しろいはね くろいはね

感情解放、ヒーリング、意識の目覚めをキーワードに日々の気づきを綴っていきます

心の根っこ

2019年02月23日 07時00分00秒 | 日記

ある方とちょっとしたやり取りをしていて
ふと思うことがあったのですが、

自分の在り方を明確に表明することって、
すごく大事なことだと思うんですね。

ときにそれは嫌われたりバッシングを受けたり、
不利な状況に追い込まれることもあったりして、
様々なリスクもあるわけですが、

そうすることで、心から応援してくれたり
コアなファンになってくれる人が
出てきたりして、

自分が本当につながっていたい人間関係を
残していくためのふるいにかける、
みたいな意味合いがありますね。

誰が本当に心響く人なのか、
響く素地のない人なのか。

中には、そのことに気づきたくない
という方もあるかもしれません。

ふんわり、何となくつながっていられれば
それでいい。そんなに深いこと追求するのは
したくない。

そういう選択も確かにあるかと思います。

けれど、そういう人に限って、
心の内に耐え難い淋しさを抱えていたり
することがよくあります。

本当に響き合う関係に、
自ら背を向けているからなのでしょうね。

つまり、自分自身に背を向けている。
その淋しさは、そこから来ているんです。

自分をちゃんと見て、向き合い、
抱きしめていく。

そういうことができれば、
その淋しさは癒えていきます。

そして、
深く自身に向き合い続けていけばいくほどに、
自分に嘘はつけなくなっていくし、
純粋な自身のパワーにしっかり
つながれるようになります。

自分の在り方を明確に表明できるのは、
こういう地盤ができているからですね。

逆に言えば、それができないということは、
自分の根っこがちゃんと育ってないよ、
ということなのだと思います。

根っこがしっかりしている人と向き合うと、
私たちは何となくその根っこの確かさを
感じて、不思議とその人の言葉に
信頼感を覚えるものです。

けれど、
そうでない人がいくら同じ言葉を発しても、
根っこの弱さを私たちは無意識の内に感じ取り、
信頼感を抱くことができないのです。

私たちは、見えなくてもそういうところを
ちゃんと読み取っているんですね。

だから、口先だけの借り物の言葉に
薄っぺらさを感じるのは、
そういうことなんです。

その人の心の根っこがどれだけ育っているか。
じ~っと見つめていきましょう。

そして、自分自身に深く向き合い続けること。
自分の根っこが育ってきた分だけ、
相手の根っこの深さに気づくことができます。

人生で様々出会う人の中で、しばしば
「自分の見る目がなかった」と思うような
出会いをすることがあります。

そう言うときほど、自分の根っこを
深~く張るチャンスです。

上っ面の華やかさばかりに目を奪われて、
肝心などこを見ていなかったのか。

そこを見るために、何が足りなかったのか。

自分の内側で直視することが苦手な側面は、
相手の中にも見て取ることが難しくなります。

無意識に目をそらしてしまうのですね。

たとえば、あなたが自身の怒りに蓋を
しているとすると、

相手の中の怒りを恐れて、
直視できないし触れることも
できないのです。

だから、人生はしばしば、否が応でも
見ざるを得ない状況を差し出してきます。

それが、「大嫌いな人」「苦手な人」
という形を取って、あなたの人生に
登場してくるんですね。

自分の周囲にやたらと深い怒りを抱えた人が
現れるということは、怒りをマスターしなさい
という人生からの呼びかけです。

苦手だからと逃げ続けるほどに、
呼びかけの声は大きくなるでしょう。

人生はね、結構スパルタなんですよ。笑

そうやって様々な自身の側面を統合していくと、
相手がどんな反応をしても、それを
受け止められるようになります。

相手が私を嫌っても、憎んでも、
愛しても、無関心でも、

そのことによって自身の内に生じた
あらゆる感情を逃げずに受け止められるので、
問題ではなくなっていきます。

私たちは、相手がどう反応するか
ということ自体を恐れているのではなく、

本当は、自分の内側に生じる
居心地の悪い様々な感覚を恐れているのです。

それに慌てふためいて混乱し、
我を見失ってどうしたらいいのか
わからなくなってしまうのです。

それが嫌だから、相手にはできるだけ
機嫌よくいてほしいと、ありとあらゆる
そのための努力をするんですね。

でも、相手の機嫌を私の望むように完全に
コントロールするなんて、所詮は無理な話。

私たちの内でざわめき立つ居心地の悪さは
その方法では収まりません。

直接的に、自分でそれに責任を取るほか
ないのです。

そうすれば、
私たちは相手を自分のコントロールから
解き放ってあげられます。

自分も楽だし、相手も楽ですね。

そうしたフェアな関係性の上で、
私はこんな人間です。
それでよろしければどうぞ。
と言えれば、いいのではないかな。

淋しさを、相手に埋めてもらう必要も
ないわけですから。

相手に自分の心の隙を埋めてもらうことが
愛だと思っている人も多いけれど、
パワーゲームですね。

あなたはどんな関係性を選びますか?


【イベント情報】*********

●満月の瞑想会
2019年
3月21日(祝木)17:00~20:00(18:30開場)

●感情解放ワークショップ 
2019年
2月2日(土)残席1、9日(土)残席1、13日(水)満員御礼、27日(水)残席1
3月9日(土)、13日(水)、23日(土)、27日(水)
基礎 10:00~12:00 アドバンス 13:30~17:00

●スピリチュアル特別講座⑲
「変化することへの恐れを越えて、
新たな自分に生まれ直していくためのワーク」
2019年
2月6日(水)、11日(祝月)、23日(土)
各回ともに10:00~16:00(9:30開場)

●スピリチュアル特別講座⑳
「自分を信じ、確たる軸を立てていくためのワーク」
2019年
3月2日(土)、20日(水)、30日(土) 
各回ともに10:00~16:00(9:30開場)

詳細はホームページをご覧ください

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