このブログは大体、夜に書いて予約投稿していることが多いのですが、近頃は虫の声を聞きながらブログを書くことが多くなりました。暑い暑いと言いながらも、季節は足早に秋に向かっているのですね。
さて。よく食欲、スポーツ、勉強の秋などと言われますが、強烈な暑さも落ち着いてくると、集中して何かをやってみようかな、という気持ちになる方もあるでしょう。
私もちょうど新しい勉強を始めたところなのですが、それまでなかなか定まらなかった目標がピタッと定まって、一気に集中できていることに充実感を感じる今日この頃です。
選択の迷いを断って一つに決めることは、このように自分の力を一点に注ぐことができ、それによって目標に向かって行けるわけなので、選択しなかった方に対する「失ったものへの悲しみ」などよりも、本来はずっとエキサイティングで楽しいことのはずです。
けれど、「選択し切れていない状態」だと未練がずるずると尾を引いて、今この瞬間にやるべきことに集中することができません。
失うことは確かに辛いことですが、その辛さも逃げずに引き受けると、悲しみをある程度完了させることができて、未練を引きずることなく今この瞬間を生きることができるようになります。
ここを頭で整理納得して収めないで、ただ感情を感情として、心と身体で生きてみましょう。その方が、ずっと苦しむ時間は少なくなりますし、傷跡もきれいに回復していくはずです。
私たちはとかく、辛い感情を生きること恐れてそれを避けることに躍起になっていますが、感情のエネルギーが自分を通過していくことを止めないでそのまま生きるならば、それは後腐れなく去って行きます。避けることで自分の中に留めてしまい、苦しさが大きなって長く続いているのだということを、どうぞ知ってください。
恐れを受け止めるために、自分が何を恐れているのかを明確にすることは、とても助けになると思います。訳も分からずただ漠然と恐れていると、実際よりも痛みを大きく妄想してしまいがちです。けれど、最悪の状態で起こることが想定できたならば、自分で蟻を巨大なモンスターに作り上げてしまうことも無いでしょう。
たとえば、恋人と別れることを決断できずに逡巡していたとします。そこで自分が恐れているのは何でしょうか?一人になって生きることの孤独や淋しさでしょうか。守ってもらったり支えてもらったりしてきた存在がない心細さでしょうか。それとも、もっと別のものがあるでしょうか。
恐れているものの輪郭が見えてきたら、ちょっと気は重いかもしれませんが、目をそらさずにいれば、それ以上自分で大きくすることはないでしょう。
見えてきた孤独や不安、淋しさといった感情のエネルギーを身体で捉えて、そこに深く呼吸して、命のエネルギーを吹き込んであげましょう。それらの感情の不快な感覚は、命のエネルギーが届いていないため、栄養不足になっているからなのです。
シンプルにこの作業ができれば、不快感は次第に弛んでいきます。
そのプロセスで、ふと忘れていた遠い過去の記憶が浮かんでくることもあるかもしれません。それは幼い頃、独りぼっちで夜、留守番をしていたときの不安感かもしれないし、誰にも心の内を打ち明けられずに耐えていた、あの辛い日々の記憶かもしれません。
そんな時代の自分にも、深く呼吸して命のエネルギーを送ってあげましょう。当時の自分は、きっと息がまともにできていなかったでしょうから。
私たちは感情を生きることを抑圧する時、しばしばこんな風に息を止めてしまうか、呼吸が非常に浅くなって意識が身体から分離していくのですが、ここをしっかり戻してあげると、ちゃんとわだかまったものは解放できます。
だからことさらに感情を恐れないで、シンプルにワークして行きましょう。
イベント情報(詳細はHPへ)**************************
【感情解放ワークショップ ~感情との上手な付き合い方~】
2016年9月14日(水)、24日(土)
基礎10:00~12:00(9:30開場) アドバンス13:30~16:00(13:00開場) 会費 各5,000円
【 満月の瞑想会】
2016年9月17日(土)17:00~20:00 (16:30開場)会費 5,000円(スイーツ付き)
ヒーリングゲート門前仲町サロンにて http://www.healing-gate.com/map1/index.html
お申し込み、お問い合わせはinfo*healing-gate.com(*を@に直してください)までご連絡ください。メールの返信は24時間以内にしておりますが、お急ぎの方は携帯 090-2300-6838まで、非通知着信拒否にしてありますので、非通知設定を解除のうえご連絡下さい。ご連絡先が携帯メールの方は、パソコンからのメールも受信できるようにしておいてください
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます