心結13

何かに例えようとしたけれど

何も思い浮かばない

それなりの時間を生きても

それなりの密度だったのかもしれない

山あり谷ありも緩急も

人生に欠かせないものだとして

目の前の山を登り必ず谷に降りて

急ぎながら休みながら

自分なりに頑張ってきた

今の気持ちを言葉にするのは難しく

せめて心のページに記そうと

あれこれめくってみたけれど

いつでも初めての顔をして

素顔のままでこっちを見てる