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東京ミステリー!○○平団地!

2015年07月24日 | 日記


都内某所にある○○平団地…
ここはかつて「自殺の名所」と呼ばれ
ミリオンセラー書籍
「完全自殺マニュアル」にも登場した
有名な場所だと言われる…

この団地の建設は1970年頃から始まり
72年には入居が開始…
当時はまだ珍しかった高層住宅の街に
その年だけで
早くも五件の投身自殺が起こっている…

しかし容易に侵入出来る公共性からか
その後も投身自殺はあとを絶たず
登下校時の小学生達が
飛び降り死体を目撃する事さえもあり
幽霊騒ぎも度々あった…
77年には父子三人の心中が話題となり
メディア各社に
「自殺の名所」と報道されそして
80年には累計死者が133人目に達した…

多い時は
ほぼ週一で自殺があったとも言われる…

翌81年…
三階以上の共用廊下と各屋上入口には
飛降防止のフェンスが設置され
投身自殺は無くなったものの
皮肉な事に
フェンスにベルトや紐類を巻き付けた
首吊り自殺が多発したという…

しかし中には
フェンスの設置を知らずにやって来た
自殺志望者が
適当な家の呼鈴を鳴らしまくり
玄関が開くや否や
その部屋のベランダへ向け突進し
そこから飛び降りるという事もあった…

だが自殺をするのは
県外や遠方から来る人々達であり
死体を目撃したり
人間が地面に叩きつけられ砕ける音を
何度も聞かされた
団地住民の精神的苦痛は計り知れない…

近年となり
自殺の名所と呼ばれた話も過去となり
平穏な団地の姿をしてはいるが
築40年を過ぎた建物は空室も目立ち
住民高齢化率の高さが際立ってもいる…

建物の入り口に貼られた警告書きには
「関係者以外立入禁止」「110番通報」
と表記されているが
それが防犯上のものなのか
自殺の防止に関わるものなのかは不明…

何れにせよ戸数一万という巨大団地が
自殺の名所と呼ばれた事は
過去において無いのではないだろうか…




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