ヒメシャラの木は、10年ぐらい前に買い、古い屋敷で大きく育っていたのに、いろいろな木に埋まって目立ちませんでした。
しかし移植したので、今存在感を示しています。
よく似た樹木で、夏椿を新しく庭木で植えてもらいました。
夏椿は日本原産の木で樹高が10〜20mの大木になるようです。
古くから寺院などの庭に「シャラノキ」と称して植えられていましたが、これがなかなか上品で明るい印象です。
植えて間もなく6月ころに、直径5~6センチほどの清楚な白い花を咲かせました。
夏椿の花はヒメシャラの花より大きくて、堂々と咲いていました。
ツバキと似ているので、「夏椿」と言うそうですが、ツバキとは違いますね。
朝、咲いて夕方には花が落ちてしまい,葉も厚くはなく、ツバキのような深緑でもなく黄緑色です。
幹は独特の模様があり、樹皮が美しい
百日紅のようにすべすべしているんです。
秋には赤く紅葉し、その燃えるような姿が美しく、目を引くといわれているので、今からとっても楽しみです。