内なる叡智に対峙する

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さて。

ここのところのセルフワークを通して、
私は自分の在るがままの要素を
無意識にも随分否定して
生きてきたんだな、と思いました。

最近も、私のホロスコープから、
あなたは闘う人だと言われたのですが、
それを聞いて、

自分的には、闘うことは良くないことだ
という固定観念がどこかにあって、
あまり闘ってきた意識がなかったので
ピンとは来なかったのですが、
どこか、ホッとしたものを感じたのでした。

あぁ、闘っても良いのだな、と、
闘うことを素直に認められたからです。

闘うことが自分の中に生まれながらにある
要素であるならば、それを否定することは、
自分の人生を否定することになります。

だから、闘う人だ、と言われたことは、
自分の闘う人生にお墨付きをいただいた
みたいな気がして、祝福だった
ように感じました。

もちろん、闘うと言っても
何でもかんでも喧嘩を吹っ掛けるような
好戦的という意味ではなく、それは
必要なところでは絶対に引かない、
と覚悟を持った対峙だと思っています。

その他、この世界に適応して生きてきた中で、
何となく隠したり抑圧したり、あるいは
はぐらかしてきた要素がこのところ、
あれこれ出てきて、

正直に自分に向き合ってきたつもり
だったけれど、随分と自分を偽りながら
生きてきたことに気づかなかったのだな、
と思いました。

なぜ自分に正直でなかったのか、
その理由を見て行くと、
何らかの価値観から、そう在るべきではない、
そうでない方が良い、と判断して、
自分を矯正しようとしているところが
あるようでした。

得意を伸ばそうとするのではなく、
敢えて苦手を選んで克服するような
選択ですね。

以前、とある方の鑑定でも言われたことがあり、
その時はあまりピンとこなかったのですが、
（このパターン、多いですね。笑）
今にして思えば、なるほど、と納得です。

今は、もう一度自分本来の資質を
素直に伸ばしてみようという方向に
転換しているところです。

自然に意識が向くもの、
好きなもの、つい手を伸ばしているものを
否定しないこと。

好まないもの、その方向に行くのに
努力を要するもの、つまりは
無理をしているようなものは
手離していくことを、
さらに徹底しようと思います。

今までも、随分そうしてきている
つもりではありますが、
まだ微妙に自分を矯正しようとする
癖が残っているので、
さらに注意深く自分を観察して
見ようと思います。

いくら専門家や多くの人たちが
これが良いと言っているものであっても、
それが自分に合うとは必ずしも
限りません。

本当に自分に合うのか合わないのかは
自分のハートに聞いたり、体に聞いたりして
自分軸で判断していくしかないでしょう。

自分の取説は、
根本的には、自分で読み解いていくものです。

そういう観点から言うと、
本当の学びは、知識を暗記するようなもの
ではなく、自分で読み解いていく力を
つけるものだと思います。

自分と対話する方法、
ハートの声を聞き、応え、
フィードバックを得ながら
この世界で自分を表現していく術を
身につけるのです。

自分の中には様々な要素があり、
それを画一的なマニュアルで対応するのは
不可能です。

より深いレベルに掘り下がれば下がるほど、
唯一無二の自分の要素が表れてきて、
それを統合したり、磨き上げて行く
プロセスが出てきます。

唯一無二で在るが故に、
誰もその扱いを説明できる存在は
いません。

ただ、自分の中の叡智が知るのみです。

その叡智が開かれるような対話の仕方を
自分で見つけて行くわけです。

唯一無二の存在である無数の命が
ちりばめられたこの世界というのは、
なんと美しいのでしょうね。

そして、
その内なる叡智が開かれる瞬間の
何と神聖なことか。

誰しもの中に、この神聖な光があることは
紛れもなく恩寵ですね。

尻込みすることなく、
この内なる叡智と対峙されますように。

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