小6の終わり
漁師町の小学校に転校
この頃には義父は居ず、地方公務員宅の二階に間借りをしていた
母が夜の勤めに出掛けると、階下から浴衣姿のおじさん(母の恋人)が上がってきて、袂からお菓子を取り出し、あぐらの上に私を抱き上げた。顔をそむける私に構わず、おじさんは頬擦りを繰り返す
三度目には裸の私が立っていた。おじさんは顔を醜悪に歪めて「かわいいねぇ」と褒める。こわい。。
翌日からは押し入れに隠れたが、トイレを我慢できずに、トイレへ行くとおじさんは階段を上がってくる
「いい子だね。お母さんには言わないでね。その代り伯父が人形を買ってあげよう」
私は当時流行ったミルク飲み人形が欲しくて、もらった三千円を握りしめ、おじさんのざらついた手を我慢した
性には無知であったが、私はこの時に、女の体がお金になることを学んだ
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