自分の思想や立場を明らかにするというのは
なかなかに勇気の要ることですね。
そういうものは、表明しないで
密かに心の内で思っているだけにした方が、
攻撃されないし、目立たず、
結果的に
余計な体力を消耗せずに温存できて、
生き残っていけるかもしれません。
特にこの国の社会では、
同調圧力も強いので、それに反するような
言動をするのは有形無形のプレッシャーを
感じるものです。
また、早まった行為をしてしまった、
と後で後悔する恐れも、経験しないで
済むでしょう。
自分のスタンスを明らかにするのが
良いのか悪いのか、状況にもよると思うので
一概には言えませんが、
いずれにせよ、自分が何を優先するか
というところの問題なのかな、とも思います。
随分前ですが、ある掲示板で知り合った方に
こんな方が居ました。
その方は、その掲示板ではなんだかひどく
叩かれている人でしたが、かなりの策士で
それなりに思うところには反論しつつも、
大勢、のらりくらりとお茶を濁しつつ
やり過ごしている、という風でした。
あるとき、その方とオフで会う機会があり、
私はその人が一体何ゆえに叩かれているのか
さっぱり事情が分からなかったのですが、
こちらから聞くこともしない内に
実はこういうことだったんです、という
驚くべき事情を話してくださいました。
その話からすれば、その人が叩かれているのは
まったくの濡れ衣というか、お門違いも
甚だしい案件だったのですが、
言い訳をしたり真実を話せば
それはそれで非難の矛先が向かう人が居り、
けれどもその人は知っていながら知らん顔
という在り様でした。
どうしてそんな理不尽を許しているのか、
私だったら到底そんな人とは付き合えない
と思うのですが、
そこはそれで、その人にも自分を見殺しにする
相手とつながっていることへのメリットがあり、
甘んじてその状況を受け入れる選択を
しているのでした。
自分の得たいメリットのために、
白黒はっきりつけずに敢えてグレーに
留まっている、というのは、
なかなかの丹力というか、精神力だな~なんて
変なところで感心したのですが、
消極的に自分の立場を明らかにしない人は
多いけれど、この人のように積極的に
グレーを選ぶというのも、私にとっては
なかなかに新鮮な選択でした。
一方で、旗幟鮮明にすることも
相当な覚悟と精神力が必要です。
それをするだけの情熱とメリットがなければ
到底貫くことはできないでしょう。
また、自分の立てた旗がひとたび
誤りだったとなれば、自身が培った
すべての信用や実績なども、
水の泡です。
勢いだけでそうする人も多いかもしれませんが、
息長く続かせるためには、
自分の中で湧き上がる、
それに向かわざるを得ないような
純粋なエネルギーがなければならない
だろうと思うのです。
そして、毎瞬毎瞬、その情熱を更新
し続けないといけません。
それができなくなったときが、
旗印を下す潮時です。
私自身、自分のスタンスを表明するときは、
やはり身震いするくらい恐い、
と思うことがあります。
どれだけ自分の旗印を精査しても、
しきれない時はありますからね。
自身のスタンスを表明した人に対して、
時に激しい攻撃が加えられることも
今の時代は多いですが、
それでもなお私はこれをする、こう思う、
と一人、責任をもって表明した人と
同じ土俵に立って反論するなら、
フェアだけれど、
外野から、無分別に非難のエネルギーを
浴びせるのは、ただの自分の欲求不満の
八つ当たりだろうと思うのです。
様々な不安やストレスが渦巻く社会において、
人々は自分のストレスのはけ口を
無意識にも探し求めているような
気配を感じなくもないのですが、
今を生きるこの自分が、
次の新しい社会を作っていく一つの因子
なのだとしたら、自分が住みたい社会の
因子を体現したい、と思うのです。
なかなか、善良でありたいと思いつつも
どうしようもなく噴き出すヘドロのような
ものもありますが、
それらに揺さぶられながらも、
毎瞬、今ここが自分が生きたい世界だったら
自分はどんな風に振舞うかな、と
想像しつつ、近づけたら、と思います。
【お知らせ】*********
セッションなどのお問合せはこちらからどうぞ
⇒お申込みフォーム
●満月のZoomによるオンライン瞑想会
6月6日(土) 17:00~20:00
●正味5時間の解放ワーク「1day集中ディープクリアセッション」
特典付き新価格で登場
●対面セッションのご予約受付、再開しました
●電話によるセッションの通話料金がサロン負担になりました
詳細はhttp://healing-gate.com/blog/ へ
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そういうものは、表明しないで
密かに心の内で思っているだけにした方が、
攻撃されないし、目立たず、
結果的に
余計な体力を消耗せずに温存できて、
生き残っていけるかもしれません。
特にこの国の社会では、
同調圧力も強いので、それに反するような
言動をするのは有形無形のプレッシャーを
感じるものです。
また、早まった行為をしてしまった、
と後で後悔する恐れも、経験しないで
済むでしょう。
自分のスタンスを明らかにするのが
良いのか悪いのか、状況にもよると思うので
一概には言えませんが、
いずれにせよ、自分が何を優先するか
というところの問題なのかな、とも思います。
随分前ですが、ある掲示板で知り合った方に
こんな方が居ました。
その方は、その掲示板ではなんだかひどく
叩かれている人でしたが、かなりの策士で
それなりに思うところには反論しつつも、
大勢、のらりくらりとお茶を濁しつつ
やり過ごしている、という風でした。
あるとき、その方とオフで会う機会があり、
私はその人が一体何ゆえに叩かれているのか
さっぱり事情が分からなかったのですが、
こちらから聞くこともしない内に
実はこういうことだったんです、という
驚くべき事情を話してくださいました。
その話からすれば、その人が叩かれているのは
まったくの濡れ衣というか、お門違いも
甚だしい案件だったのですが、
言い訳をしたり真実を話せば
それはそれで非難の矛先が向かう人が居り、
けれどもその人は知っていながら知らん顔
という在り様でした。
どうしてそんな理不尽を許しているのか、
私だったら到底そんな人とは付き合えない
と思うのですが、
そこはそれで、その人にも自分を見殺しにする
相手とつながっていることへのメリットがあり、
甘んじてその状況を受け入れる選択を
しているのでした。
自分の得たいメリットのために、
白黒はっきりつけずに敢えてグレーに
留まっている、というのは、
なかなかの丹力というか、精神力だな~なんて
変なところで感心したのですが、
消極的に自分の立場を明らかにしない人は
多いけれど、この人のように積極的に
グレーを選ぶというのも、私にとっては
なかなかに新鮮な選択でした。
一方で、旗幟鮮明にすることも
相当な覚悟と精神力が必要です。
それをするだけの情熱とメリットがなければ
到底貫くことはできないでしょう。
また、自分の立てた旗がひとたび
誤りだったとなれば、自身が培った
すべての信用や実績なども、
水の泡です。
勢いだけでそうする人も多いかもしれませんが、
息長く続かせるためには、
自分の中で湧き上がる、
それに向かわざるを得ないような
純粋なエネルギーがなければならない
だろうと思うのです。
そして、毎瞬毎瞬、その情熱を更新
し続けないといけません。
それができなくなったときが、
旗印を下す潮時です。
私自身、自分のスタンスを表明するときは、
やはり身震いするくらい恐い、
と思うことがあります。
どれだけ自分の旗印を精査しても、
しきれない時はありますからね。
自身のスタンスを表明した人に対して、
時に激しい攻撃が加えられることも
今の時代は多いですが、
それでもなお私はこれをする、こう思う、
と一人、責任をもって表明した人と
同じ土俵に立って反論するなら、
フェアだけれど、
外野から、無分別に非難のエネルギーを
浴びせるのは、ただの自分の欲求不満の
八つ当たりだろうと思うのです。
様々な不安やストレスが渦巻く社会において、
人々は自分のストレスのはけ口を
無意識にも探し求めているような
気配を感じなくもないのですが、
今を生きるこの自分が、
次の新しい社会を作っていく一つの因子
なのだとしたら、自分が住みたい社会の
因子を体現したい、と思うのです。
なかなか、善良でありたいと思いつつも
どうしようもなく噴き出すヘドロのような
ものもありますが、
それらに揺さぶられながらも、
毎瞬、今ここが自分が生きたい世界だったら
自分はどんな風に振舞うかな、と
想像しつつ、近づけたら、と思います。
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