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福田和子・第十五回公判・求刑無期懲役「真摯な反省の片鱗すら認められない」

2021-09-10 14:33:34 | 日記
■論告
被害者の遺族らの、被告人に対する処罰感情は、事件から十五年以上経過した現在もなお、少しも慰撫されておらず、その傷跡は極めて深く、被告人への怒りが高まりこそすれ、少しも和らぐことはないのである

本件の量刑に当たっては、極刑をもとめてもなお癒されることのない遺族らの感情を十分汲み取ることに、やぶさかであってはならない

本件は平穏な地方都市において、被害者が惨殺され家財を強取された上、山中湖に埋められたばかりが、被告人が長期にわたり、全国を転々として逃亡を続けたもので、関係者、周辺住民、地域社会に衝撃と不安を与え、社会的に与えた影響は甚大である

被告人の自己中心的で反社会的性格は根深く、これが本件犯行に発現したもので、法規範尊守の意識は著しく低い。真摯な反省の態度の片鱗すら認められない。その犯情は悪質極まりなく、被告人の刑事責任は極めて重大であると言わざるを得ない

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