本当の望みを取り戻す

思い描く理想像というのは、
一体どこから来るのか。

自分は本当にそれを望んでいるのだろうか？
ということを精査しなければいけないな
と思うことがありました。

少し前から、自分の心に分離を感じていて、
私は本当に自分が望むことをどこかで
ジャッジメントして、望まないように
抑えつけ、別のものにすり替えている
のかもしれないと思ったのです。

だから、今自分がこう在るべき、
この方向で頑張ろうと思うことは、
「望むべき理想」であって、
「本当に望んでいること」
ではないのです。

ではなぜ、望みをすり替えてしまうのか。

世間的な価値観とか、刷り込まれてきた
こういうのが幸せなんだとかいう理想像
なんかか根深く生きていて、
自分が思うよりもずっと大きな
影響を今だに及ぼしているようです。

つまり、そういう理想像から外れた自分に
やっぱりどこか自信が持てない
というのがあるのかもしれません。

たとえば、
いつも明るく元気に朗らかなのが良いとか、
多くの人に影響力があるのが良いとか、
たくさん稼いでいるのが良いとか、
何か特別な魅力があってキラキラしている
のが良いとか。

あれ～？私ってこんなんだったっけ？
って今更ながらにこんなに人目を気にしている
自分に驚いています。

でも、改めて書き出してみると、
そうでないよりはその方が良いのかも
しれないけれど、正直、どれも
マジどうでもいい。。。笑

素の私は、全くどうでも良くて、
興味のカケラもないのでした。

けれどそれらは、私の中で、
そうしなくちゃいけないもの
という設定になっています。

では、もし人目が無いのだとしたら、
こうすべきという枠もなく、
好きなように生きられるとしたら、
私はどんな風に生きるだろう？
と思ってみると、そこで何だか
抑圧の気配を感じるんですね。

自分が自由に望むことを
どこかでいけないことだと思って
抑えているようでした。

思えば、ヒーリングの探求も
好きなようにやってきているようで、
どこか自分の一部に蓋をして
来ているようにも感じます。

そう感じたので、
じっと自分のハートに心を澄ますと、
まだハートの差し出すものを
受け取れていないな、
というのがわかりました。

私の中で、
最初から望むべくもないもの
として排除しているその望みを、
受け取ることが出来るかどうか。

長いこと、無いことが前提の人生を
生き続けてきたので、
自分が何を望んでいたのかすら
容易に思い出せないような何か。

それをハートの奥から引き揚げていくと、
ハートがイテテテテ…となります。

とは言えそこにアクセスするほどに、
ハートは軽く、自分の中の重たい偽善
のようなものが晴れていくようでもあります。

そこに意識をフォーカスしていると
何度も意識が飛んだりしていたので、
結構強い抵抗がありました。

それでも、自分の本当の望みを
受け止めていく作業は、
失った自分を取り戻していく作業
そのものでした。

ただ私は、この世界の神秘の気配に
触れて在りたかっただけでした。

それを感じながら、
毎瞬を生きていたかったし、
やらなければならないことで
人生を埋め尽くし、
大切な人生の時間をそれで
浪費したくはなかったのです。

たったそれだけのことをしたいだけなのに、
かつてそれをして生きていた時代と
今の私は体の構造が根本的に違うようで、
どうにかしてその構造を取り戻す
必要もありそうでした。

その構造であれば、
ただ在るだけで意識はずっと深く
容易にこの世界の神秘を感じられる
ようになります。

今のままの構造では、
どうやってもそれは無理なのでした。

何となくその構造について思うのは、
エネルギー的なDNAに関わること
なのかもしれないな、と思いました。

何かが大きく欠損しているのです。

そうなったのも色々事情があるのでしょうが、
今は自分の本当の望みを取り戻すことに
フォーカスをしていくことにします。

きっと、必要な情報は必要な時に
開示されるでしょう。

というわけで、
自分の望みを取り戻すワークでした。

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