2024年11月12日(火)4日目
モーニングコールは5時45分。私は4時過ぎには起きていました。
ホテルのロビーに集合して、日の出前の6時15分出発です。
熱気球はオプショナルだったので、ツアー27名中20名の参加でした。
添乗員さんが「時間厳守で出発します!」と、前日の夕方宣言されていましたから、
高齢の姉妹も遅れずに来てあり、「遅れたら置いて行くと言われたから」と仰ってて。
「いつも遅れずに来れば良いのに。やれば出来るじゃん。」と言われてる方もおられて(笑)
私は高所恐怖症で高いところが苦手で、熱気球はギリギリまで迷っていました。
でも、カッパドキアにまた行くことは無いだろうし、乗ってみたい気持ちも強くて参加。
佐賀のバルーンフェスタで熱気球を見ることはあっても、乗る機会なんて無いですからね。
旅行会社の同意書⁉にサインをしてから、お迎えのバンに乗りました。
日の出前ですから真っ暗な中を走り、熱気球の乗り場へは舗装されていないデコボコ道で。
到着したら、また熱気球会社の同意書⁉にサインして、軽食&飲み物を貰ったけど、
終わるまでトイレに行けませんから、誰も飲食はしていなかったですね。
熱気球は、風が吹いたり、お天気が悪いと飛ばないので、私たちはラッキーでした。
何年か前にカッパドキアの熱気球が墜落して死亡事故が起きているので、
国の許可が出ないと飛ばせないように厳しく取り締まられているそうです。
直前で許可が下りずに中止になることもあるらしい。
乗船する熱気球を巨大なバーナーで温めて膨らませています。
大きなバスケットに梯子で登り、中へ入りました。バスケットは8つに区切られていて、
1つのボックスに4人ずつ乗り込みました。
バスケットの中にある綱を掴んで座るという、着陸時の姿勢の練習がありましたよ。
着陸時の腰や膝への衝撃を避けるための姿勢らしいです。
乗客31名、操縦士1名、アシスタント1名で出発。
フワッと、いつの間にか離陸していました。
これから離陸する熱気球を下に見ながら、少しずつ上昇しています。
カッパドキアの奇岩絶景を上空から。
デジカメやスマホを落とさないように気をつけながら、動画も撮りました。
ゆっくり回転しながら最高800メートルまで上昇。
「エルジェス山」という富士山と同じような姿の山の横からご来光。
この山は標高3916mで、 富士山より140m高い山です。
カッパドキアの富士山と呼ばれているらしい。
100基くらい飛んでいました。
高度を下げて着陸態勢に入っています。
車の荷台に着陸するようでビックリです。
操縦士さんから着陸時の姿勢は取らなくてもOKだと言われて、立ったままで無事に着地。
腕の良い操縦士さんで良かった。バスケットが横倒しになることもあるそうですから。
地上のスタッフがバスケットを荷台に誘導していましたよ。
他の熱気球も降りてきていますね。
地上で先回りして待っていた添乗員さんに撮ってもらいました。
私は、「一人参加の人」と言われて、外人ペアと一緒に乗っていましたよ。
ツアーの、他2名の一人参加の人は、熱気球はパスされていましたからね。
スパークリングワインの準備がされています。
シャンパンシャワー。
スパークリングワインとジュースがありましたが、スパークリングワインを頂いて。
快晴で気持ちの良いバルーンツアーでした♡
カッパドキアの標高は1000メートルほどあり、朝晩は冷え込みます。
この日の朝の気温は2~3℃でした。
上空は寒いので暖かい服装をと指示されて、手袋と靴下も2枚履いた方が良いと。
ヒートテックの肌着を着て、確り防寒していましたが、バーナーを焚くので温かくて
上空は少し風は吹いていましたけど、それほど寒いとは感じませんでした。
途中で手袋を外していたので、地上に降りてからの方が手が冷たかったですね。
トルコは物価上昇が激しくて、以前は15000円で乗れた熱気球も、
今回は36000円と二倍以上でした。
熱気球を運営する会社は複数あります。値段が安い所は操縦士が未熟だったり、
飛行時間が短かったり、ただ上昇と下降を繰り返すだけだったり、色々みたいです。
乗ってみた感想は、高所恐怖症の私でも大丈夫でしたから乗った方が良いですよ。
安定感があって、全く恐いと感じませんでした。観覧車の方が私は恐いです(笑)
カッパドキアに行って、世界遺産の奇岩絶景を上空から見る熱気球体験も出来て
良い思い出になりました。