらない経営姿勢への怒り、今後も解決のために支援していく決意、労災に関しての責任・安全配慮義務違反は会社がすべて責任を負うことなど会社への怒りを交えた温かい連帯の発言を受けました。 支部の決意表明では会社の姿勢への怒り、被害者戸谷さんからは「絶対許さない」と怒りと決意が表明され、労働者の命・安全無視の経営姿勢の責任を取らせるまで地域共闘で闘うことが確認されました。