徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

それはラブアンドピ~スでは無い…

2015年11月19日 | 日記




兎にも角にもこの辺りの
干してる大根の量が尋常じゃ無いマジ話!
聞くところによると
案の定漬け物にしたりもするが
多くは保存の為に干しているとのご回答!
それはまさに冬の風物詩!

そんなこの辺りには
安さで知られる酒屋さんが御座いまして
お値段のほうも「むっつら」安いと
ご近所でも大評判なんで御座いますぞぉ!

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因みに「むっつら」とは
この辺の方言で「とても」の意味らしい…

フォォォォォォォォォォォォォォォ~ッ!

天と地の間には
まだまだ知らない事が山程御座いますぞ!


さてさて…
そんなむっつらした御当地南魚沼ですが
皆様ご存知の通りこの町は
戦国の知将フィンガ~5にも数えられる
あの「直江兼続公」生誕の地!
それだけに時々見かけるゆるキャラは
兼続公を模した「こめつぐ君…」(5歳)

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兼続が見たら確実にキレてもいいレベル!

余談ながら兜の「愛」の飾りは
「love」ではなく
仏教で言う所の戦いの神「愛染明王」か
もしくは軍神「愛宕権現」との噂…
いずれにせよ
師匠上杉謙信が毘沙門天を崇拝した事を
踏襲していたご様子…

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いやぁ~
ラブアンドピースじゃ無かったんですね!
大河ドラマのお陰様で
妻夫木君っぽい印象だったんですけど
本当は気難しい人だったっつう噂ですぞ!
しかも主の景勝は
それに輪をかけた気難しさだったらしく
「生涯笑う事が無かった…」
なんて言われたりなんかしておりますが
我々は楽しく暮らしましょうね♪

話は変わってその夜の事…
雨がザーザーだったので道の駅ビバーク!
テントを張って
沸かした檸檬茶などを飲み寛いでいると
早速お巡りさんが登場!
「早過ぎる!もう通報入ったゲスか?」
なんて聞いてみると
テントが見えたので寄ってみたとのお話…

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赤ちょうちんかよ!ソレガシのテントは!

とまぁそんな
新潟職質第一号のお二人だったんですが
「くれぐれも凍死しないよう…」
なんて薄気味悪い事を言っていましたね…
笑いましたけど♪
しかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~し!
まんざら笑い話じゃ無いのがここ新潟県!
何故なら数年前に
眼前の駐車場で実際に凍死者が出ている
マジで本気の実際話!

さすが越後は舐めてかからない方がいい…


そんな今夜の曲のプレゼントは
ハンバートハンバートが唄うこの名曲…
「おなじ話…」
https://m.youtube.com/watch?v=fN7ggb0686c&itct=CCQQpDAYAiITCJXw7-anMkCFdcQWAodh68GeVIe440P440z440Q4408440I440P440z440Q4408440I&gl=JP&hl=ja&client=mv-google

あ~へぎそば食いてぇ…

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トンネルを抜け薬局の軍門に降るまで…

2015年11月17日 | 日記




トンネルを抜けると、そこは新潟だった…

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出たぁぁぁぁ!
一行目から有名小説をパクった盗作勃発!

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それもその筈
ノーベル文学賞受賞者の文豪川端康成も
当時開通したばかりの上越線に乗り
トンネルを超えて雪国景色を眺めたのが
この水上からの山越えぇ!
それ故!パクるなら今をおいて他に無し!

そんな訳で
旅はいよいよ越後路へと突入の巻!
そして道は一気に激烈下り坂だぁぁぁぁ!

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いやはや待ってましたの下り坂待望論!
なんせ高崎や前橋くんだりは
あれだけ関東平野の端の端にも関わらず
標高はたったの80mそこそこ!
それを一気に1000mまで登らされたもんで
寒いったらありゃしねぇ!
出来れば1mmでも標高を下げたぁぁぁい!

そんな願望を叶えるかの様に
数キロの下り坂を渾身の力で駆け下ると
その先で忽然と姿を現すのは
ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんと!
冬スポーツの一大メッカ
苗場スキーリゾートの華やかさだったぁ!

いやはやホテルや旅館や土産物屋に食堂
スキー用品一式貸出なんかもあって
やがて迎えるシーズンに向け準備は万端!
これは楽しそうだ
金さえあればの話ですがてんてんチ~ン!

そして…
やがて景色は移り変わり再びのトンネル
これは暗くて怖あぁぁぁぁぁぁい!
なんせ歩道が無いんで
挽き肉ミンチにされそうだピョォォ~ン!

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なんて軽いノリで言っていますが
マジの本気で髪の毛逆立つレベルの恐怖!
運転手に気付いて貰えなければ
間違い無くこの世から抹消されますぞぉ!

そんな訳で
空が暗黒に包まれる前に早めのビバーク
「街道の湯」で極楽気分を満喫する…


追伸…
忘れている方々も多いかも知れませんが
ソレガシの咳は
一向に留まる気配を見せず翌日
僅か十数キロ先の南魚沼で再びビバーク!
湯沢では遂に薬局の軍門に降ってしまう…

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気合いでは直らない医学もあるのだと
初めて教えられましたねこの度…
そしてその時の薬剤師の女性は
若くて博学で可愛らしくいい匂いがした…

しかしこの出逢いが
後の運命をあれだけ変える事になるとは
この時はまだ知らない二人であった…



そんな今日最初の曲は
倉橋ヨエコさんが歌う「薬箱」どでやんすぅ…
http://m.youtube.com/watch?v=cPifZUqs6XY&itct=CBQQpDAYCCITCN7W_bS8lskCFYl4WAodPo0FVFID6Jas&gl=JP&client=mv-google&hl=ja





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砂上の楼閣「宮下パークの夜は更けて…」

2015年11月15日 | 日記
渋谷を離れて二週間…
ひとりで居るのは慣れてるつもり
だったはずなのに
みんなの顔を思い出すと
なかなかどうして懐かしいものだ…

ひとりひとりは決して善人ではなく
だからと言って悪人でもなく
でも今になって
みんないい奴だったと思えるのは
多分毎日が楽しかったから…

思いもよらぬ長い寄り道だったけど
仲良くしてくれた路上での時間
みんな本当に
お世話になりましたあああああ~!

自分に正直な人達へ
本当に本当に本当にありがとう…
そしてケン坊、本当にありがとう…

いよいよ関東を抜けるけど
またいつか東京に遊びに来てやるぞ!

みんなの写真は載せられないが
サヨナラ代わりにビレストの名曲を♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「Washinton square」village stompers
http://m.youtube.com/watch?v=aV_F3B3AVPE

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さよなら関東!ものや悲しき風の唄…

2015年11月15日 | 日記




町内放送が時を告げていたのは確か
午前6時か6時半か…
鍋に火をかけて饂飩を放り込み
適当な葉野菜と
ありったけの天かすをぶち込んで
腹の中にかきこむ…
朝の天かすは何故か
少しだけだけどテンションが上がる…

そんな訳で今日も元気に参りまひょ!
ドンドコドコドコ!ドンドコド~ン!

とは申しましても
長引く風邪の御陰様にて現在超病弱!
それに関しては
現在日本でも屈指のレベルで御座候…

さて…
そんな無駄な事に自信を持ちながら
いざ出発…

ところで…
猿ヶ京の朝の寒さはいささか激ヤバ!
持ってる服は全て着込み
歩けば暖かく止まれば寒いどうして?
そんな温泉街に手を振りながら
昨日は鮮やかだった紅葉も
打って変わって寒々しさが甚だしい…

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仲良しの友達が転校した様な心持ち…
悲しくないですか、人生って…

そんな落ち葉の積もる三国の旧街道…
その傍らに建つ石面には
「町野久吉墓」と堀り刻まれていた…

それは幕末戊辰戦争にて
この地で官軍を迎え撃った会津軍の
守備隊副将の名前…
その軍の数は百四十
対する官軍勢力千二百余り
その数およそ8.571428571倍!

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全然およそじゃ無いんですけどもぉ!

そんな軍勢に
三方から攻められたまらず後方撤退…
翌日朝の霧の中を
久吉以下数名の若武者が切り込むが
奮戦の末
銃弾数発を受け壮絶な戦死を遂げる…
享年十七歳…

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悲しいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ~!

恐らく幕末に
会津ほど多くを失った藩は多分無い…

そんな古戦場の
両軍全ての犠牲者に手を合わせつつ
道はさらに上へ上へと続く!
そして歩くにつれ標高を重ね
吐く息の白さも尚更々に白みを増す…

体も寒いが懐具合も超寒い…
更にはギャグまでもが寒いそんな中
やがて見えてきた三国トンネル…
それを越えればそこはもう越後新潟
少しジャンプすれば日本海も見える…

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いやいや、さすがに見えないでしょ!


そのトンネルの中ほどが両県の県境
そして関東の道はこの場所で費える…
うっかり長かった関東ですが
ここから先は
冬に追われて南へ南へと逃げる予定…

関東で御世話になった方々
そして惜しくも擦れ違いだった方も
皆がみんなありがとう御座いました…

それでは今日も
素晴らしい一日で御座いますように…

次回は新潟県からお送り致しま~す!




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肩までボチャ~ン!温泉街の夜は更けて…

2015年11月14日 | 日記




沼田公園でさわやかに目覚めると
まだ鳥も目覚めぬ早朝フォ~オクロック…
「あと5分…」
そう思いながら次に目を開くと
既に散歩の人々が徘徊をしまくっている
午前7時過ぎ…
「面舵いっぱぁぁぁぁぁぁぁぁ~い!」

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まぁ俗に言う「寝坊」ってヤツですかね…

いやぁそれにしても
もの凄く晴れてるのにもの凄く寒い何故…
あんなに暖かかった関東平野が
もはや思い出ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

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とかって言ってもしょうがないので出発…

因みにこの辺り
歴史的には越後上杉氏と小田原北條氏の
争奪戦が繰り広げられた場所…
そしてこの名胡桃城が
「小田原征伐」の原因ともなったマジ話…

しかしそれはいつかゆっくり語るとして…

ところのところで皆々様方
景色は滅法矢鱈とのどかになって御座候…
色づく山々を眺め
空に揺れる白い雲を追いかけ
川のせせらぎに耳を澄まし
小鳥たちの歌を聞いたりしながら
道端にいたカマキリに声をかけてもみる…
「最近どう…」

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しかし!危うく踏みそうだった危機一髪!

ところが…
のどかだと手放しで喜んでもいられない!
と申しますのは
三国峠10km手前にローソンがありまして
その先コンビニがあるのは
なんと30数キロも先という天文学的距離!
それだけに
何食分かの食料を積んで歩くことになる…

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えええええええええええぇぇ!六輔ぇ~!

余談ながら
食料を買い込んだそのローソンを起つ時
二人の女性店員さんが手を振り
「頑張って!」の声援で見送ってくれた…
とても優しい人たち…

そんな二人の姿は
忘れてた大切な物を思い出させてくれた…

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買い物した時
ポンタカードを出すの忘れていましたぁ!
「せっかくいっぱい買ったのに(号泣)!」

因みにソレガシ
まだまだ咳が留まることを知らないので
かなり沖田総司な感じですが
幸いな事にこの街道は有数の大温泉地帯…
その温かいお湯に
今日もこの命を繋いで貰ってるマジの話!

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地球の鼓動に感謝感激!超奉ってま~す!

そんなこの日の宿営地は
その大温泉郷のひとつ「猿ヶ京温泉…」
ウッキィィィ~!
ここはその名の由来ともなる
「猿の恩返し」話が伝わっておりますが
ありがちな話なので
残念ながら割愛キャッツアアアアァ~イ!

そして夕暮れ迫る頃
町の公衆浴場へお邪魔させて頂きマンボ…
そこは街の方々が共同運営され
湯も年寄り好みのかなり熱めな激烈設定!

それだけに人々は
熱湯コマーシャルが滅茶苦茶強そうだが
よくよく見てるとみんな
歌舞伎役者の様な顔で耐えて忍んでいる…
どうやらやっぱり熱いらしい…


その夜僕は
「目の薬師」の横で眠りに吸い込まれた…
それが群馬で最後の日
そして温泉街の夜空は静かに更けていく…