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10:30‐12:40 豊田市コンサートホール 多目的ルーム
◇今回は、3月2日(日)藤原歌劇団 団会員企画の勉強会です。
・日時:2014年03月02日(日) 開場:16:30 開演:17:00
・会場:コンサートホール
・藤原歌劇団 歌劇「椿姫」
ヴィオレッタを300回に渡り演じ、往年の巨匠タッデイ、カプッチルリ、ヌッチと共演を重ねたティツィアーナ・ドゥカーティ、アルフレードに今や世界を駆け巡るロモロ・ティザーノ、ジェルモンにはコヴェントガーデン歌劇場からリム・チャンハン、そして指揮は将来を約束された若きマエストロ、ロレンツォ・タッツィエーリが豊田初登場!!
◆出演
ヴィオレッタ/ティツィアーナ・ドゥカーティ
アルフレード/ロモロ・ティザーノ
ジェルモン/リム・チャンハン
フローラ/宮澤優子
ガストン/持木弘
ドゥフォール/田中大揮
ドビニー/別府真也
アンニーナ/横井香奈
グランヴィル/安東玄人
ジュゼッペ/澤崎一了
使者・召使/藤澤龍弥
管弦楽/オーケストラ・リリカTOYOTA
合唱/藤原歌劇団
芸術顧問/マルコ・ボエーミ
演出/馬場紀雄
指揮/ロレンツォ・タッツィエーリ
=あらすじ=
【第1幕】
時は19世紀半ば、舞台はパリ。社交界一人気のある高級娼婦ヴィオレッタの館では華やかな宴が催されています。この宴にやって来た青年アルフレードは、「乾杯の歌」を歌って場を盛り上げます。彼は以前からヴィオレッタに恋をしていて、二人きりになると、彼女にその気持ちを告白しました。ヴィオレッタは、娼婦である自分は本当の恋愛などに縁はないと思っていましたが、アルフレードの純粋な愛の前にとまどうのでした。
【第2幕】
ヴィオレッタは社交界を離れ、パリ郊外の家でアルフレードと静かに、そして幸せに暮らしていました。ある日、アルフレードの留守中に、彼の父ジェルモンが訪ねてきます。ジェルモンは、ヴィオレッタの娼婦という過去が、娘(つまりアルフレードの妹)の縁談に差し障りとなるので、息子と別れるよう彼女に迫りました。ヴィオレッタは自分の真実の愛を必死で訴えますが、受け入れられず、悲しみの中で別れを決意。家を出ていきます。別れの置き手紙を読んだ何も知らないアルフレードは、彼女の裏切りに激怒したのでした。
その夜、ヴィオレッタはパリの社交界に戻り、かつてパトロンだった男爵に手を引かれて現れます。彼女を追ってきたアルフレードは、ヴィオレッタが男爵を愛していると苦しまぎれに言うのを聞いて逆上します。彼は社交界の大勢の人前で彼女をひどく侮辱して悲しませるのでした。
【第3幕】
数か月後、ヴィオレッタは自宅のベッドで横になっています。実は難病におかされていて、自分の最期が近づいていたことを彼女は知っていました。そして、今や死を目前にしています。そこへアルフレードが駆け込んできました。全ての事情を父から聞いた彼は、彼女に許しを請います。二人はまたいっしょに暮らすことを誓いますが、時はすでに遅く、ヴィオレッタは過ぎ去った幸せな日々を思い出しながら、息を引き取ったのでした。