アメリカ生活の想い出

1987年から5年間アメリカで過ごし全く英語が出来ないのに、地元のお年寄りと知り合い学び楽しく過ごした記録です。

Who are you ?

2009-01-15 11:38:19 | Weblog
シニアセンターでは毎年決まった行事があり、その一つにピクニックの集いがありました。
昔の人がピクニックに行くときにかぶっていた帽子を皆さんが色々と工夫して被り、誰がピクニックに行く雰囲気を作りだしているかを競いました。

またが参加した行事に、ハロウィンパーティがありました。
シニアの皆さんが意匠を凝らし仮装して会場に集まりました。当時日本から娘が来ていたので、二人で仮装して会場に入りました。

「Who are you ?」 「Who are you ?」 とあちこちから声がかかってきました。
ルビーさんが寄ってきて「マサコでしょう」とすぐばれてしまいましたが、仮装することは自分自身の気持ちを高揚させ楽しい気分にさせてくれました。
仮装している人は褒めあったり、笑いあったりして楽しそうでした。
その中で、真っ黒い衣装を着て背中を大きく曲げ、ゆっくりと歩いて仮装しているおばあさんがいて本物の魔法使いみたいでした。
本当にそっくりだったので笑いながら見ていたら、あまり見るなと、怒られてしまいました。

そのうちに社交ダンスが始まりました。
私の娘は会場の中で一番若いので、すぐに、ご年配の男の人に誘われダンスを一緒に踊り始めました。
仮装していない人もパーティーに参加していました。
ダンスのあと、仮装した人達が会場の中央に円を描くように周りはじめました。
その中から仮装大賞が決まるのでした。
インディアンのかっこうしている人、王様のかっこうしている人、鼻を高くしてピノキオの顔をした人、豚の顔をしている人、それぞれ仮装して楽しそうに歩いていました。

私はそれには参加しなかったので写真を撮ってから途中で退場しました。